楯剣人は『未来ロボ ダルタニアス』の主人公。
楯剣人 | |
---|---|
読み | たて けんと |
外国語表記 | Kento Tate |
登場作品 | 未来ロボ ダルタニアス |
声優 | 古川登志夫 |
デザイン |
聖悠紀(原案) 金山明博 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦D |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人とエリオス星人のハーフ |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳 |
概要
江戸っ子気質の快活な少年で、10歳の時に船乗りの父・楯隼人が行方不明になってから、東京の下町で暮らしてきた。その後ザール星間帝国の攻撃によって母親他家族に先立たれ、戦災孤児となる。その後は同じ戦災孤児の仲間が集まったグループを率いて闇市でかっぱらいをして生きていたが、本人もそのことに対しては後ろめたさは感じており早苗から「そんなことはやめろ」と言われて「俺だってこんなこと好きでやってるわけじゃない」と毒づいている。
実は父はザール星間帝国に滅ぼされ落ち延びたエリオス星のハーリン王子であり、その息子である彼もそのエリオス王族の末裔ということになる。
あるトラブルからアトラウスに乗りザールの侵略軍と戦い、その後ベラリオスも従わせたことから、彼がエリオス王族の者と確信したアール博士からは隼人(ハーリン)が行方不明になったこともあり、王位継承者としてエリオス再興を期待されている。しかし彼自身は「格式ばって上から偉ぶっている王族なんかまっぴらだ」と突っぱねている。
上述のように父とは生き別れているため剣人に影響を与えたのは凧職人の祖父であり、義理人情に厚く形式張ったことを嫌う江戸っ子気質はそこから来ている。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。リガ・ミリティアルートでは序盤から登場する。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 序盤の中頃から登場。同時期に加入する獣戦機隊の忍とは当初反目するも命令違反の常習者だと知って打ち解けたり、外宇宙からも敵が来ているのに戦争を仕掛けてきたジオンやギガノスにも腹を立てる発言がある。
- スーパーロボット大戦X-Ω
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
ダイナミック系
その他のスーパー系
- 藤原忍
- GC・XOでは当初反目しかけるが、後に打ち解け合った…というか命令違反の常習者なのをからかったりした。
- エドワード・ミト
- 『最強ロボ ダイオージャ』の主人公でエドン王国の王子。お互い堅苦しいのは苦手らしく、GC・XOではすぐに意気投合する。
- 明神タケル
- Dにおいて、ギシン帝国に因縁がある者同士。条件を満たすことで、ズールと共に自爆しようとする彼を間一髪で救う。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- シャングリラ・チルドレン(ジュドー・アーシタ、リィナ・アーシタ、エル・ビアンノ、ビーチャ・オーレグ、モンド・アガケ、イーノ・アッバーブ)
- XOでは、グラドス軍の圧政下でホワイトベースに搭載された最新鋭機のモビルスーツを盗むなど、なりふり構わず生きようとする彼らを見て、かつての自分たちと同じものを感じシンパシーを寄せていた。
- ウッソ・エヴィン
- Dでは戦災孤児グループとカサレリアの子供達の絡みが多いので、一緒に登場することが多い。実は父親が偉い人だったという共通点がある。
リアル系
- ダバ・マイロード
- GC・XOで共演。亡国の王族という同じ境遇であることが分かって交流していくようになる。
バンプレストオリジナル
- ジョシュア・ラドクリフ
- 兄貴分として慕う。
名台詞
- 「てめえら一体何の真似だ!これがザールの攻撃に遭って俺たちを頼った者を迎えるやりかたかよ!」
- 伝染病が発生した船の人間を排除しようとする暴徒と化した群集を止めるために、身を挺して放った台詞。
- 「お前が宇宙の虎なら、俺は焼け野原の雑草よ!焼けた野原ですっからかんよ!そいつの恐ろしさも知ってもらおうじゃねえか!」
- ガスコンとの対決の際の台詞。
- 「クローンがなんだってんだ!俺にだって赤い血が流れているんだ!!そんな事がわからない奴等に生きる資格なんざねぇ!!」
- 34話にて、玉の輿を狙おうと一方的に押しかけておきながら、父・隼人にクローン疑惑がかかるとあっさり見捨てた挙句、保身のためにザールに差し出そうとまでしたキャティーヌとジュデラが乗っていた船を捕まえ、怒り心頭に言い放った。
この後、船を撃墜しようとするものの、ガスコンの言葉が頭をよぎり彼女たちを見逃した。 - 「いいか、良く聞け、俺にとっちゃクローンであろうとなかろうと関係ねえ!人として許せるか許せねえかだ!」
- 第41話にてクロッペンを差し出し、エリオス側に鞍替えを企んだ近衛兵の面々に対しこう言い放つ。この台詞はクロッペンに剣人の強さの秘訣を知らせると同時に自分を人間として扱っていたことで驚愕させた。
スパロボシリーズの名台詞
- 剣人「こんな脱走するような奴らと一緒に行動して本当に大丈夫なのかよ?」
弾児「これだから軍人って奴は信用できねえんだ。俺達は俺達で勝手にやらせてもらおうぜ」
剣人「そうだな。ジオンの連中を村から追い出すんだ!やるぜ!弾児、ベラリオス!」 - 『XO』第10話「脱走」より。他作品の主人公格と異なり、アムロと会話せずに独白という形になっている。
- 軍への不信感の根強さからか、脱走したアムロに対してだけでなく、アムロをそのように追い込んだ軍そのものへの批判も込められているのが特徴的。
- 剣人「いますぐコウモリの丸焼きにしてやるから覚悟しな!この恐竜野郎!」
弾児「ちょっと待て、剣人。コウモリは恐竜じゃねえぞ」
剣人「なんだ?そんじゃコウモリ野郎の上に偽者だってのか?」 - 『XO』第32話「復活!真ゲッターロボ」にて追加されたバット将軍との戦闘前会話。
- 「そうだな…。過去にこだわってちゃ前には進めねえ。人はみんな未来に生きるべきなんだ。」
- 『XO』第59話「灼熱の巨大要塞」にて追加された、出撃時のセリフ。この発言は弾児の言葉を受けてのものだが、彼だけでなく過去に囚われて憎しみを増大させたドルメン大帝にも当てはまっていると言えよう。