ファルゲン
ファルゲンは『機甲戦記ドラグナー』の登場メカ。
ファルゲン | |
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外国語表記 | Falguen[1] |
登場作品 | 機甲戦記ドラグナー |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | メタルアーマー |
生産形態 | 実験機 |
型式番号 | XFMA-09 |
頭頂高 | 17.9 m |
運行自重 | 66.1 t |
最大発進重量 | 95.6 t |
動力 | FPW-2D型 超小型核融合炉 |
出力 |
22万ポンド(ドライ) 35万ポンド(CMP) |
最大戦闘出力維持時間 | 36秒(MAX)【回復時間 CMP≦5 3秒~CMP=3,615秒】 |
出力・重量比 |
1.151(ドライ) 1.831(CMP) |
メインノズル数 | 2 |
アポジモーター数 | 8 |
装甲 | シモールA型パッシブ装甲 |
装甲厚 | MAX225 mm |
探知装置 |
イメージセンサー ASV2型 重力場感知システム GVS5型 |
開発者 | ラング・プラート |
開発 | ギガノス帝国 |
所属 | ギガノス帝国 |
乗員人数 | 1名 |
パイロット | マイヨ・プラート |
スペック (フォルグ・ユニット) | |
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分類 | フライトユニット |
全幅 | 26.5 m |
基本重量 | 23.7 t |
動力伝達システム | DFGS-C7 |
出力 |
22万ポンド(ドライ) 35万ポンド(CMP) ※アフターバーナー時は13万ポンドをプラス |
メインノズル数 | 6 |
最高速度 |
M0.85/SL(海面速度) M0.98(9,800フィート) |
航続距離 |
2,680ノーチカルマイル (4,964 km) |
ハードポイント数 |
4 (ハイペロード総量:18.5 t) |
この項目では飛行ユニットを装備した「ファルゲン・マッフ」についても説明する。
概要編集
ギガノス帝国がメタルアーマーの究極点到達を目的として開発した実験機。
バーニア・武装・レーダー等のあらゆる箇所に最新鋭の高性能装備が投入されており、既存の機体とは一線を画する性能を誇る。特に合成ゴム「シモーレックス」を用いた新素材の複合装甲で覆われた胴体部はその弾性の強さによって銃弾の衝撃を受け流すことが可能であり、従来装甲の弱点だった徹甲弾に対して高い防御力を有している。またこの性質により一見干渉してしまいそうな腰アーマーも問題なく可動し、柔軟な動きを実現している。
本機をモデルとして簡易生産機のゲルフが生産されたが、本機自体はあくまでも実験機であるため量産は行われていない[2]。ギガノス帝国においては親衛隊所属のエースパイロット、マイヨ・プラートの専用機として運用されており、彼に「ギガノスの蒼き鷹」の異名を授ける多大な戦果をもたらしたが、同時に彼ほどの高い技量がなければ性能を十分に発揮できないとも言われている。
一方で設計者のラング・プラート博士はファルゲンの段階でこれ以上の性能向上は不可能と判断しており、それぞれ特化した性能やキャバリアーとの連携を取り入れたドラグナーシリーズの開発に踏み切っている。
強化装備形態編集
- ファルゲン・マッフ
- フォルグ・ユニットを装着することで大気圏内での飛行が可能となった形態。大気圏内で飛行可能なのはもちろん、宇宙でも戦闘が可能。
- フォルグ・ユニットには3連マルチディスチャージャーが一体となっており、本体の3連マルチディスチャージャーは取り外される。
登場作品と操縦者編集
SRWでは基本的にファルゲン・マッフが登場。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。序盤のボスとして登場する。31話開始の時点でケーンの撃墜数が30機以上であれば、5PPに味方援軍として登場し、以降仲間になる。ケーン達がドラグナーに完全固定のため、マイヨを味方にしても乗り換え出来ない。レーザーソードや合体攻撃は射程1固定、レールガンは長射程だがP属性なし、加えて単独では低火力と武装面で難を抱えている。参戦時期が最終分岐前、分岐先の主な敵が木連だがビーム兵器が無いと、総じてやや逆風。使用するならD-1カスタムとのセット運用になる。強化パーツスロットが多いのでV-UPユニットの恩恵は受けやすい。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 武装性能は据え置きな上に、V-UP系パーツが削除された。幸い参入時に半分ほど改造されているので、カスタムボーナスを即座に得て補強するのは難しくない。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦MX
