ネイ・モー・ハンは『重戦機エルガイム』の登場人物。
ネイ・モー・ハン | |
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登場作品 | 重戦機エルガイム |
声優 | 竹内久美 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | ペンタゴナ星系人 |
性別 | 女 |
年齢 | 21歳 |
身長 | 185 cm |
所属 | ポセイダル軍 |
軍階級 | 13人衆第4席次 |
概要編集
13人衆の一人で、ギワザ・ロワウの愛人でもある。オルドナ・ポセイダルからの信頼も厚く、HM・オージェを貸し与えられている。
戦士としての能力は高く知略にも長けており、何度もダバ・マイロードと反乱軍を追い詰めるが、激昂しやすい性格に加えて乗機のオージェに気を使うあまり、今一歩のところで止めを刺し損ねている。
ギワザの命を受け、フル・フラットの造反をポセイダルに直訴しようとするが、逆にポセイダルの取調べを長期間にわたって受けた挙句、ギワザ暗殺の密命を言い渡される。彼女にそれを実行するつもりはさらさらなかったが、ギワザのもとを離れすぎたことが彼の不信感をかい、戻ったネイを待っていたのはスパイの烙印と処刑命令であった。愛していたギワザのその仕打ちに怒り、彼に一太刀浴びせんと襲いかかり、腕一本をとったものの返り討ちにあう。
なお、そのキツい言動や顔つきのせいで年かさに見えるが、これでも21歳であり、アイスクリームを嬉々として頬張ったり化粧用具を肌身離さず持ち歩くという女性らしい一面もある。また、スミレ色の髪の毛は染めたもので、本来の髪の色は茶色である。
登場作品と役柄編集
旧シリーズ編集
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。本作ではギワザの部下のまま、ポセイダルへの反乱に参加する。オージェもポセイダルに返していないので借りパクしている。
- スーパーロボット大戦F
- 声が入った。今作以降竹内久美氏の新録は行われておらず、最新作まで一貫して本作で収録されたボイスが使用されている。
- 序盤~中盤にかけて幾度となく戦う事になるので、副官共々しつこい印象を持ったプレイヤーも多い事だろう。強敵だが、倒せば質の良い強化パーツやオージェの高額な獲得資金を得られる事からありがたい一面も。特にスーパー系における初登場時の高性能レーダーやジャブロー攻略時のミノフスキークラフトは、撤退されて取り逃す事のない様にしたい。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『F』に続きオージェに乗っている。『第4次』同様、反乱時も借りパクしている。ギワザが戦死すると精神コマンドを使用、その後もターン開始毎に使う様になり鬼の様に暴れ出してしまう。ネイの方から先行する関係上そうそう起こり得ないが、速攻でシナリオクリアを目指す時等は注意したい。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 乗機はオージェ。裏切られることもなく最後まで、ギワザに従っている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC
- 一貫してギワザの部下。例によってオージェも借りパクしたまま。
- スーパーロボット大戦XO
- ヘッケラー、アントンとの合体攻撃がある。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第2章の終盤にサージェ・オーパスの艦長として登場。顔見せ程度だが、辞典には乗機のサージェ・オーパスと彼女も共に登録される。以降、艦長やオージェで数度登場し、スヴェート戦で戦死。
- スーパーロボット大戦30
- 原作同様にギワザの部下。
- かなり序盤から登場し、強敵ではあるがそれ以上にオージェの獲得資金が魅力的。スーパー系で囲んで一気に倒すのが良い。
- エルガイム関連サイドミッションと条件をこなし続けると、何とSRWで初めて味方になる。展開の通り「愛」が「熱血」に弱体化されてしまったが、その初期スキルラインアップと強力なエースボーナスが依然として頼りになる。会話パートの出番が多く、ダバ一行やシュラク隊にも馴染んでいる。
- 味方になった為、『F』時点で既に収録済みのギワザ関連台詞が特殊戦闘台詞に昇格された。
- てかげんを持っているため[1]、オージェからエルガイムMk-IIやアシュラ・テンプルに乗せ換えるとスザクやキリコといった残りHPを条件とした特殊スキル持ちを使いやすくできる。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
関連作品編集
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊技能(特殊スキル)編集
エースボーナス編集
