スルガ・アタル

2022年1月29日 (土) 10:41時点における旋風 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎単独作品)

スルガ・アタルは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の登場人物。

スルガ・アタル
登場作品 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
声優 池田純矢
デザイン 平井久司
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(MJP計画第三世代
性別
年齢 16歳
所属 グランツェーレ都市学園(~6話) → MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十二作戦中隊
軍階級 少尉
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概要

チームラビッツのメンバーでありゴールドフォーのパイロット。グランツェーレ都市学園でパイロット訓練を受けていたところ、MJP司令官シモンにより緊急招集され、戦闘母艦ゴディニオンに配属された。

一部の記憶力が高く、ミリタリーオタクでもあるため、各種兵器の詳細なスペックや運用方法を暗唱することができる。しかし一度語り始めると止まらない。得意な戦闘スタイルは射撃戦。 この記憶力とゴールドフォーの様々な兵器を運用可能な特性が合致し、作中でも多様な兵器を運用している。

美人を見ると口説きにかかるが、銃器に見立てた口説き文句でまくしたてるので失敗する。ナンパ師の割に根は純情で臆病なため、ランディから渡された動画がアダルトな内容だったのを見ると、パニックになり赤くなって逃亡している。無意識のうちに母性を求めているようで、女性を見るとすぐ口説く癖はこの辺が関係している。

戦闘中は言動こそ軽いものの、その普段の行いから考えられない程クールに行動する事が出来る。その性格故にハーモニックレベルは起伏の激しい他メンバーに比べ高い位置で安定している。

大好物はカレー、ただし本格的なものではなくレトルトが好みらしい。チームではガンナーを務め、様々な作戦に於いてゴールドフォーの能力だけでなく、ゴディニオンやローズスリーの持つ圧倒的な火力をゴールドフォーを端末にして担当する事もある。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年11月の期間限定イベント「僕らのヒーロー」でシナリオNPCとして登場。
2018年11月の復刻参戦イベント「目覚めよ、ヒーロー!」ではユニットとして再登場。
スーパーロボット大戦30
音声初収録。担当声優の池田純矢氏は当作品にてSRW初参加となる。
最速登場は宇宙ルート「目指せ、ヒーロー」。チームラビッツ全体の仕様として、戦闘時にチーム内での掛け合い台詞が存在する。サブパイロットや同乗している非戦闘員が掛け合うことは過去にもあるが、別々のパイロット同士が掛け合うというのはレアケースとなる。
愛機ゴールドフォーは移動力が低くP武器を一切持たない(追加武装、合体攻撃も含めて)。彼もH&Aは初期習得してるものの「加速」や「突撃」を持たない為前線に追いつくのが終始課題となる。移動系強化パーツや出だしで遅れないための先制攻撃・援護ポジション調整の戦術待機・突撃(勇気)を使えるサポーターコマンドや消耗品系強化パーツなどで補強したいところ。
機体の色と特徴から、金色の機体狙撃機に対して特殊戦闘台詞がある。またスルガ性格上、女性相手への援護台詞も用意されている。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
必中友情
パイロットパーツ装備時
狙撃閃き直撃
30
必中狙撃根性閃き気合熱血

特殊スキル

30
底力L6、援護攻撃L3、ヒット&アウェイ

エースボーナス

精神コマンド「狙撃」の基本消費SPが15になる。8マス以上離れた敵に与ダメージ1.2倍。
『30』で採用。遠距離運用に限定されるが、熱血やジュリアシステムと合わせるとチーム一の火力を叩き出す事が可能となる、超強力なエースボーナス。強化パーツ『ロングレンジインパクト』との相性も抜群。

人間関係

チームラビッツ

ヒタチ・イズル
チームリーダー。恋愛について相談するイズルにアドバイスを送ることもあった。
アサギ・トシカズ
チームメンバー。その醜態をからかい口論する事が多いが、アサギが本調子になると信頼しあう関係に。
クギミヤ・ケイ
チームメンバー。スルガが軽口を叩くとよく彼女の鉄拳が飛んでくる。
イリエ・タマキ
チームメンバー。年下であるが故に異性としては対象外であるようだ。
クロキ・アンジュ
新チームメンバー。射撃訓練で敗北して悔しがる。更に銃の知識で張り合おうとするものの完敗。女性として扱って良いのか困惑する。

ゴディニオンのクルー

スズカゼ・リン
グランツェーレ都市学園在籍時の教官であり、ゴディニオン艦長となったためそのまま上官となった。
ナトリ・シオン
食堂のお姉さん。よくスルガから口説かれるが華麗にスルーしている。
ルーラ・チャン、ナオミ
軍医と看護師。チームラビッツの健康管理を担う。
山田ペコ
チームラビッツのマネージャー的存在。
ヒデユキ、ノリタダ、タカシ
ゴールドフォーのピット艦のクルーたち。マッチョで体育会系の男たちで「世界は武器と筋肉でできているんだ!」という筋肉の教えが信条。当初は困惑していたが、段々と親密になっていった。

