ミューラ・ミゲルは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
ミューラ・ミゲル | |
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外国語表記 | Myra Miggell |
登場作品 | |
声優 | 兵藤まこ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(ヨーロッパ系) |
性別 | 女 |
年齢 | 35歳 |
所属 | リガ・ミリティア |
概要
ウッソ・エヴィンの母親で、リガ・ミリティアの工作員。元サナリィの研究者であり、V2ガンダムの開発者でもある。
カサレリアに息子であるウッソを残して宇宙に上がっていたが、月面のセント・ジョセフにてウッソと再会し、その後は暫く行動を共にする。
しかし、地球への降下後、ザンスカール帝国の人質になってしまい、シャクティとの再会を果たすものの、モトラッド艦隊のアドラステアにて軟禁される。一度はウッソとオデロの二人が救出に現れるも、ミューラはシャクティの救出を優先。ウッソ達の持ってきた爆弾をアドラステアの各所に仕掛け、ウッソ達の脱出させる事に成功する代償として、自らは再度捕らわれてしまう。
その後、立場が危うくなり、アルベオ・ピピニーデンに唆されたゴズ・バールによって、ゾリディアのマニピュレーターに掴まれた状態で、ウッソのV2ガンダムを撃破する為の盾にされてしまう。ミューラは自分の事を忘れるようウッソに言い聞かせるも、ようやく会えた母をウッソが見殺しに出来るはずも無く、最後は自らを拘束していたゾリディアがアドラステアの砲身に挟まった時、アクシデントでバウンドしたリシテアの後部ホイールに、ゴズ・バールのゾリディア諸共押し潰されて死亡する。
ミューラの遺物は、ホイールに押しつぶされた時に吹き飛んだヘルメットに入った自らの首だけであった。それを持ち帰ったウッソや受け取ったマーベット・フィンガーハット、仲間達はショックで号泣し、視聴者には戦争の残酷さを鮮明に表している。その末路の酷さは、ギロチン刑にかけられて死んだオイ・ニュングの末路と併せて語られている。
『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』にもサナリィのスタッフとして同名の人物が登場(ミューラ本人かどうかは不明)。ミノフスキードライブ搭載型モビルスーツ「F99 レコードブレイカー」の開発を担当していたが、木星帝国の襲撃により開発は頓挫。しかし、彼女は諦めずに光の翼を持つMSの開発を再開する意志を示していた。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 原作同様ゴズ・バールに人質にされるが、自分を捕らえた機体がアドラステアの爆発に巻き込まれる形で落命する。
- ちなみに、原作における「首の入ったヘルメット」の下りはカットされている。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 本人は未登場。2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」ではV2ガンダムの開発者として話題に上がる場面がある。
人間関係
- ウッソ・エヴィン
- 息子。
- ハンゲルグ・エヴィン
- 夫。
- マーベット・フィンガーハット
- リガ・ミリティアのパイロットで、ミューラの事を「先輩」と呼ぶ。彼女がハロに写ったミューラの映像を見てウッソがミューラの息子だと知る事になる。
- ゴズ・バール
- 彼の人質になった事で悲劇が…。
余談
- ミューラの死亡回となった第36話「母よ大地に帰れ」は、絵コンテの状態でアフレコされたらしい。なお、キャスト陣は「アフレコ現場の映像には存在していなかった赤い血だまりや不穏なSEを本放送で初めて観て驚いた」との事である(BD発売記念の配信番組より)。
- ミューラのファミリーネームが「ミゲル」である故に、「ミューラ・ミゲルは『逆シャア』のナナイ・ミゲルと同姓である → 実は、ナナイはシャア・アズナブルとの間に秘かに子供『ミューラ・ミゲル』を儲けていた → ウッソはシャアの孫にあたるから、あそこまで高いMSセンスを持つ」との噂も流れたが、富野由悠季監督はキッパリと否定した。
- ナナイの頁を見ても分かるが、実際に「ミゲル」のスペルが異なっている(ナナイは「Miguel」で、ミューラは「Miggell」である)。
- 小説版『機動戦士Vガンダム』では、ミューラは月で息子ウッソと再会。ウッソとの食卓を楽しむ等、親子の交流が描かれるが、再会した数日後にVセカンドのミノフスキー・シールドの整備中に漏電で感電死してしまう。
- 不慮の事故なのでやむにやまれない部分があるが、ミューラの遺体は顔を除いて黒焦げになる等、TV版並に悲惨な最期となっている。