- 終盤、パイロットのマイヨと共に無条件で自軍に入る。今回も乗り換え不可。機体性能は非常に高く、特に射程3~8のP武器である単体最強攻撃の3連マルチディスチャージャーの使い勝手が良好なため、マイヨが気迫を消費SP10で使える一方でひらめきや不屈を持たないという特性に合致し一方的な攻撃が可能。しかし本作ではそれらの利点が霞むレベルで異常なまでに強力な合体攻撃が有名であり、D-1カスタムと2機揃うだけで鬼神の如き強さを誇る。余談だが3連マルチディスチャージャーといい、レーザーソードといい、演出に気合が入っており非常に派手。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- ノーマルとマッフが別機体として登場。マッフでない方は序盤にしか出てこない。今回から乗り換え可能になったが、それでも合体攻撃はマイヨ限定。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- マッフ版で登場。2018年12月のイベント「暗躍する「影」」の報酬ユニット。SSRシューター。
- 2019年6月のNEW COMERガシャにて大器型SSRブラスターが追加。
関連作品編集
- Another Century's Episode
- 敵機体としてのみ登場。使用可能機体になるのは続編『ACE2』からで、『ACE3』では後述の公認新設定が作られる。
- Another Century's Episode Portable
- 使用可能機体。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
本体装備編集
- 3連マルチディスチャージャー
- 背面に2基装備した多目的発射機。通常はロケット弾を発射し、他にはスモーク、チャフ、フレアも搭載可能。原作OPで使用するシーンの迫力が印象深い。
- フォルグユニットが干渉するため、ファルゲン・マッフでは取り外される。
- 『GC』及び『XO』ではOPシーンを再現している。
- 白兵戦用レーザーソード
- 左腕に2本装備。
- 格闘武器なので射程は短いが、消費が無いので重宝する。なお『MX』では2回切りつけるだけだが、『A PORTABLE』では滅多斬りにするなど更に派手な演出になっている。また双方の作品で最後の一閃の後に敵機が大爆発するトドメ演出もある。
- 75mm ハンドレールガン SSX9型
- 主兵装の手持ち式マシンガン。発射速度2000発/分。携行弾数630発。鉄甲弾もしくは爆裂弾を発射。
- 『MX』ではダブルアタック可能なので重宝する。
- 『X-Ω』では通常攻撃として使用。
- マルチディスチャージャー
- ハンドレールガン上部に装備した多目的発射機。通常はプラズマグレネードを発射し、他にはスモーク、チャフ、フレアも搭載可能。
フォルグユニット編集
- 3連マルチディスチャージャー
- 一体化したものを2基装備。マッフ形態が基本のSRWではこちらの方を多く見かける。
- SRWではジャマーに引っかかるのが残念だが、攻撃力が高く、射程も長い。特に『MX』では射程3~8でありながら移動後使用可能であるため非常に強力。
- 『MX』『AP』ともに、一旦画面下に離脱後にマイヨのカットインが入り、そのカットインにオーバーラップするように再出現した本機がカメラに向かってミサイルを6発同時発射するという迫力あるアニメーションとなっている。
- デュアルミサイル
- 両翼に3発ずつ計6発装備。
必殺技編集
- 一斉発射
- 『X-Ω』での必殺スキル。
合体攻撃編集
- ツインレーザーソード / ダブルレーザーソード
- ケーン・ワカバのドラグナー1型カスタムとの合体攻撃。ダブル~は『GC』以降での名前。1型とレーザーソードによる連撃を加えた後、挟み撃ちの形で一閃を加えて斬り捨てる。
- 原作最終話でドルチェノフのギルガザムネに対して、その欠陥を突いて攻略したケーンとマイヨの共同作戦が元ネタであり、『GC(XO)』では最後の一撃の再現で止めに同時にレーザーソードを突き込む。
- 『MX』では欠点らしい欠点が全く無い上に、超絶威力かつ低燃費な性能の超強力な合体攻撃に仕上がっている。ドルチェノフとの決戦マップもこれだけで残骸を築ける。
特殊能力編集
- 剣装備
- 切り払いを発動する。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
- 全武器攻撃力+200
- 『A PORTABLE』。火力不足に悩まされる本機にとってはありがたいボーナス。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ファルゲンカスタム
- 『Another Century's Episode 3 THE FINAL』に登場したサンライズ公認のゲームオリジナルユニット。大型レールキャノンやレドームが装備されたマッフユニットを持ち、ドラグナー1~3型を一つにしたような特徴を持っている。
- ゲルフ
- ファルゲンの簡易生産型。
余談編集
- 「ギガノスの蒼き鷹」の由来ながら紫とも表現されてしまう機体色だが、小説版によればプルシアンブルー(紺青色)であるとの事。主に次回予告で「ド紫」と言われがちであり、SRWでも毎度のごとく機体色に突っ込みが入っている。