ランバ・ラル隊とは、『機動戦士ガンダム』に登場した部隊。
一年戦争時、ジオン公国軍における宇宙機動軍所属の部隊としてジオン軍大尉の「青い巨星」ランバ・ラルが率いた部隊を指す。
経歴
作中においてはザンジバルを母艦として、ガルマ・ザビの仇討ちの為にホワイトベース隊追撃の任務を担った。しかし、ホワイトベース隊との交戦でグフを初めとしたモビルスーツを失う。新型MSドムの補給が滞った事もあって得意のゲリラ戦でホワイトベース隊に白兵戦を仕掛けるが、失敗に終わり隊長のランバ・ラルは死亡。
その後は彼の内縁の妻であるクラウレ・ハモンが、残党を率いて再びホワイトベース隊に挑むも全滅した。
総評
上層部から存在を疎まれ危険な任務を背負わされた、という点においてランバ・ラル隊は追撃目標であるホワイトベース隊と皮肉にも共通している。その意味で言えば、ホワイトベース隊との度重なる交戦は、境遇が似た者同士の死闘であった。
登場作品
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 第4次スーパーロボット大戦
- DC残党に所属。有名パイロットでは、ラルとハモンの他にクランプが登場。
- スーパーロボット大戦F
- スーパーロボット大戦F完結編
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 一年戦争後も存在。
携帯機シリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 一年戦争に沿った序盤半ばから登場し、原作通りラルが戦死した後追撃してくるが、宇宙に上がった後のソロモン戦や終盤のア・バオア・クー戦にまでやってくる。
- スーパーロボット大戦OperationExtend
- 第1章から登場。ラル・ハモン・コズン・アコースの4人全員最後まで生存する。