ジャイアント・ロボ

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ジャイアント・ロボは『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』の登場メカ

ジャイアント・ロボ
登場作品 ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日
デザイン 小林誠
初登場SRW スーパーロボット大戦64
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 汎用型巨大ロボット
型式番号 GR-1
全高 30 m
重量 1,500 t
動力 原子炉
出力 108万馬力
推進機関 ロケットエンジン
最高飛行速度 545 km/h
装甲材質 G型特殊合金
開発者 草間博士
開発 BF団
所属 国際警察機構
遠隔操縦者 草間大作
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概要

草間博士が作り上げた「GR計画」の3体のロボットの1体で、陸戦用の機体。操縦者の草間大作はもっぱら「ロボ」と呼んでいる。

元々はBF団のロボットだったが、自分の過ちに気付いた草間博士はBF団を離反し、息子である大作少年にジャイアント・ロボを託し、この世を去った。

動力源はシズマドライブではなく、過去の遺物として廃棄された「原子力」を使用している。その為、BF団の大怪球フォーグラーによるバシュタール現象(シズマドライブ停止現象)の中でも行動が可能だった。ただし、原子炉の危険性を考慮して封印処分を受けたこともある。

操縦者(大作)が生命の危機に陥ったときに自動で出撃し、通常の50倍以上のパワーを発揮する「オートガード回路」を備えている(ただし長引くとオーバーヒートで停止する)。このことから潜在的なスペックは非常に高く、聖アーバーエーでの大怪球との最終決戦では暴走したシズマ炉心の余剰エネルギーを全て取り込み、凄まじい程のパワーアップを遂げた(SRWでは再現されてない)。

実は、右足に緊急避難スペースがあり、数日間であればそこで生活が出来る様になっている。目から涙のような二次冷却水や、鼻から鼻血のようなガソリンを出す事もある。

大作の腕時計型操縦機からの命令で動くが、細かな部分は自己判断を行っている。更に大作の声紋がインプットされている為、彼以外の命令には従わない。大作は通常ロボの顔側面にあるはしごに掴まっていて普通に考えれば振り落とされてしまいそうだが、どうやって安全を確保しているか、またどんな安全装置があるのかは不明(一説によると大作の握力が凄いとも噂されている)。

ちなみに作中後半で肩に氷のような物体がつくが…

登場作品と操縦者

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
『64』にはなかった「全力パンチ」が追加。射程は1しかないが最強武器にも関わらず弾数もENも消費せず、攻撃力も加入時期にしては高いという優秀な武器。射程の長い武器も持っているので遠距離にも対応できるが、攻撃力の高い射撃武器は弾数が少ない。
しかしパワーアップイベントが一切ないため後半に行くにつれて攻撃力が物足りなくなり、更に大作が防御系の精神コマンドを一切習得しないため、終盤のボスクラス相手は厳しい。他に多くの強力なユニットが加わるため、終盤は出撃機会が少なめか。一応装甲をフル改造して、イナーシャルキャンセラーを持たせたらやれないこともない。
使っていくなら、やはり威力・燃費・命中に優れるパンチ/全力パンチを主軸にしていこう。この威力で消費ENなしは他スーパーロボットには殆どない本機の強みである。また、典型的スーパーロボットとしては数少ない広範囲マップ兵器を持ち、大作も努力を習得するので、終盤ではこの2つを活用して一気にレベルを上げる事もできる。
イベント面では、本機の重量によりアポリー・ベイロペットからアーガマの底が抜けるのではと危惧されたことも。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
空の地形適応がBからA、武器性能が大幅に見直されており、PS版よりかなり戦えるようになった。全力パンチもENを40消費するようになったが、攻撃力が強化され、必要気力が130から120に改善された。

単独作品

スーパーロボット大戦64
初登場作品。顔の横に草間大作が掴まっており、宇宙や水中で出撃すると宇宙服を着ているグラフィックに反映される。射撃武器ばかりで格闘の方が高い大作の能力を生かしきれていない。ロケットバズーカをフル改造すると全弾発射が追加されるが、ガンダムヘビーアームズカスタムのそれと同様に使用後は全弾数がゼロになるためこれも使いにくい。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘(64) / パンチ(α)
敵機に肉薄し、巨大な拳を振りかぶって叩きつける。ジャイアントロボの代名詞。

武装

小型ミサイル多連ランチャー
胸部に装備した小型ミサイル発射機。
スポンソン砲
腹部に装備された四門の80mm砲。
大型ミサイルランチャー
肩部に装備した大型ミサイル発射機。
『α』では唯一の移動後攻撃可能な有射程武器なので進撃戦で使用する機会も多いと思われる。
ロケットバズーカ
背部に取り付けられた2基のロケットのうち片方が肩の上にせり出し、その先端が変形して砲口が開き、バズーカ砲になる。ただし実体弾を撃つのではなく、ロケットの噴射炎と思しき高熱源のエネルギーに指向性を持たせて敵に発射するという形式。
SRWでは弾数は3発と少ないものの、気力が上がった後の遠距離攻撃手段として有効。
ロケットミサイル(64) / ロケットバズーカ射出(α)
肩の上にせり出した片方のロケットを、砲口を開かず、そのままバーニアを噴射させてミサイルとして撃ち出す。当然片方のロケットはなくなるが、劇中では飛行能力が下がった様子は見られない。
SRWでは1発しか使用できないため、ここぞという時に。また使用してもロケットバズーカが使用できなくなるわけではないので安心。

必殺技

全力パンチ
『α』から追加。拳に全力を込めてぶつける。DC版では2回パンチした後、さらに強力な一撃を加える。
全弾発射 / 一斉射撃
全砲門からミサイルを一斉に発射する。方向指定タイプのマップ兵器

移動タイプ

飛行可能。但し劇中では余り自由自在に飛べたとは言いがたく、長距離移動は輸送機にしがみついて行っていた。その再現か『64』や『α』では空適応は低め。

サイズ

M
『64』。
L
『α』。

機体BGM

「出撃!その名はジャイアント・ロボ!」

対決・名場面など

維新竜・暁
ウラエヌス
シズマドライブが動力としてすべて使用不可能な中、何事もなく稼動した事でロボの動力が原子力で動いている事が判明した。皮肉にも、世界の脅威となるゆえ廃止された原子力が世界を救う切り札となる。
対大怪球フォーグラー

関連機体

GR2、GR3
GR計画で生まれた兄弟機。後者はSRW未登場。

余談

  • SRW中でシズマドライブ関連のイベントが再現されたことはないため、原子力駆動がアドバンテージになったことはない。
  • 特撮版『ジャイアントロボ』に登場の同名ロボはプロポーションがかなり異なっている(特撮版はアニメ版よりスリムな造形)。また、有名な「マ゙!」の起動音は実写版のみ。
  • 『超電動ロボ 鉄人28号FX』(SRW未参戦)の第36話「復活!エルビス兄弟」にて主人公機・鉄人28号FXが偽装した姿がアニメ版ジャイアント・ロボそっくりであった。だが画面に登場して間もなく正体を明かされ、一歩でも動く姿を見せぬままハリボテは放棄された。

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