ダイゼンガー (刃馬一体)は「バンプレストオリジナル」の登場メカ。
ダイゼンガー (刃馬一体) | |
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登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック (ダイゼンガー) | |
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分類 | ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン【1号機】 |
型式番号 | DGG-XAM1 |
全高 | 55.4 m |
OS | JINKI-1 |
補助MMI | DMLシステム |
パイロット | ゼンガー・ゾンボルト |
スペック (アウセンザイター) | |
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異名 | トロンベ |
分類 | ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン【2号機】 |
型式番号 | DGG-XAM2 |
パイロット | レーツェル・ファインシュメッカー |
概要
プフェールト・モードで馬型となったアウセンザイターにダイゼンガーが騎乗した形態。
「単独戦闘が不可能となる馬形態への変形機構」「ダイゼンガーを騎乗させての戦闘」といった実戦運用での実用度に疑問の残るギミックをあえて採用したのは、ビアン博士がレーツェル(エルザム)の「トロンベと共に戦場を駆けたい」という思いを汲んでいた事と、敵軍に視覚的・精神的な衝撃や動揺を与える為である。これはヴァルシオンの開発計画である「プロジェクトUR」に基づく思想でもある。この試みは、機動性に欠けるダイゼンガーの短所を補う、という意味では確かに成功している。
なおダイゼンガーもプフェールト・モードへ変更している。ダイゼンガーには可変機能は存在せず、外見上の変化はアウセンザイターのマントをダイゼンガーが羽織っているのみ。おそらく馬形態のアウセンザイターへの騎乗戦闘用にプログラムを最適化している状態と推測される。
本ページの名称としての「ダイゼンガー (刃馬一体)」は、OG CRUSADEでカード化された際の名称[1]に準ずる。
登場作品と操縦者
主に合体攻撃の演出として登場するが、単独ユニットとして実装されている作品もある。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 合体攻撃の演出で登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SSRダイゼンガー[XΩ]、及びSSR[S]アウセンザイター[XΩ]のXΩスキルの演出で登場。
- スーパーロボット大戦30
- DLC『エキスパンションパック』「武神装攻」にて追加参戦。アルトアイゼン・リーゼ同様、一部のカットインにアニメ版のワンシーンが使用されている。
- 名義は「ダイゼンガー」のままだが、SRWでは初めて常時刃馬一体状態で使用可能。そのためレーツェルがサブパイロットとして参入しており、ゼンガーが忘れた「加速」だけでなく「直感」「熱血」まで分担できると戦闘系精神を潤沢に扱える。まさにレーツェルの言葉の通り「存分に足として使うがいい」と言ったところである。
- ただ足回りは移動力7とダイゼンガー単体時よりも伸びた反面移動適応が陸のみで飛行不能、武装は電光石火と牙壊があるが雷光斬りと内蔵武器は無く、竜巻斬艦刀は「竜巻と武神」で合体攻撃ではない単独武装として追加されると仕様が大きく異なる。
- 本作における他のスーパーロボット達と比較すると武装の基礎威力は高めの部類だが、ダメージ倍率増加系の固有技能を持たないため実火力はやや下回るという扱いはボルテスVに似ている。
- 当初はダイゼンガーのみが単独で参戦する想定であったが、「竜巻斬艦刀を出して欲しい」というオーダーが出たため、結果として刃馬一体状態での参戦となった。そのため、時系列や話の整合性は曖昧となっている[2]。
OGシリーズ
ゲーム内では全て合体攻撃の演出でのみ登場。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 初登場作品。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 26話で人馬一体し、ノイ・レジセイアに竜巻斬艦刀を敢行。戦闘は続くが、それを最後に出番が無くなる。
関連作品
- OG CRUSADE
- 第6弾「継承される魂」に収録されたカードの一枚として登場。「刃馬一体状態をデフォルトとして使える作品」としては本作が初となる。
- アイドルマスター シンデレラガールズ
- 劇中劇(ゲーム内期間限定イベント)のストーリー後半に「ダイゼンガー・刃馬一体」名義で出演[3]。
