『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』は富野由悠季氏が執筆した小説。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン | |
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著者 | 富野由悠季 |
出版社 | 角川書店(後のKADOKAWA) |
レーベル | 角川文庫 |
発売日 | 1988年2月20日 |
巻数 | 全1巻 |
シリーズ | |
次作 | 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ |
初クレジットSRW | スーパーロボット大戦X |
概要
富野由悠季監督による劇場版作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の初期案をベースにした小説。大筋は劇場版に沿いながら、登場人物やモビルスーツなど一部に変更が加えられている点が特徴。
余談だが、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は劇場版作品からの続編ではなく、小説『ベルトーチカ・チルドレン』の結末から続くストーリーとなっている。
1989年には本作の設定で角川カセット文庫からカセットブック(今で言うドラマCD)がリリースされている。設定に変更があったキャラクターはキャストが変更されており、音楽も増田俊郎氏によって専用のものが書き下ろされている。
登場人物
劇場版と共通の登場人物については『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の記事を参照。
- ベルトーチカ・イルマ
- 本作のヒロイン。アムロ・レイの恋人で、彼の子供を妊娠している。なお、劇場版の恋人であるチェーン・アギは登場しない。
- メスタ・メスア
- 劇場版のナナイ・ミゲルにあたる人物。
- グラーブ・ガス
- 劇場版のギュネイ・ガスにあたる人物。
登場メカ
劇場版と共通の機体については『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の記事を参照。また、スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
登場作と扱われ方
スパロボでは『逆襲のシャア』のキャラクターを本作の機体に搭乗させるためだけに参戦している。『X』以前の作品では劇場版名義でのMSV設定になっており、『ベルトーチカ・チルドレン』として参戦を果たしたのは『X』が初となる。だが『X』以降も機体のみの参戦で、ストーリー再現が行われたことはない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 隠し機体としてHi-νガンダムが初登場。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 引き続きHi-νガンダムが隠し機体となっている他、条件を満たすことで最終決戦におけるシャアの乗機がナイチンゲールに変化する。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 終盤にHi-νガンダムが隠し機体として入手できる。また、ナイチンゲールも没データとして残っている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ゲーム中には登場しないが、没データが存在している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 中盤の終わり頃になってHi-νガンダムとナイチンゲールが入手できる。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- 機体のみ参戦。初めて参戦作品として正式にクレジットされた。今までのゲスト出演もカウントされているのか、新規参戦作品とは扱われていない。
- スーパーロボット大戦T
- 機体のみ参戦だが、ベルトーチカが子を宿すなど一部の原作設定が採用されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 機体は登場していないが、逆襲のシャアシナリオを通ると、アムロがベルトーチカを「ベル」と呼んだり、アクシズ落とし阻止の為に三段構えの攻撃をしたりするなど、『ベルトーチカ・チルドレン』由来の要素が出ている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『X』発売記念としてHi-νガンダムとナイチンゲールが参戦。『X』発売日に先駆けて実装されたため、『ベルトーチカ・チルドレン』としてSRWに出るのは『X-Ω』の方が先となった(発表自体はもちろん『X』の方が先になるが)。
- 公式サイトの参戦作品一覧には名前がないが、公式攻略wikiでは『逆襲のシャア』と同じ第1期参戦作品に分類されている。
関連作品
- リアルロボット戦線
- スパロボに先駆けてHi-νガンダムとナイチンゲールが登場した。
商品情報
小説版
漫画版