レザリオンは『ビデオ戦士レザリオン』の主役メカ。
レザリオン | |
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登場作品 | ビデオ戦士レザリオン |
デザイン | 村上克司 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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型式番号 | RX-8 |
全高 | 35 m |
重量 | 200 t |
最高速度 | 無限 |
開発 | 物質電送装置 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | 香取敬 |
概要
敬がプログラミングしたゲーム用のロボットデータとブルーハイム博士が作り上げた物質電送装置で日本に電送されるはずのアメリカ製新型ジェット旅客機が事故によって混線し、電子分解された旅客機を材料として実体化。誕生した巨大ロボット。
反乱軍の戦闘ロボット、ブラックベアーと比べても段違いの性能を誇っており、ゲームの経験しかなかった敬でも十分に戦うことができた。その活躍は目覚ましく、地球の人々の希望の象徴となっていった。
敬の作ったデータが実体化したため、その性能を把握・使いこなす事は敬にしかできない。
機体外部には内部へのハッチの類が存在せず、「テイクオフ」の音声コントロールで内部の操縦席に乗り込む。パーツがレーザーファイターへと合体して現地へと出撃後、「マトリクス・イン」の掛け声で電送された外部フレームへと12個に分割されたブロック構造の内部メカが合体して完成する[1]。
操縦に操縦桿はほとんど使われず、主にキーボードによる入力とスイッチ類で操作する。形式番号はRX-8。[2]機体の命名は活躍を見たブルーハイム博士によるもの。
最大の特徴はパイロットごと原子単位に分解した後通信回線を使用し瞬時に移動、再構成を行う『超電送システム』。これにより瞬時の移動や武器の転送が行える他、敬による音声コントロールで内部メカが分離・合体し、レーザーファイターやレーザータンクに変形することができる。[3]
ただし、下記の欠点も存在する。
- 電送できる最大距離は地球から20万キロまで[4]
- レザリオン自身のエネルギーが尽きると、電送不可能となる
- 電波が届かない場所には出現することができない
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年2月のイベント「幻想の中へ」より実装。SSRシューター。
- 2019年8月のイベント「夢があるから頑張れる」にて大器型SSRブラスターが追加。
- 各タイプともボス戦時に自軍全体の与ダメージをアップさせるアビリティを有するため強敵イベントのDPS上げ要員として重宝される。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ビームバズーカ
- 手持ちの射撃武器。両手で構えて扱うことが多い。
- 『X-Ω』では通常攻撃として採用。
- レーザーソード
- エネルギー剣。敬が剣道部所属ということもあって、序盤は必殺技としても使われていた。
- エリック・シッドとの再戦時には宮本武蔵の伝記からヒントを得て、二刀流を披露した。
- レーザーカッター
- 手の甲から、円盤状のカッターを放つ。
- レーザーロッド
- 手持ち部分からレーザーの鞭を作り出す。
- ワイヤーシールド
- 格子状のエネルギー光を放ってバリアーにする。敵を包み込んでそのまま破壊する他、第10話では連邦軍主要人物の暗殺を狙った爆弾から周囲を守った。
- スモークバスター
- レーザーバトルギア装着時に使用。両肩から煙幕を放出する。
- リフレザーシステム
- レーザーバトルギア装着時に使用。受けた相手のレーザー攻撃を跳ね返す。
- ソーサ―シューター
- レーザーバトルギア装着時に使用。青い光弾を拡散して発射する。
強化装備
- レーザーバトルギア
- 第28話より登場。ギャリオ・サバンに対抗するために開発された強化装備であり、武装も大幅に増える。
- 「レーザーバトルギア」の音声コントロールで操縦席に現れる操縦桿を握ることでレザリオンの頭部・胴体・両手・両足に電送され、完成する。
- その装甲は一度はレザリオンを貫いたギャリオ・サバンの攻撃を防げるほどの防御力を持ち、装着すればジャーク帝国の戦闘ロボットとも互角以上に戦えるようになる。
- しかし長時間稼働させられるだけのエネルギーが無く、ここぞという時にしか使用できない欠点があった。
- 玩具では装着時の名称は「フルアーマーレザリオン」とされた。
必殺技
- レーザーハンドパワー
- 両手を合わせ、レーザーを相手に向けて放つ。
- レーザーファイヤー
- 機体を炎のようなエネルギーで包み、相手に体当たりを行う。
- ツインソードクラッシュ
- 二刀流による剣技。エリック・シッドとの再戦時に決め技として使用した。
- サンダーパンチ / サンダーキック
- 徒手空拳による殴り合い。
- ショルダーアタック
- レーザーバトルギアの右手上に円盾を電送し、相手に体当たりする。
- サンダードリル
- 高速回転して体当たりをする。
- 『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルとして採用。
- 電送アタック
- 超電送システムで瞬間移動を行いながらレーザーソードで斬りつける。
- 『X-Ω』ではブラスタータイプの必殺スキルとして採用。原作で印象的だった電送の効果音もしっかり再現されている
移動タイプ
サイズ
- M
脚注
- ↑ この際エネルギータンクが存在する胸部メカが妨害などによって合体できないと、出力が1/3に下がってしまう事がデビットの分析で判明している。
- ↑ 第1話での調査時。おそらくは敬がロボットデータに入力していたものと思われる。
- ↑ これは電送実験の話を聞いた敬が、ゲームに使えると思って意図せずロボットデータに電送システムを組み込んでいた為でもある。
- ↑ ミラクルベース側の電送装置の出力限界によるもの。第15話でレザリオンが月面で単身危機に陥った際は、東京中の電力を装置に集めることで一時的に出力を上昇させて救出した。