- これに併せ、騎乗状態をデフォルトとするスパロボ風グラフィックが新規に用意された。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- 参式斬艦刀
- グルンガスト参式(ゼンガー機)から受け継がれた、ダイゼンガーのメイン武器。材質は形状記憶型の液体金属。
- 通常は日本刀の姿を取るが、機体からエネルギーを供給する事で、技に応じた形状及び大きさに変化・形状固定する。
- 日本刀形態
- もっともコンパクトな基本形態で、この状態で携帯する。
- 曲刀形態
- 刀身をククリ刀のように変化させた形態。斬艦刀・大車輪で投擲用に使用。
- 大剣形態
- 展開して100m以上の長さとなる両刃の巨大剣。斬艦刀・雲耀の太刀で使用。
必殺技
- 斬艦刀・電光石火(ざんかんとう・でんこうせっか)
- 日本刀形態のまま、剣先から刀身の形状を固定する為のエネルギーを放つ技。斬艦刀の形状そのものは変化しないものの、特性を利用した技である。
- 本機の武装の中では最も攻撃力が低いが射程が長く消費も小さい部類。ただし『30』では移動後に使えないため、進軍戦では例え過剰威力でも他の武装を使う必要が出てくる。またカウンター属性がついており、弱った敵をノーダメージで仕留める使い方もある。
- 『30』でのモーションは通常時のダイゼンガーと異なり、斬艦刀を弓矢に見立ててエネルギーを放つ。その様は馬上から弓を番えて矢を射る武士にも見える。また発射時にダイナミック・ナックルのブースター部から余剰エネルギーを放出している。
- 斬艦刀・大車輪(ざんかんとう・だいしゃりん)
- 曲刀形態の斬艦刀をブーメランのように投擲し、遠方の目標を両断する技。
- 『30』ではアウセンザイターに乗って疾走しながら左膝の突起が地面に大きくめり込むほどに姿勢を傾け、右手一本で投げるという、単独時とは趣の違うモーションになっている。
- 斬艦刀・牙壊(ざんかんとう・がかい)
- 日本刀形態の斬艦刀を構え、突撃して直接斬りつける。
- 『30』ではアウセンザイターから飛び降り、空中で急加速して瞬時に斬り抜ける。
- 斬艦刀・雲耀の太刀(ざんかんとう・うんようのたち)
- 大剣形態の斬艦刀を構えて背のスラスターで跳躍し、落下の勢いを合わせて相手を一刀両断するシンプルな攻撃。
- 『30』では跳躍したアウセンザイターから飛び降り、マントを脱ぎつつ背のスラスターで更に浮上して攻撃位置に移動する。外したマントはアウセンザイターが回収しており、攻撃後のカットインで咥えている姿が見られる。なお落下してくる際のダイゼンガーのカットインは大張正己氏が原画を担当した『ジ・インスペクター』のアニメーションがそのまま使用されている。
- 性能面では機体仕様の変更に伴ってか射程1~2に延長されているため、基本的な強化パーツでも射程を更に延長する事が可能になった。その分ポジションとしては純粋な準最強武器止まり。
- 竜巻斬艦刀
- 騎乗したまま斬艦刀で斬り捨てる最強必殺技。本来は合体攻撃だが、この形態では通常武装扱いで使用できる。
- 『30』での基本的な演出は『OGS』と同様だがアウセンザイターが最初から変形しているため「刃馬一体」の名乗り上げが無いのと、竜巻で巻き上げた後に斬艦刀を振るって紫色の衝撃波で追撃する点、最後のダイゼンガーと並び立つアウセンザイターがプフェールト・モードのままなのが異なる。またラストカットにはこれまた大張正己氏が原画を担当した『ジ・インスペクター』のアニメーションがそのまま使用されている。武装性能面では従来の扱いと異なり射程1に穴があるため、接近しすぎた場合は雲耀の太刀で代替する必要がある。
合体攻撃
- 逸騎加勢・十文字竜巻斬艦刀(いっきかせい・じゅうもんじたつまきざんかんとう)
- 『龍王逆襲』で披露された竜巻斬艦刀の強化版で、未来世界から転移して来たスレードゲルミルを加えた大技。
- この時はダイゼンガーの斬艦刀が使用不可能になっていたため、その代わりにスレードゲルミルの斬艦刀を借りている。
移動タイプ
- 陸
- 『30』では上述の通り、常時アウセンザイターに跨っている関係で飛べなくなっている。
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 格闘武器の攻撃力+200
- 『30』で採用。『OGMD』以前におけるダイゼンガー単独時のボーナスと同様。全武装が格闘武器であり、どんな立ち回りでも機能する。
機体BGM
- 「剣・魂・一・擲」
- ダイゼンガーのメインテーマ。
- 「悪を断つ剣」
商品情報
脚注
- ↑ 第6弾「継承される魂」U-100。
- ↑ 寺田貴信の2022年4月13日のツイート、Twitter 同日閲覧。
- ↑ 『アイドルマスター シンデレラガールズ』mobage版ゲーム内「資料室 / イベントメモリー / スーパーロボット大戦CG / 機体コレクション」。2022年5月7日確認。