ドライセン

2016年10月18日 (火) 06:25時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

概要

ネオ・ジオン軍が開発した量産型モビルスーツ

ジオン軍が開発したドムリック・ドムリック・ドムIIに連なるドム系の最終発展型で、陸戦重視の機体ながらも汎用性を持たせており、宇宙でも使用可能。

装備されている武装は主に格闘戦を重視しているが、ビームライフルやビームキャノンなどを装備したバリエーションも存在しているらしい。第1次ネオ・ジオン抗争時においては間違いなく最良の量産型モビルスーツであり、パイロットからの評判も良好であった。

試作機がラカン・ダカランに与えられ、ジュドー・アーシタΖΖガンダムを苦戦させたが、撃破されている。また、オウギュスト・ギダンが乗り込み、ガンダム・チームを追い詰めるが、ジュドーの百式によって撃墜された。地球侵攻作戦時には順次量産されている。

第1次ネオ・ジオン抗争から8年後のラプラス戦争(『機動戦士ガンダムUC』)では、胸部と碗部に装飾が施された当機がネオ・ジオン軍残党「袖付き」の戦力として稼動している。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
頑丈な面はドム譲りだが、射程が短いので対処しやすい。
第2次スーパーロボット大戦G
攻撃力はそれなり。第2次と同じく、射程が短い。
第3次スーパーロボット大戦
中盤戦差し掛かった辺りで登場。そこそこ頑丈な上にトライブレードの命中率が非常に高くニュータイプ系のパイロットにも難なく当ててくる。射程が短いのが弱点だが、『コンプリートボックス』ではP兵器の存在によって、更に手強くなっている。マシュマー・セロなど、ネオ・ジオン関係のネームドパイロットがよく搭乗する。今回から黒い三連星が搭乗する。
スーパーロボット大戦EX
射程距離外から攻撃すれば脆いが、射程5で移動後にトライブレードにはやはり注意。今回は隠し要素黒い三連星機や、鹵獲機がリューネの章で使える。味方で使う場合は、前述のトライブレードによる幸運でのハイエナが有効。
第4次スーパーロボット大戦
性能はガブスレイバウなどと同じ。移動後攻撃のトライブレートが痛いが、他作品と比べれば苦戦はしないはず。黒い三連星がドムにかわって搭乗もする。
第4次スーパーロボット大戦S
追加マップ「救出」でも、カロッゾ配下の機体が登場する。
スーパーロボット大戦F
耐久力と格闘戦能力が高く、シリーズで一番強いドライセン。スーパーロボットが相手でも苦戦するほど。黒い三連星も搭乗する。
スーパーロボット大戦F完結編
上記と同様だが、後半戦になると見かけなくなる。ガザCガザDに性能が抜かれているのは頂けない。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ガザDよりランクは上だが、性能的には落ち着いた形。序盤ではラカン、オウギュストが駆る。ドム乗りで有名な黒い三連星も乗るが前作『64』と違って合体攻撃は無し。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
HP、攻撃力が上昇。敵ユニットでは珍しく下方修正も受けており、トライブレードの命中補正が下がり弾数も1発限りになった。
スーパーロボット大戦α外伝
未来編の一部のシナリオで登場。この時点で味方がそれほど揃っていないながらもさして苦戦はしない。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇/天獄篇
UC版の袖付き仕様で登場する。UC版なのでジャイアント・バズが装備されているが代わりにトライブレードは無し。長らくネオ・ジオンの主戦力として登場するため、長い付き合いとなる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
基本的にジオン兵が乗るが、シナリオ「戦場の愛」ではティターンズ兵が乗っている。グラフィックは第2次Gの流用。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
ネオ・ジオンの戦力として、たびたび交戦する。グラフィックが新規に描きなおされた。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部と第2部に登場。比較的バランスが取れており、序盤で戦う場合は注意。
スーパーロボット大戦COMPACT3
ネオ・ジオン残党の戦力。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
有名パイロットは乗らないが、ビームランサーが格闘武器にしては射程が長い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
格闘戦能力は高いが、終盤戦登場の割には耐久力が落ちているので相手にならない。黒い三連星も搭乗してくる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
主な役所は上記と同じで、終盤戦に登場。リメイク版らしくパワーアップ。HPが万単位上がっている。射程距離外からの攻撃を勧める。
スーパーロボット大戦R
序盤から中盤までラカンが乗る。

