移動タイプに「空」を持つ(シリーズによっては空への移動適応がある)ユニットが地上と月面で空中に浮くこと。また月面などは移動タイプに宇宙しかないユニットもこれが可能な場合がある。これにより障害物の有無に関係なく移動力そのまま動けることが最大の利点であり、いち早くユニットを戦場に投入できる。 また地上専門ユニットの一部武装(格闘や剣などの相手に近づく近接系など)の対象外になる。
『スーパーロボット大戦Z』では「空中ユニットは毎ターンENを10消費する」という仕様となり、飛行によるEN消費を避けるため、あえて地上に降ろすという戦略が生まれた。強化パーツ「ソーラーパネル」を装備することで空中でのEN消費をなくすことが可能。 『スーパーロボット大戦EX』では凶悪な対空特性攻撃があり、『スーパーロボット大戦NEO』及び『スーパーロボット大戦OperationExtend』では飛行移動は地上移動の3倍のEN消費があり、此方の作品でも対空(対宙)特性攻撃があることから、無闇に飛行移動を行うのは拙策といえる。
なお原作で飛んでいないのにゲームでは飛ぶ、逆に原作で飛んでいるのにゲームでは飛べないユニットも中には存在する。同じユニットでもシリーズごとに飛行可能かどうかが違うこともある。
飛行可能にするための手段
移動タイプに「空」を持たないユニットを飛行可能にする手段には、以下のものがある。
- 強化パーツの装備
- 「ミノフスキークラフト」「ミノフスキードライブ」「フライトユニット」「リフターモジュール」「フライトモジュール」「テスラ・ドライブ(及び同S)」を装備することで飛行能力を得る。
- リフター機能
- この能力を持つユニットを小隊に入れることで、他ユニットも飛行能力を得ることができる。現時点で所有しているのは「スーパーロボット大戦Z」のダイターン3の変形形態「ダイファイター」のみ。
- 母艦に格納する
- 母艦の多くは飛行ユニットであり、地上用ユニットを母艦に格納することで障害物を回避する。
ただし、艦載ユニットは気力が減少するというペナルティを受ける(例外はNEOおよびOE)。近作では気力が100未満にはならないので、初期出撃時にいきなり搭載して移動するのが有効。
例外
- LFO / KLF
- 交響詩篇エウレカセブンの同名ユニット群が持つ能力。飛行ユニットに対する毎ターンのEN消費が起こらない。