ザウラーズ(Saurers)
『熱血最強ゴウザウラー』に登場する、エルドランによって恐竜ロボを託された春風小学校6年2組が結成したチーム。
ライジンオーを駆る地球防衛組、ガンバルガーを駆るガンバーチームに続く第三の戦士たちである。
前2チームに比べるとメンバー間の対立や衝突が起こる頻度が高い。峯崎拳一がその軽率な行動から何かとトラブルを巻き起こしたり、クラス委員の石田五郎が理不尽な要求にキレて「ばくはつ」したりと、その例は枚挙に暇がない。
しかし、その分いざ全員が団結した時の力たるや凄まじいものがあり、迷いながら成長する彼らの根底に流れる熱い心が機械化帝国を倒す原動力になったことは間違いない事実である。
また、従兄で地球防衛組所属の小島勉譲りの頭脳を遺憾なく発揮する小島尊子(教授)の活躍も彼らを支える大きな力となった。そのため、キングゴウザウラーの合体失敗を責められた彼女がグレた際には残されたメンバーはかなり苦労していた。
また、ザウラーズのクラス担任を務める中島辰男の存在も、ザウラーズの団結力に大きく繋がっている。普段は冴えない面のある彼だが、危険を顧みずザウラーズを激励する姿や、身を呈して敵の攻撃からゴウザウラーを庇おうとする姿は、まさしく「子供を守る大人の鑑」と呼べる姿で、エンジン王との和解にも役立っている。しかし、その子供達との絆の強さが仇となってしまう事もあり、中島が機械化されてしまった事で、ザウラーズのメンバー内が一気に重い空気に陥ってしまった事もある。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後設定で登場。コネクト・フォースにどのチームが合流するかエルドランチームで話し合った結果、地球に現れる機械化帝国に対処するにはザウラーズがいた方が良いと言われ、地球に残留。そのため第1章時点ではスポット参戦のみ。
- 第3章11話-3「機械化帝国の巣窟」において機械神の本体が地球にはないことを知り、以後は自ら討って出るべくコネクト・フォースに合流する。ちなみにその際(ゴウザウラーとして)抜ける代わりにコネクトが建てた仮設校舎に他の児童や教師の荷物等を運び出している。
メンバー
ザウラーズのロボット
- マッハプテラ
- プテラノドン型コアロボ。
- ランドステゴ
- ステゴサウルス型コアロボ。
- サンダーブラキオ
- ブラキオサウルス型コアロボ。
- ゴウザウラー
- マッハプテラ・ランドステゴ・サンダーブラキオが合体して誕生。
- マグナザウラー
- 人型ロボ。ティラノサウルス型のマグナティラノ、巨大砲であるマグナバスターへの変形が可能。
- グランザウラー
- 人型ロボ。トリケラトプス型のグラントプス、ジェット機であるグランジェットへの変形が可能。
- キングゴウザウラー
- ゴウザウラー・マグナザウラー・グランザウラーが合体した形態。
- ガクエンガー
- キングゴウザウラーが、エルドランの力で強化パーツとなった春風小学校の校舎を身に纏った姿。
関連する用語
余談
- 声優の相沢舞氏は『ライジンオー』のファンである事を公言しているが、『ゴウザウラー』についてはザウラーズについて「地球防衛組と比べてリアルな小学生を描いていて苦手だった」と発言している。