MJP司令部

シモン・ガトゥ
MJPの上官。

チームドーベルマン

ランディ・マクスウエル
チームドーベルマンのリーダーであり、チームラビッツのメンバーの大先輩でもあるのだが、日頃の言動によりラビッツメンバーから敬遠されがちとなってしまっている。
特にスルガは、概要での上述の通り、純情な面を持つ為か彼本人(ならびに彼の嗜好)を苦手としている節が強く出がちである。
ラケシュ・チャンドラセカール
チームドーベルマンのサブリーダー。チームラビッツのメンバーの先輩格に当たるが、ランディと違い、ラビッツからは大人に見られている。
パトリック・ホイル
チームドーベルマンのメンバー。チームラビッツのメンバーの先輩格だがドーベルマンメンバーの中では最年少。

他作品との人間関係

鳳凰寺風
『30』「ファーレンの皇女」のインターミッションにて射撃勝負の対戦相手となっている。
チームラビッツの5人とチームドーベルマンをはじめ、風の付き添いに入った、コンバトラーチームの豹馬ちずる十三の3人がギャラリーに立つ中での対決となったが、風の弓矢の腕前の高さを目の当たりにしたプレッシャーから意気を失いがちになって行ってしまったのか、弁解がましい一言を漏らした。詳細は名(迷)台詞を参照。

名台詞

アサギ「俺が失敗したとこ映しやがって……」
スルガ「見よ、アサギスペシャル」
第3話「奇襲」より、検査の待ち時間に見ていたニュース映像で胃を痛めるアサギに対し、携帯端末でその場面をリプレイしてからかう。
「失敗したとこ」というのは、第2話において母艦から射出されたブルーワンの追加装甲(アサルトイェーガー)を合体せずに回避してしまった場面
この台詞を元に、視聴者からアサギの回避行動全般がアサギスペシャルと呼ばれるようになる。
回避能力にスペシャルがつく機体自分が編み出したマニューバにスペシャルがついた人声優ネタでスペシャルを受け継いだ人を連想したスパロボプレイヤーも多いだろう。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「ああ…ここでもそう呼ばれるのかよ…」
『30』「チームラビッツ出撃」エンドデモ。ミツバが自分たちの境遇と似た経験から同情を示した際に、「残念ですが…」と言ってしまったがための過剰反応。違う、そうじゃない。
「やめろって! そんな風に言われると余計に緊張するだろうが!」
「だいたい俺はアッシュに乗っての射撃が本職でこういう生身の射撃は…」
『30』「ファーレンの皇女」インターミッションデモ内の会話の一部より。豹馬から「負けんなよ!弓と銃のスナイパー勝負…俺はお前の勝ちに賭けたんだからな!」と一声掛けられた際の反応である。
確かに射撃の能力が高いとはいえ、それは愛機に搭乗してのものである為「自身が生身で飛び道具を実際に扱う」となったら状況が変わって来るのは仕方ないのも肯けるのだが、大勢の前で弱音を吐くなどの意気地なさを直ぐ見せてしまうのは如何なものだろうか。
「見境無しのマップ兵器持ちかよ!」
『30』DLCミッション「ヒーロー覚醒」で男女問わず格好いい台詞を吐くイズルを見ての一言。ゲーム内用語を用いたメタ的な発言。

搭乗機体

ゴールドフォー
専用機。軍に存在する殆どの兵器を運用可能な特性を持つ。

余談

  • 担当声優の池田純矢氏は俳優が本業であり、特撮ヒーロー番組のスーパー戦隊シリーズ海賊戦隊ゴーカイジャー』ではゴーカイシルバー・伊狩鎧を演じていた。
    • そしてそのゴーカイシルバーは「ゴーオンゴールド」等「過去戦隊の追加戦士に変身するアイテム」を使いゴールドモードへと2段変身する。
    • また池田氏は『マジェスティックプリンス』と同時期に放送された深夜枠の特撮ヒーロー番組『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』でも魔戒騎士(同作の変身ヒーロー)・蛇崩猛竜を演じており、そちらでは劇中でのある負傷が『マジェプリ』でゴールドフォーが受けた損傷とも一致するに至っている。
    • なお、池田氏は本作以降声優業も兼任するようになっている。
  • カレー好き設定は、スーパー戦隊の一般的なイメージの一つ「黄色はカレー好き」を意識したものと思われる(金色だが)[1]

脚注

  1. 実はカレー好き設定の黄色は少ない。それだけ第1作である『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャー・大岩大太の印象が強いということだろう。余談であるが金とカレーについてはイズル役の相葉氏が出演した『侍戦隊シンケンジャー』第36話で『加哩侍』という話がある(ただし、金がカレーに興味を持ったのは食べるのではなく、作るほう)。