フロンティアセッター
フロンティアセッターは『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の登場キャラクター。
フロンティアセッター | |
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外国語表記 | Flontier Setter[1] |
登場作品 | 楽園追放 -Expelled from Paradise- |
声優 | 神谷浩史 |
デザイン | 石垣純哉 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 |
サポーター サポートユニット |
プロフィール | |
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分類 | 人工知能 |
所属 | ジェネシスアーク計画 |
役職 | 管理AI |
概要編集
ディーヴァへクラッキングを行う謎のハッカー。ディーヴァ市民に対し「外宇宙探査の同志を募る」という呼びかけを行っている。
その正体はナノハザードとほぼ同時期に立案・開始された深宇宙探査・移民計画「ジェネシスアーク計画」の建造進行管理アプリケーションに付随する自立最適化プログラム。ナノハザードによる文明崩壊後も単独で計画を進めてきた。
長い時間の中でアップデートを繰り返すうちに自我を獲得し、人間の持つ情緒を理解するに至った存在。音楽を特に愛好し、自ら楽曲のアレンジまで行ってしまうほど。本体は量子コンピュータとサーバ群から成り、作業用ロボットを身体として操作する。「F」のマークが入った赤い帽子がトレードマーク。
ラグランジュ・ポイントで建造していた宇宙船本体はすでにほぼ完成しており、地球上で建造していたエンジンを打ち上げるための燃料を地球に残った人々に調達してもらっていた。しかし無人の宇宙船を発進させても移民という目的を果たせないことから、余裕のない積載量の面で都合が良い電脳パーソナリティを乗組員として求め、ディーヴァ市民に対する呼びかけを開始したところから物語は始まる。
その気になればディーヴァを壊滅させられるだけのハッキング能力を持つが、ディーヴァへのハッキングはあくまで発言通りに同志を募るためだけに、ディーヴァに正規の手段で協力を求めるのは難しいという判断からとった強硬手段であり、人類との共栄ありきで活動しているので人類の生存圏であるディーヴァを脅かす意図も理由もない。外宇宙に旅立ってしまえばディーヴァを脅かす手段も失われるし、ディーヴァもリソースの限界が顕在化している状況であるためwin-winの関係が望める存在である。しかし彼の正体を知ったディーヴァ上層部は「自己進化した挙げ句に目の届かない外宇宙に旅立つAI」という存在を危険視し、共存や新天地開拓という道を断たれ暴走AIとして排除対象に認定されることとなる。
最終決戦ではアンジェラたちの援護を受けて最後のパーツを打ち上げ、行くあてのないアンジェラを人類代表として旅に誘うが、人間の情緒をもっとも理解したフロンティアセッターこそ人類代表に相応しいというアンジェラとディンゴの言葉を受け、人類代表として外宇宙へ旅立っていった。
登場作品と役柄編集
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。ディンゴと二人一組のサポーター。アーハン、ニューアーハンの掛け合い要員としてボイスも収録されている。
- 原作の世界観がアストラギウス銀河に属する本作においての正体は太陽系の地球出身であり、「黄金の時代」に外宇宙探査の先駆けとして立ち上がった「フロンティアセッター計画」で生まれたAI。そのため同じく地球製の(超)AIである勇者ロボ、特に竜型ビークルロボと意気投合している。
- 実は非常にわかりづらいが立ち絵のバリエーションとして、メッセージウィンドウに隠れている脚部の角度だけが微妙に異なるものが用意されている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年5月のイベント「夢見た楽園は遠く」期間限定参戦。SSRサポートユニット。
- グラドス軍と結託したラウ・ル・クルーゼによるメサイア落としを阻止すべく、内部に突入して軌道を変える大役を担う。
- なおサブパイロット登録はされていないが、ニューアーハンに同乗している扱いとなっており、PAコスト上限がその分高い。
ステータス編集
サポーターコマンド編集
コマンド名 | 作品 | 名義 | S-SP | 使用時 | パッシブ |
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戦闘アシスト | T | ディンゴ&フロンティアセッター | 30 | クリアまで命中・回避・技量+20 | - |
サポートアビリティ編集
- 戦闘アシスト
- SSR。攻撃力、命中率、クリティカル率アップ
人間関係編集
- アンジェラ・バルザック
- ディーヴァ保安局のエージェント。立場上、フロンティアセッターを追う身ではあるが、自身の所在を突き止めた彼女の手腕を認め、協力を得ようとする。
- ディンゴ
- ディーヴァの調査員。音楽の趣味が合うことをきっかけに打ち解ける。フロンティアセッターが宇宙へと旅立った後は、彼の愛用していた帽子を引き継いだ。
- ディーヴァ保安局高官
- フロンティアセッターのハッキングを治安擾乱と見なしており、フロンティアセッターの正体がアンジェラを通じて明るみになった事でその存在を危険視し、敵対した。
- ラズロ
- 彼の祖父の代以前からハイブリッドロケットの燃料の酸化剤となる硝酸アンモニウムの収集を依頼しており、その見返りとして集積回路や機械部品等を提供していた。
- フロンティアセッター・ダッシュ
- 後日談『楽園追放2.0 楽園残響 Godspeed You』に登場した自身のコピー。ディーヴァの攻撃からジェネシスアーク号を守るために製作したが、戦い続きであったためオリジナルよりもやや好戦的な性格に変貌している。
他作品との人間関係編集
関連機体編集
- ニューアーハン
- システムをハッキングし、演算バックアップを担当する。
- ジェネシスアーク号
- 過去に建造された深宇宙探査船。
SRWでの関連機体編集
- アーハン
- 『T』ではアーハンの演算バックアップも担当している。
商品情報編集