マスターガンダム
GF13-001NHII マスターガンダム(Master Gundam)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 分類:第13回ガンダムファイター用モビルファイター
- 形式番号:GF13-001NHII
- 頭頂高:16.7m
- 本体重量:7.2t
- バトルポイント・力:30.22
- バトルポイント・速さ:27.86
- バトルポイント・攻撃力:34.65
- バトルポイント・守備力:31.52
- バトルポイント・索敵能力:28.87
- バトルポイント・適応能力:29.99
- バトルポイント・総計:183.11
- 動力:熱核融合炉
- 装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリット多層材、DG細胞
- 所属:ネオ・ホンコン
- 主なガンダムファイター:東方不敗マスター・アジア
- メカニックデザイン:カトキハジメ
機体概要
第13回ガンダムファイトにおける、東方不敗マスター・アジアの真の乗機(東方不敗登場時はクーロンガンダムに搭乗)。デビルガンダム四天王筆頭のガンダムであり、クーロンガンダムを素体としてDG細胞により生成された機体である。初期の頃ドモンのシャイニングガンダムと交戦。
真紅のウイングシールドをマント状に展開して全身を覆ったノーマルモードは言わば『防御形態』とも呼べるもので、攻撃力やスピード等においてはアタックモードに劣るものの、高い防御能力を誇る。アタックモードに比べれば使用可能な技・武装も減るが、マントの一部を展開して片腕を出し、技を繰り出すなどの変幻自在な一面も見せる。
一方、ウイングシールドを翼の様に折り畳むとアタックモードになる。この形態こそマスターガンダムの本来の姿であり、戦闘力をいかんなく発揮する事が可能となる。無論東方不敗が長年使用してきたフィンガー系の技(灼熱サンシャインフィンガー、ハートフルフィンガー、クーロンフィンガーに続く技として)「ダークネスフィンガー」を使用できる。
また、マスターアジアの愛馬”風雲再起”駆る同名のモビルホース”風雲再起”は「ペデステルモード」(台座形態)への変形機構を備えており、マスターガンダムを乗せる事も出来る。
スパロボシリーズにおいて
基本的にはボスユニットとして自軍の前に立ちはだかる。高威力の必殺技「ダークネスフィンガー」や「石破天驚拳」はスーパー系も油断できない威力、MAP兵器「超級覇王電影弾」は攻撃範囲が広いため不用意に近づけば大きな被害が出る。
ただし、フラグ次第では原作で死亡する東方不敗が生き残り、本機と共に自軍に加わる事も多い。自軍に加入した場合はゴッドガンダムと同等かそれ以上の能力を持ち、ゴッドガンダムとの合体攻撃が存在する。
登場作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- ノーマル・アタックの両モードが登場。とにかく攻撃は回避しよう。
- スーパーロボット大戦F
- イベントのみ登場して、以後F完結編まで登場はない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 敵の時は2回行動でMAPWを使う。宇宙編に行くと仲間に出来ない。使えるシナリオは少ないが、かなり強い。未改造なので、愛を持って改造しよう。ゴッドガンダムとの差は低燃費かつ武器改造ができる点。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 序盤で一時的に使用できる。通常時はマントで覆われており、攻撃に移る際にマントが展開する。敵になってからは1シナリオだけ風雲再起に騎乗して登場(残念ながらこの形態は敵時限定)。フラグ立ての末第3部で入手が可能。燃費のいいゴッドガンダムといった印象で、飛び抜けた性能ではないものの十分一線で活躍できる。ドモンと共にデビルガンダムを追っている時点で既にマスターガンダムになっているため、DG細胞製ではないと思われる。なお、発売前のPVにて風雲再起騎乗時版とゴッドガンダムの合体攻撃ダブルダークネスフィンガーが存在したが、前記のとおり風雲再起付きは敵専用ユニットとなってしまったため製品版ではオミットされている。なお、このPVの存在やポスターでペルゼイン・リヒカイトと共に何故か主役ロボット達に混ざっているなど、味方になる事が全く隠されていなかった(尤も、そのためのフラグは斜め上の方法で立つのだが)。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤~中盤にかけて敵として登場する。ガイを助けに宇宙ルートに行くと仲間に出来ない。ディスタントクラッシャーの発射制限がない。敵時の能力のまま自軍に参加するためHPが非常に高い。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 基本的にAと同じで仲間になるのもかなり終盤になっているが、相変わらずパイロット共々条件の厳しさに見合う高性能。東方不敗のエースボーナス(気力限界200)は周回プレイの敵パイロット時にも適用されるので、少々危険。何故かスーパーモードを発動すると武器の消費ENが増えてしまう。
