グラヴァリン
グラヴァリンは『スーパーロボット大戦30』の登場メカ。
グラヴァリン | |
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外国語表記 | Gravalin |
登場作品 | |
デザイン | 大張正己 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ヴァリン・シリーズ |
全長 | 45.3 m |
重量 | 291.5 t |
開発 | クエスターズ |
所属 | クエスターズ |
パイロット | カールレウム・ヴァウル |
概要
クエスターズの実行部隊隊長カールレウム・ヴァウルの駆る人型機動兵器。
地球を支配する「新たな地球の王」の証として開発され、「先生」によって王に選ばれたカールレウムのアイデンティティとも、彼の座る玉座とも言える機体。紅いボディを有するスーパーロボット然とした外見で、頭部には王の証であることを意味するかの如く王冠のような意匠がある。
単機で多数の敵を殲滅するコンセプトの下、多彩な武装による圧倒的な攻撃力を持ち、量産型である「オルクスーラ・シリーズ」とは一線を画する。高い戦闘能力に加え、指揮系統の中枢を担う機能を備えており、理論上では65535機のオルクスーラ・シリーズを同時にコントロールする事が可能。
その正体は、クエスターズが支配下に置いた惑星で「先生」が実行部隊の中で「王」として認定した者に与える「ヴァリン・シリーズ」の一つであり、本機は他のヴァリン・シリーズをはるかに上回る性能を有する。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年12月開催の第9回制圧戦「流離の刃」のボスユニット。攻撃&防御タイプ。
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。本作のライバル機。キーミッション「進むべき道の先に」or「定められた運命」から登場する。
- キーミッション「調停者」では本作では珍しいHP50%で撤退するが希少な強化パーツを持つポジションとして出てくる。
- 最終盤のキーミッション「覚醒」ではスポット参戦。更に左ルート「深淵への扉」ではクリア時の選択肢によっては自軍に加入する。
- 機体性能はリアル系のヒュッケバイン30や30thとは似て非なる、射撃に特化したスーパー系ユニットとなっている。
- 最強武器は射程10とこちらのフルインパクト・ブラックホール・キャノンより長いが強化パーツを揃えれば上回ることはたやすく、また気力を120未満に落とせば準最強武器の6まで一気に落とすことができるため、アウトレンジ戦法を取りやすい。
- 射程1にも穴があるため、移動力を上げた機体で一気に踏み込むのも有効。
装備・機能
武装・必殺武器
- リンク・インストラクター
- 両目から放たれるビーム。
- 『DD』では特殊属性の通常攻撃として採用。
- ヴァリアント・クラジエイター
- 両手と胸のクリスタル状のパーツでエネルギーをチャージし、手の平から緑色の極太ビームを発射する。敵ユニット時は右手→左手、味方ユニット時は左手→右手の順で放たれる。MAP兵器版も存在。
- 『DD』では特殊属性の必殺技として採用。
- グラヴィスフィア・カノン
- 両手で胸部装甲をこじ開け、剥き出しとなったクリスタル状のパーツから巨大な球体状のエネルギー弾を生成。グラヴァリンの口部分が開くと同時にエネルギー弾を敵に発射する。
- 命中するとエネルギー弾が敵を包み込み、グラヴァリンが遠隔で握りつぶす動作を行うことでエネルギー弾が敵と共に圧縮され大爆発を起こす。
特殊能力
- DD
- 第9回制圧戦
アビリティ 効果 王の御座 周囲5マスの味方ユニットの攻撃力・防御力が増加する。 底力 HPが20%減少する毎に、攻撃力・防御力・照準値・運動性が増加する。 2回行動 ブレイク状態でないとき、自分のアクション時に2回行動する。 気力+(ダメージ・命中) 被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が増加する。
移動タイプ
サイズ
- 1L
カスタムボーナス
- HP+20000、EN+100、装甲値+300、運動性+25、照準値+30
- 『30』敵仕様時、これのせいでエキスパート版「調停者」にてカールレウムを逃さず撃墜する難易度が大幅に上がった。
- EN+100、移動力+1
- 『30』味方仕様時はENと移動力増加だけ。
機体BGM
- 「新たなる王」
- ゲーム本編では主に敵として登場する本機だが、最終話手前での敵対時、味方加入及びスポット参戦時しか聞くことが出来ない。
余談
- デザインはグランゾンをモチーフとしており、必殺技であるグラヴィスフィア・カノンもグランゾンの「ブラックホールクラスター」を参考にしている。
- 65535の「砲台」の制御やグラヴィスフィア・カノンの演出など、細かな要所要所でグランゾンの意匠が見られる。