フィリス・ジャラヴ

2015年3月27日 (金) 16:35時点におけるケニー (トーク | 投稿記録)による版

フィリス・ジャラヴ(Firis Jarave)

兵器開発会社のイルゼノン社に所属する女性で、 試作の特殊人型機動兵器「ヴァルシオーガ」の開発を担当している。人受けがよく、明朗で優しい性格をしている。また、地上の神話といったものに関しても興味がある。

元々は機械工学のみならず考古学や神話に関してを専攻しており、どちらかと言えば考古学に興味があったと語っている。魔装機開発においては精霊への理解が重要になるため、開発用に集められた考古学資料に興味があったのが開発者を志した理由の一つ。

ティールに同行する中、状況からやむを得ず魔装機に搭乗することになる。

ヨーテンナイとの決戦後に突如出現した巨人族から逃げる最中に乗機のリジェリオールARが機能不全を起こし、一人ヨーテンナイ神殿に取り残されてしまうが、そこで接触した黒い巨人フーム・ラカーブから巨人族と三邪神の繋がりを初めとする数々の知識を授かり、教化されたことで巨人族の巫女となる。

巨人族の巫女となってからは巨人族に従わない人間達に容赦はせず、自身に接触してきたティールをも躊躇なく殺害するなど冷酷で残忍な性格へと変貌してしまうが、その言動の裏には巨人族と三邪神のループを知り巨人族の巫女として生きることしか出来なくなってしまったことに対する諦観の念が感じられる。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
初登場作品。

パイロットBGM

「終わりなき戦い」
リジェリオール搭乗時。
「巨大な闇」
レヱゼンカヰム搭乗時。

精神コマンド

直感応援補給隠れ身後援、自由選択
隠れ身で敵ターンの攻撃をそらしつつ、サポートに徹するのが理想か。

人間関係

サキト・アサギ
レイブレードのパイロット。自らの意思に反して戦うことになった者同士であり、相談に乗ったり整備を手伝わせたりと何かと世話を焼く。
ティール・カーヴェイタムドル・オーレイ
同僚。ティールは開発機のテストパイロット。タムドルは同じ部署の上司。
メルセン・サンティス
ディソルの秘書にして、フィリスにとっては先輩。姉さんと呼び慕っている。
フーム・ラカーブ
彼から様々な真実を明かされ、絶望したが故に教化された。

名台詞

「地上にだって、操者の剣術を反映できる機体もあるそうだけど。聞いた話じゃ戦艦だって、一刀両断にしてしまうとかって……」
第23話 「並び立つ英傑」より。ライオネルにパイロットの剣技に依存するのは兵器としてどうなのかと言われての反論。おそらくダイゼンガーの事を言っているのだろう(実際に地上人召喚事件で召喚されているため)。
「そうね……例えて言うなら、今のゼルヴォイドは信管のない爆弾のような状態よ」
第46話 「その力は誰が為に」より。ゼルヴィオリアの抜けたゼルヴォイドを見て一言。
「そう……逆を言えば、真の力を発揮したゼルヴォイドはただの爆弾に過ぎない。あなたが言う真の力……ゼルヴォイドの強すぎる无の力は、その存在さえも无に帰してしまうのよ」
同上。ゼルヴォイドは「ゼルヴの力を爆薬にした特攻兵器」である事を明かす。

搭乗機体・関連機体

リジェリオールAR
アルメラ共和国の魔装機リジェリオールの改良型。契約精霊は風系低位、夕風の精霊メイティナ。
リジェリオールを再設計した機体で、信頼性・稼働率が改善され、武装や装甲も増強されている。しかし、生産性は大きく落ちてしまったため、軍における原型機との置換は限定的なものに留まった。