パーソナルトルーパー

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パーソナルトルーパー(Personal Trooper)

地球連邦軍地球連邦軍 (OG))が開発した個人用歩兵。略称はPT

そもそもは異星人の、10mを超える人型あるいは多脚の機動兵器に対抗するための人型機動兵器につけられたコードネームである。最終的に、マオ・インダストリーが開発した人型機動兵器ゲシュペンストが軍の要求するスペックを満たし、かつ他社との競合に打ち勝ったことで、ゲシュペンスト以降のマオ・インダストリー製の人型機動兵器全般がパーソナルトルーパーと呼ばれるに至った。

OGシリーズでは操縦適性を測るための試験が存在し、タスク・シングウジのように適正試験に不合格となった者もいれば、リュウセイ・ダテのように特殊模擬試験(バーニングPT)で選ばれるなど様々である。パイロットになったものの軍の階級は最低でも曹長以上で確定する。それ以下のものが何らかの事情でパイロットに転向した場合は同時に曹長に昇級することとなる。

大きく分けて、ゲシュペンストシリーズヒュッケバインシリーズがある。また、ATX計画SRX計画など、パーソナルトルーパーから派生した名機も多い。ゲームでは主に主人公の搭乗機体になる。また、試作機としての役目を終えた機体を改造、再利用するなど円滑な方針を立てている。

搭乗方法は『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』で明らかになっている。おおむねモビルスーツと同じで、ハッチが開き、そこからボックス型のコックピットがせり出し乗り込む形である。

なお、メインコンソール周りのデザインは単純、というよりかなり貧相。主に『OGs』におけるヒュッケバインMk-IIIのウラヌス・システム発動時や『DW』で確認することができるが、計器が偏執的なまでに書き込まれた『機甲戦記ドラグナー』のOPなどと比較するとレベルの差は一目瞭然である。現実でもたとえばF-35などはグラスコックピット化が進み非常にシンプルな計器盤となっているが、それとは別種のショボさである…。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』では新たにメインコンソールが改定され、宇宙世紀ガンダムシリーズのリニアシートのように、パイロットブロックがアームで繋がれている。メインコンソールはタッチパネル方式。第11話でのビルトビルガーの起動シーンを見れば一目で分かる。

無限のフロンティアの舞台エンドレス・フロンティアでは、全長3~4m前後の自律稼働兵器となっている。

ゲシュペンストシリーズ

試作PT

ヒュッケバインシリーズ

ATX計画

SRX計画

Rシリーズはグランゾンの開発ノウハウを受け継いでいるため、SRX計画においてグランゾンには「R-0」という機体コードが振られている。

レイオス・プラン(RXR計画)

グルンガストシリーズ

未来世界のPT

シャドウミラー側の平行世界で開発されたPT

エンドレス・フロンティアで開発されたPT

関連用語

TC-OS
パーソナルトルーパーに採用されている教育型コンピュータ。
アーマードモジュール
イスルギ重工が開発した空戦型兵器(リオンシリーズ)。マオ社でもアーマードモジュールの技術は採用されている。