アポリー・ベイ
アポリー・ベイ(Apolly Bay)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 声優:
- 阿部健太(現:柴本浩行)(TV版)
- 大川透(劇場版)
- 二又一成(『ギレンの野望シリーズ』の一部作品)
- 本名:アンディ(漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』より)
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:ジオン公国軍→エゥーゴ
- 階級:中尉
- 没年月日:宇宙世紀0088年1月18日
エゥーゴのモビルスーツパイロット。ジオン公国軍時代からのシャア・アズナブルの部下で、彼がクワトロ・バジーナと名乗って以降も従い、エゥーゴに参加した。
第45話のゼダンの門攻略戦でファのメタスを庇い、ジェリド・メサの乗るバイアランの攻撃を受けて戦死する。
スパロボの扱いを見ていると相方のロベルトとセットという印象が強いが、TV版ではロベルト戦死後もかなり長い間に渡って登場し続けている。
作中ではリック・ディアスに搭乗し、一時的にΖガンダムに乗ってカミーユに送り届けている。フルネームは劇場版で明らかとなっている。
登場作品と役柄
相方のロベルトと同様、戦死する事は希である。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。序盤はDC所属で、隠し要素で後に味方になる。PS版ではアムロと同じLV38で2回行動になるほど成長が早いが、それ以降は伸び悩む。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- リアル系では相方のロベルト共々、第1話から登場するが、味方が充実してしまえば一気に影が薄くなる。『α外伝』以降の彼とロベルトの動向は不明。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版の設定で登場。途中で死んだりしない。クワトロおよびロベルトと共に小隊を組むと、トライチャージの威力が上がる。最終ボス相手の特殊戦闘台詞が入った。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 前作に引き続き劇場版設定での登場。単独ユニットとしての活躍は無く、相方のロベルト同様に百式の「モビルスーツ隊連携攻撃」の攻撃要員を務める。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『破界篇』と同様。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 新世時空震動後、アムロたちには行方不明になっていたと認識されていたが、シャア総帥の個人的な部下として秘密裏に行動し、様々な根回しを行っていた模様。
- ネオ・ジオン調査ルートでは、無人のΖガンダムを戦闘中のカミーユに送る際の通信で登場する。一方、静観ルートでは、Ζガンダムはパラオ攻略戦の前に届いたため、名前のみ登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リアル系主人公でプレイ時のみ仲間に。メンバーが少ない序盤では、主人公やカミーユ、ルー等の若手の面倒を見る存在として、驚くほど出番がある。
- だが、スーパー系では登場しないこともあって、リアル・スーパーが本格的に統合される中盤以降の出番は殆どない。なお、相棒のロベルトは完全に空気。終盤、シャアが逆襲しても彼らは全く絡まない。ちなみに、シナリオ担当の鏡俊也氏は反省点の一つとしてこの事を挙げている。
関連作品
- ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
- 連邦軍の一員として宇宙で戦っていたが、パーティには加わらないモブキャラの様な扱い。後に戦死した事がロベルトから語られる。
- リアルロボット戦線
- ハマーン・ロシュルートとラズロルートで登場。ロベルト・ファ・カツとセットで「低レベルのブランチ」扱いで仲間になる。
- シャアルートでは中盤に敵として登場。こちらでは仲間にならない。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- 第3次
- 根性、加速、ド根性、気合、必中、ひらめき
- リンクバトラー
- 根性、ひらめき、集中、必中、加速、信頼
- 64
- 根性、集中、加速、必中、ひらめき、信頼
- α
- 根性、集中、信頼、狙撃、熱血、友情
- Z
- 信頼、集中、ひらめき、狙撃、友情
- リアルロボット戦線
- 努力、激励、集中、鉄壁、幸運、補給
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- Z
- 回避率+10%
パイロットBGM
- 「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
- PS版『第3次』、『64』で採用。
人間関係
エゥーゴ
- クワトロ・バジーナ (シャア・アズナブル)
- ジオン軍時代からの上官。
- ロベルト
- 同僚。
- カミーユ・ビダン
- ガンダムMk-IIを強奪してエゥーゴに参加した後輩である彼の面倒を見ていく事になる。
- なお、アポリーの戦死にカミーユが激昂した際、Ζガンダムがパワーアップしているとも取れる台詞をジェリドが言っている。
- ファ・ユイリィ
- 駆け出しのパイロットの彼女を、サポートしていたがTV版第45話で彼女を庇って…。
ティターンズ
他作品との人間関係
名台詞
TV版
- 「コクピットは違っても、3日もあれば自分の手足にする事はできます」
- 第1話より。アポリーが発した最初の台詞。隊長のクワトロと同僚のロベルトと共に、グリプス2で行われているガンダムMk-IIの起動テストを奇襲して強奪する作戦を遂行するべく、向っている途中でのやり取り。
- とはいえ、リック・ディアスの実線投入も兼ねているので、まだ不慣れな様子である。
- 「リック・ディアスに誇りを感じます」
- 第5話より。ガンダムMk-IIと比較しての台詞。アポリーはリック・ディアスの製造にも参加しているのである。
- 「気が付いたかい、ニュータイプ」
- 第9話より。ミーティングに遅刻をし屁理屈をこね回した挙句、エゥーゴのスポンサーであるウォンに、カンフーで気絶するまで修正され、更衣室で意識を取り戻したカミーユに対して。
- 一応口では気遣っているものの、彼を見る目線のそれは普段のものと違い冷ややかなものであった。増長し我儘に振舞うカミーユに対して、流石のアポリーも頭に来ていたのだろう。
- 「あっ!」
「……発射5秒前…4…3…2…レディゴー!!」 - 第13話より。ケネディスペースポートにて、エゥーゴのメンバーを乗せたシャトルを守るべく獅子奮迅の如き戦いを見せるロベルトのリック・ディアスが、ブラン少佐の操る可変MAのアッシマーに撃墜され、戦死した様子に唖然としながらも涙を堪えながら、シャトルを発進させたシーン。
- 一年戦争の頃から、シャアの下で共に戦ってきたかけがえのない戦友が、目の前で帰らぬ人となった現実は、アポリーにとっては半身を失うような辛さであったに違いない。それでも感情に流されずに、シャトルを発進させる任務を果たしたアポリーは立派としか言いようがない。
- 「よっせーっ!」
- 第45話より。ファのメタスを庇おうとする際の台詞。直後、ジェリドのバイアランに撃墜され戦死。
劇場版
- 「しまったぁ!」
- 劇場版における最期の台詞。特に誰かを庇う訳でもなく、ジェリドに落とされてしまった。