単独作品

スーパーロボット大戦64
黒い三連星が乗り、合体攻撃として初めてジェットストリームアタックを使用。なお、ジェットストリームアタックを使うためにヒートサーベルとジャイアントバズを装備しているという、未来を予測したかのような状態になっている。
スーパーロボット大戦GCXO
デザート・ロンメルの他、ジオン兵も搭乗する。ジオン兵が搭乗している機体は捕獲することができ、自軍で運用することもできるが射程の短さがネック。パーツ変換でアポジモーターにするのが得策か。
スーパーロボット大戦Operation Extend
第4章から登場し、『GCXO)』と同様にロンメル機と一般機が存在する。ビームトマホークが押出武器なので反撃の際は射程に要注意。

関連作品

バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
機動族の兵士の1人として登場。武衆はガンナー。
ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ザコ敵。ドライセン改という上位種も登場する。
黒い三連星もカタログを見ながら、ドムからこれに買い替えようと相談していたが、実際に搭乗する事はない。

装備・機能

武装・必殺武器

基本装備

3連装ビーム・キャノン
両腕の袖部分に装備された本体ジェネレーター直結式の固定火器。高出力のビームを高速で連射する武器で、近距離では圧倒的な制圧力を誇る。なお、以前は「3連装ハンドガン」という名称で、ビームか実弾かで揉めていたらしい。
トライブレード
背中に3基装備された手裏剣状の武装。特異な構造上、大気圏外の使用を前提としている武器で、実験的な兵装である。袖付き所属機も装備されているが、下記のヒートサーベルを搭載するためのラックを装備したため、2基に減らされている。
SRWの場合、大抵移動後の攻撃が可能で射程もそれなりなため、これを使われると痛い。切り払いが可能なのが救い。
ビームランサー
格闘戦用の携行兵装。
ビームトマホーク
格闘戦用の携行兵装。ビームランサーと連結させる事が出来る。
本機の主兵装で、当てられると痛い。

オプション装備

ビームライフル(ビームキャノン)
バウと同型の物を携帯。原作ではグレミー・トトの部隊所属のドライセンが所持していた。
ジャイアント・バズ
袖付き所属機の標準装備。大口径の実態弾砲で、同所属機であるシナンジュのバズーカをベースに開発された。射程の短さをカバーするための装備、その威力は絶大。名前は、かつての名機の代名詞ともいえる兵器から拝借している。
ヒートサーベル
袖付き所属機の準標準装備。今となっては旧式の近接装備で、その性質上使い捨てが前提だが、シンプル故に製造コストが非常に安い。

合体攻撃

ジェットストリームアタック
SRWオリジナルの黒い三連星搭乗時の合体攻撃。この時だけ本来ドム用の武装であるジャイアント・バズとヒートサーベルを使う(『A PORTABLE』ではビームライフルとビームトマホーク)。
デザート・ストーム
SRWオリジナルの合体攻撃。XOスーパーロボット対戦でのみ使用可能。ランバ・ラルグフのヒート・ロッド、ノリス・パッカードグフカスタムのヒート剣、そしてデザート・ロンメル搭乗ドライセンのビーム・トマホークでとどめ。渋さが光る合体攻撃。

特殊能力

剣装備、銃装備
切り払い撃ち落としを発動。

移動タイプ

ホバー

サイズ

M

機体BGM

「颯爽たるシャア」
第3次』にて。インスペクター軍と交戦した際に流れる。本作におけるガンダムシリーズのユニット共通のBGM
「サイレント・ヴォイス」
第4次』のマップ「月の裏側」にて、第三勢力(黄軍)としてゲストと戦闘した際に流れる。
S』では戦闘時にBGMが変わらなくなった為、流れず。

対決・名場面

ΖΖガンダム
地球降下前の戦闘でラカン搭乗機が対峙。いきなりΖΖのダブルビームライフルを破壊してジュドー・アーシタを苦戦させるが、最後は機体を両断されて撃墜された。
ガンダム・チーム
オウギュスト搭乗のドライセンはビーチャ・オーレグΖΖガンダムを擱坐させ、エル・ビアンノガンダムMk-IIの右腕を破壊、ルー・ルカΖガンダムを戦闘不能に追い込んだ。その後、百式に乗り込んだジュドーとの一対一の勝負に負け、最後は両腕を切断されて撃墜された。

関連機体

ドムリック・ドムリック・ドムIIドワッジ
これらドム系の最終発展型。

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