- 最終命中率、最終回避率+20%。搭乗機体の移動力+1。
- 『30』で採用。クセがなく優秀なボーナスだが、いかんせん機体に恵まれないのが難点。
人間関係編集
- ギワザ・ロワウ
- 愛人だったが、ポセイダルの元に長期間留め置かれた事で裏切られたと誤解され、それが元で命を落とす。
- オルドナ・ポセイダル
- 主君。彼女への反乱を企てるギワザの命により、彼女の下へ派遣される。ギワザにひたむきな情愛を見せるネイに、彼女はかつての自分を見ていた。
- ヘッケラー・マウザー、アントン・ランドー
- 部下。ポセイダルの下から帰還した際、彼らから銃を向けられる。
- ギャブレット・ギャブレー
- 部下。ネイもまた、彼を「ギャブレーくん」と呼んでいる。
- ダバ・マイロード
- 戦場で何度も対決。第12話で生身で対決した際は、ネイに「女狐」の妖怪のイメージを感じ取っている。
- 『30』で仲間になると彼の器を認めるが、「清く正しく美しく、そして強く」では三角関係に対して非難する。
- マーハル・セヌーマ
- 13人衆の一人。TV本編では絡みは無かったが、OVA版で彼女とタッグを組んでプロレスをやる羽目に。
他作品との人間関係編集
- ゼブリーズ・フルシュワ
- 『F』では協同相手だが、馬が合わないのか顔を合わせる度に「手出しはするな」ときつく当たる。一方でゼブからも、ネイ達が守備していたジャブロー地上が突破された際は「地上の奴らが不甲斐ないのか」と謗られていた。
名台詞編集
- 「この……女の顔を!」
- 第12話でオージェの顔をエルガイムに踏み台にされた時の台詞。
- 「素顔の私は見られないだろう…?」
- 第13話でシャワー直後にスクランブル出撃することになった際、ギャブレーに化粧道具を持って来させたときのセリフ。ギャブレーならずとも「そんなことはない」と言うであろうが、こういう時であっても身だしなみに気を遣っているのが分かる。
- 「たかが、女一人を……そんなにも信じられないのか!」
- ギワザの処刑命令を受けて。
- 「ギワザめ……私の痛みの、万分の一でも感じさせねば……!」
- 「ギワザ…思い知れェェ!!」
- ギワザに一太刀浴びせんとした時の台詞。『F』シリーズは事典台詞、『30』では対ギワザ戦闘台詞として使用された。
- 「Mk-IIめ…じゃ、邪魔をしおって…」
- ダバのエルガイムMk-IIの攻撃により艦内が揺れ、ギワザに切りかかり左腕を落とすもギワザを仕留めそこない、ギワザの配下に撃たれ死亡する。この台詞が愛する者の為に戦い続けた彼女の断末魔となった。「女であり過ぎて男に接するから死に目に遭う」と、オルドナ・ポセイダルは語る。
スパロボシリーズの名(迷)台詞編集
- 「そろそろとどめといくかい!」
- 『F』シリーズの戦闘台詞の一つ。『30』ではセイバー(オージェ)の通常カットイン台詞として多用され、旧シリーズよりも印象的となっている。
- 「何だいありゃ? 敵の新兵器か!?」
- 『F』「使徒、再び」でシャムシェルに出くわして。新兵器だとしても、地球連邦やロンド・ベルにはあまりにも似つかわしくない。初めは邪魔になるなら叩き潰すだけと高を括るものの、正体不明の相手と戦うのは不利と判断し撤退する事に。
- 「ギャブレー、張り切るのは良いが、調子には乗るなよ。それと、あの使徒とかいう化けもんに手出しは無用だ。ほっとけばいい」
- 『F』「標的はロンド=ベル」または「ロンド=ベルへの刺客」での台詞。この時点でネイがどこまで使徒について知り得たのかは不明だが、突如現れた初めて見るタイプの戦艦に通信にも応えず攻撃を加えていた別の13人衆に比べれば大分冷静な対応と言える。
- 「なかなかいいタイミングだよ、ギャブレー。見直したね」
- 『F』「ジャブロー侵入(前)」で増援に駆け付けたギャブレーへの台詞。この後のシナリオでもギャブレーがロンド・ベルの狙いを看破すると素直に褒める会話もあり、本作でのギャブレーとの関係は原作に比べ良好と言える。
- 「なんだって!? この私が、こんなやつに…嘘だ、嘘だ! 嘘だっ!! ギワザ様ぁぁぁぁ!!」
- 『F完結編』「崩壊の序曲」または「翻る叛旗」での今際の台詞。敗北を受け入れられず取り乱して戦死してしまうが、これでも原作の様にギワザに捨てられて処刑されるよりは救いのある散り際である。
- 「…その申し出には感謝する。だが、私は過去を振り切る事は出来ない…」
「今、私の心を占めるのはギワザ・ロワウへの怒りだ!!」 - 『30』のサイドミッション「マイ・ラブ」より。ドライクロイツ女性陣の説得を受け、ネイは戦う意志を取り戻した。
- (さらばだ、ギワザ…。これでお前の事は完全に忘れよう…)
- 『30』のサイドミッション「カウントダウン」より、ギワザ撃墜直後の心中にて。
- 「語るに落ちたな、ダバ。お前も女の気持ちをもてあそぶ男だったか」
- 『30』のDLCミッション「清く正しく美しく、そして強く」より。男性陣が過剰に攻撃されるギャグシナリオとはいえ、ネイが言うとシャレにならない。