ガルガーディア

ガルガーディア(Galgardia)

稲光の精霊ガルディスと契約した一面六臂の炎系魔装機。ラングランの正魔装機ガルガードと同時期に開発された兄弟機だが、操者に選任されたレミアはおかしな拘りから「姉弟機」(ガルガーディアが姉でガルガードが弟)と主張する。装甲などの外装を担当した人間もガルガードと同じらしく、グランヴェールに酷似した外観をもつ。ただ、片割れほど炎の魔装機神に似通ってはおらず、区別は容易。色合いも緑赤が目立つ弟や本家と違い、紫と赤を基調としたものとなっている。カメラアイの発光も紫色である。

「魔装機計画」後期に設計されたため、その性能は非凡。ガルガードとおなじく魔装機神に迫るものと考えられる。操者を著しく選ぶ原因となった5本目と6本目の腕だが、不使用時は肩アーマーの内部に折りたたむ形で収納されている。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
シナリオ#5「野獣VS猛獣!?」よりの登場で、このシナリオの主役でもある。操者のレミアは格闘型だが機体は射撃重視、と初期は噛み合わない印象を受けるが、シュテドニアスルートではこの機体およびレミア関連の隠し要素が充実しており、それらをすべて入手すると、自軍屈指の攻撃力を誇る使い勝手の良い機体となる。

装備・機能

武装・必殺技

ハイパーレールガン
肩部で稼働する2門の電磁砲。
テルミウムバスター / テルミットブレイズ
背部に備え付けられた2門の光線砲。ガンダムF91のV.S.B.R.(ヴェスバー)を彷彿させる撃ち方で熱線を放射する。
テルミットブレイズ
「テルミウムバスター」のランクアップ武器。炎系魔方陣を2門の砲口に込めた後、チャージしたテルミウムの球弾を2発ぶっ放す。
バスターが中射程・P属性なのに対し、こちらは移動後使用不可。ただし、比較的長射程である。
実体剣
本編未採用につき名称は不明。
アグレッシブアーム
最大稼動時には計6本を使用するガルガーディアのメインウェポン。電撃を溜め込んだ4本の腕の掌で打撃を放った後、手を重ねて握り込んだ2本腕を振り下ろす。

必殺武器

レイジングバースト / ライジングスマッシュ
曰く、「ザッシュで試した必殺技」を6本腕でお見舞いするらしい。条件次第でランクアップすることもあってか、こちらの威力は低めに抑えられている。
アグレッシブアーム、フルアクティブ(6本腕を展開、足下に炎系魔方陣構成)→連続ラリアット→高速突進→六つの掌から放射する熱線で止め。
ライジングスマッシュ
「レイジングバースト」のランクアップ技。「晨明旅団」に向ける激しい怒りが生み出した打撃技。魔装機レベルではトップクラスの威力を誇り、且つ射程が2なので使い勝手が向上する。
アグレッシブアーム、フルアクティブ(6本腕を展開、足下に炎系魔方陣構成)→プラズマストームディストラクション(連続拳打)→蹴り→手を握り固めた拳の振り下ろし→高速ぶちかましで締め。
ハイパーメガビームキャノン
エウリードIIの代名詞である大型光線砲をガルガーディア専用にダウンサイジングした大砲。ガルガーディアの永久機関では最高出力を満たせないらしく、砲身各部に補助動力機関を設置している。
魔装機神の最強必殺技級の消費PNに加え、パイロットが格闘寄りなので扱いづらい印象があるが、基本攻撃力の高さ、改造による攻撃力上昇値の高さ、そして反撃を受けずに攻撃するには十分な射程の長さと、ポテンシャルは十分に高い。

特殊能力

剣装備
専用の実剣が製作されているが、操者となったレミアの格闘志向で使用されず。
MG回復(小)
魔装機神シリーズの特殊能力

移動タイプ

ガルガードと同じく飛行は可能だろう。

関連機体

グランヴェール / サイバスター
縁の深い炎と風の魔装機神たち。
ガルガード
兄弟(姉弟)機。