ソリスとは、『スーパーロボット大戦X-Ω』に登場する組織。
概要
アルファオメガが火星遺跡襲撃事件を受け解散された後、同事件の調査を目的として結成された。スプリッターをはじめとした敵対勢力との戦闘を想定して人型機動兵器・ハインヘルムが配備されており、構成メンバーもそのパイロットを中心としている。
結成から日が浅いためかH.I.A.W.Dへの合流はしておらず(そのため、メンバーはアサヒやシャッテが生存している事を知らなかった)、火星での任務に向けたシミュレーターとスプリッターのレプリカを用いた実機による戦闘訓練が中心で、その傍らCM出演やアイドル活動などの対外プロモーションといった活動も行っている。
2018年9月のイベント「それは、小さなキセキ」にて(シナリオ上における)初実戦を経験、2019年1月のイベント「帰らぬ日々」にてようやく主任務である火星遺跡調査に乗り出すも、突如現れたオルブロの生き残り・ナイアーラの襲撃を受け、ハインヘルム各機も修復不能のダメージを負うなど壊滅的打撃を受ける事となった。
2019年4月のイベント「それは、とても大切な」では、火星での一件が原因で組織解体の危機に直面するも、グーニラが起死回生の策として新型機・メルスギアシリーズを開発。以前より大幅に少人数体制となりながらも再起を図る。
ストーリークエストにおいては第23章5話にて漸く登場。木星の衛星・カリストの遺跡にてナイアーラらの襲撃を受けたイヌイ・ホノカらの危機に駆けつけた。この場ではH.I.A.W.Dとソリスはお互いの生存を確認したのみで、深く言葉を交わすことはなかった。
2020年6月のイベント「カウントダウン・失楽園」では、かねてより不穏な動きを見せていたソリス解体派が実力行使によりソリスの解体を強行、オリーヴたちも拘束から逃れる形で基地を脱出しソリスは名実ともに消滅。続く2020年7月のイベント「カウントダウン・白昼夢」にて、オリーヴたちはメルスギアを奪還するとともにGGGの大河幸太郎によって正式にH.I.A.W.Dへの参加要請を受ける事となった。
所属者
ネームドキャラクターには全て「ファーストネームとファミリーネームが同じ文字で始まる」という特徴を持つ。
パイロット
当初はオリーブら4名で活動、その後エリートメンバーのドルテら4名が合流し、続いて教官のジギーが招聘されている。
- オリーヴ・オペール
- 元アルファオメガ団員。ソリス転属の際にオペレーターからパイロットへ転向した。
- ベルタ・ベルンシュタイン
- アマノミヤ・アヤメ
- カタリーナ・カンパーニ
- ドルテ・ドリーセン
- エーメル・エルキン
- フローリア・フランク
- グーニラ・グレーナー
- ハインヘルム・メルスギアの開発者。オリーヴと同じく元アルファオメガ団員。
- ジギー・スター
- ソリス教官。「スター」は通り名であり、本名は「ジギー・ジンデル」。
その他
- メカニック
- オリーヴたちの戦闘訓練の監督を務める人物。ハインヘルムの整備も行っている縁の下の力持ち的存在。グラフィックは青年モブキャラクターの流用。
- 「カウントダウン・失楽園」にて解体派へのスパイであったことを明かし、メルスギア接収のために認証コードを解除するなどソリス解体に加担。しかしそれは解体派を欺くためにジギーらに頼まれ裏切りを装っていたものであり、「カウントダウン・白昼夢」ではメルスギアのプロテクト解除用ディスクを携えオリーヴたちのメルスギア奪還に協力した。
- ソリス司令
- 直属の上司。シナリオデモにおけるキャラクター名は「男」名義。グラフィックは中年モブキャラクターの流用。
- ソリス存続派のトップ。解体派によって暗殺されかけるも、GGGにより匿われていた。
- ニコラ・ニコラウス
- ソリスのスポンサー。よくカタリーナに袖にされる。グラフィックは中年モブキャラクターの流用。サポートユニットとしても実装されている。
- 解体派
- メルスギアの軍事利用を狙い組織の解体を目論む派閥。ソリスの火星調査任務の失敗を機に台頭し、カリスト調査によるメンバー不在の隙を突く形でソリス解体を強行した。
- だが、その動きは二重スパイであったメカニックを通して筒抜けであり、メルスギアを奪還したオリーヴたちの活躍もあって瓦解、解体派は纏めてルネ・カーディフ・獅子王らに捕捉された。
運用兵器
余談
- 概要の解説通り、真面目な背景を持っている組織であるが、その実はソリス関係のイベントの大部分がギャグイベントという状態で特にオリーヴを巡る争奪戦(?)はカオスな内容になることが多い。
- 2018年度から徐々にシリアスな雰囲気のイベントが散見されており、シナリオ面でもメインストーリーとのリンクを強めたものとなっている。
- 当初はソリス関係のイベントはソリスメンバーのみで行われていたが、徐々に他版権作品のキャラクターを交えるようになっている。