第3新東京市(Tokyo-3)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する都市。
概要
第2新東京市に代わる、現在の神奈川県足柄下郡箱根町仙石原に建設途中の新首都。しかし、その実態は使徒専用迎撃要塞都市であり、ネルフの本部もここに存在している。
第3新東京市の地下には人工の空洞があり、その奥地に第2使徒リリスが安置されているセントラルドグマが存在する。当初はネルフが自身の目的のため設営した都市であったが、実は「黒き月」と呼ばれる「人間を生み出す」巨大な卵であったことが判明する。ゼーレによる「サードインパクト」によって、その姿を現した。
なお、TV版最終話で描かれた可能性としての使徒もEVAも存在しない平和な世界の第3新東京市(この世界での名称がこれなのかは不明)も、日本の新しい首都になる事が示唆されている。
スパロボにおける役割
第3新東京市はエヴァ関連のシナリオにて度々舞台となるが、『F』や『αシリーズ』では原作設定の第2新東京市が登場しない為、都市の名称が「第2新東京市」に変更されている。
登場作品
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 「第2新東京市」という名称で登場。
- スーパーロボット大戦F完結編
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 「第2新東京市」という名称で登場。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 『α』の「第2新東京市」(原作における第3新東京市)とは別に登場。EDでシンジ達がここに引っ越す。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 新劇場版設定で登場。
- 第5の使徒との戦闘によって迎撃施設を破壊されてしまったため、また第2新東京市等の他都市に住民が疎開するため、使徒関係かアクエリオン関係以外で舞台になることがほぼ無い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 迎撃施設の復旧等によって住民達が戻っている。しかし、第10の使徒との戦闘時に擬似シン化を遂げた初号機による「ニア・サードインパクト」の影響で起こった時空振動によって世界ごと切り取られてしまい、跡地が巨大なクレーター上になっている。
- その影響か次元が不安定になっており(カヲル曰く「原因と結果が混濁している」状態であり、これはカオス・コスモスにも共通している)、「世界をやり直すのに最適な場所」として、レナードらアマルガムはTARTAROSをメリダ島からここに転移させ、時空修復を行おうとしていた。
- また、その少し前の日本ルートでは、竜馬の治療のためにゲッター線を注入するにあたって「万一の事を考えて」ここに移動してから治療を行っている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 新劇場版の設定で登場。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 新劇場版設定。ニアサードインパクトが起きないため、最後まで健在となっており、EVAパイロット4人も待機名目で第壱中学校に復学している。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- TOKYO JUPITERの設定によって、SRWで初めて第3新東京市として登場を果たした。
関連用語
- ネルフ
- 本部が存在。