- スーパーロボット大戦R
- 正確にはマスターガンダムのレプリカ。その為、DG細胞による強化の無いためHP回復がオミット。レプリカ故、本機の性能はそこまででもないとはレインの弁だが、それに答える東方不敗の言葉通り、パイロットの腕で十分な性能を有している。ただし参戦が遅いので撃墜数を稼ぎにくい。
- スーパーロボット大戦J
- 久しぶりに自軍での使用は不可。通常時はマントを覆っている。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 地上編のみのボスクラスだが、イベントにより倒すことは出来ない。必殺技の再現度は高い。
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- ラスボスであるアマデウスが使用する敵専用ユニット。だが必ずしも使ってくるとは限らないうえ、アマデウスに勝利すると再戦できないため、エンディングでしか見ることなくゲームを終えることも。
- スーパーロボット大戦64
- 今回は敵。スポット参戦で1マップ使用できる。それよりも生身の師匠が目立つ。敵としては煩わしいダミーもなく、HPも10000を超える程度、さらには出てきた頃には自軍の気力が充分と思われるので、大して苦戦はしない。
装備・機能
武装・必殺武器
- ニアクラッシャー
- 腕を突きたて相手を貫く。
- ディスタントクラッシャー
- ニアクラッシャーをワイヤーで飛ばす。
- ダークネスショット
- 掌に五つ並んだ小口径からダークネスフィンガーのエネルギー撃つ。
- マスタークロス
- 流派東方不敗の技、「布」をビーム状にして相手にダメージを与える。
相手を撥ね退けたり、雁字搦めにするなどその用途は様々である。
第2次Gでは「ビームウイップ」の表記であった。 - 酔舞・再現江湖デッドリーウェイブ(すいぶ、さいげんこうこ)
- 流派東方不敗の独特の構えから、左腕・右膝を突き出して相手に体当たりする。
- 十二王方牌大車併(じゅうにおうほうぱいだいしゃへい)
- 掌を大きく円を描きながら12の梵字(ぼんじ)を出現させ、自らの小型の分身を相手に当てる。また帰山笑紅塵(きざんしょうこうじん)を使用して、気の消費を抑える。
一部の作品では十二王方牌大車輪になっている。 - 超級覇王電影弾(ちょうきゅうはおうでんえいだん)
- 自ら気のエネルギー渦となって相手に体当たりを駆ける。
単独技、合体攻撃、マップ兵器とゲームの扱いは様々。 - ダークネスフィンガー
- 本機における流派東方不敗のフィンガー系の技。黒きシャイニングフィンガー。その威力はシャイニングフィンガーをも上回り、爆熱ゴッドフィンガーと同等。
- 石破天驚拳
- 流派東方不敗最終奥義。
東方不敗の使用する石破天驚拳は掌に「驚」と文字が刻まれる。
合体攻撃
- ダブルダークネスフィンガー
- スパロボオリジナル。
ゴッドガンダムのゴッドフィンガーとダークネスフィンガーを同時に繰り出す合体攻撃。 - 爆熱 究極拳
- 上記のマスターガンダムとゴッドガンダムの合体攻撃の別名。
Aではこの表記である。 - ダークネスゴッドフィンガー
- 上記のマスターガンダムとゴッドガンダムの合体攻撃の別名。
Rではこの表記である。 - 石破究極天驚拳(究極石破天驚拳)
- ドモンと和解した師弟同士が放つ究極の石破天驚拳。
F完結編のイベント技で、初代シャッフルハートが現れる。Aで初めて合体攻撃として使用可能。A PORTABLEでは敵を挟み撃ちにして石破天驚拳を打ち込む。
以下の説明はゴッドガンダムと同様。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動させる。
- HP回復
- DG細胞で生成されているため自己再生能力を再現されている。RではレプリカであるためDG細胞で生成されていない。
- 合体
- 風雲再起と合体して、飛行可能となり、精神コマンドも共有できる。合体攻撃が使えない作品もあるため要注意。
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- クーロンガンダム
- 本機のDG細胞による変異前の姿。
- シャッフル・ハート
- クーロンガンダムの元となったと言われる機体。
- 風雲再起
- MF、生身ともに愛馬。
- ヤマトガンダム
- 東方不敗マスター・アジアの若かりし頃の愛機。
余談
トンガリ頭と赤マントと、なぜかドモン・カッシュに似ている。