キバ
キバ(Kiba)
- 登場作品:マジンカイザーSKL
- 声優:檜山修之
- 種族:地球人(エルプスユンデの末裔)
- 性別:男
- 所属:キバ軍
奇械島で戦いを繰り広げている勢力の一つ「キバ軍」の頭。野蛮を絵に描いたような男で、戦い、奪い、快楽を得ることしか頭にない。
OVA第1巻での戦いでカイザーに敗れ、死亡した……かと思われたが、重傷を負いながらも生還を遂げており、アイアンカイザーを強奪して再びカイザーに戦いを挑む。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。概ね原作通りの活躍。今回『SKL』には色々なクロスオーバー要素が組み込まれているが、彼はその性格上そんなもの知ったことではないとばかりに振る舞うので、その濃いキャラクター性に対して、ストーリー面では他の『SKL』のキャラと比べると相対的に影が薄い感もある。戦闘アニメでは原作第1巻の姿の健康体バージョンのカットインも、原作第3巻の重傷を負った姿での、恐ろしくも迫力満点のカットインも共に存在。
- また、檜山氏の演じたキャラのお約束ということか、声優ネタを絡めた台詞(後述)もあり、中断メッセージも収録されている。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「てめぇら命拾いしたなぁ!今度会ったら必ず決着つけてやる!覚えてやがれぇぇ!!」
- OVA第1巻にてガラン軍への対応のために海動達との戦いを中断して撤退した際に。あまりにもありがち過ぎる捨て台詞に海動も呆れていた。
- 「うああああああああ!! 地獄で待ってるぜぇぇぇっ!」
- OVA第1巻での断末魔の叫び(と言っても生還するのだが)。この台詞から「俺たちが地獄だ!」に繋がる。
- 「もらうぜ、アレを!」
ヒミコ「あれは、使ってはいけない…」
「もったいぶりやがって…。力とは使うためにあるんだぜぇ!」 - OVA第3巻にて。まさかの復活である。この時、ヒミコを手に掛け、ガラン軍が秘匿していたアイアンカイザーを奪取した。
- なお、別作品のロボットアニメに登場するキバ役の声優・檜山氏が演じたある悪役キャラクターも、キバの後者の台詞と似ている趣旨の発言をしている。
- 「それがどうしたぁぁあ!!」
- OVA第3巻で、重力炉がメルトダウンを起こして降下した事を傍受して。尤も、その元凶であるアイアンカイザーを持ちだしたキバ本人には知ったことではなかった。
- 「てめえら……本当のバカだ!」
- 重力炉を対消滅させるため、死を覚悟して重力炉の前でアイアンカイザーを破壊する海動と真上に、半ばあきれたのか笑みすら浮かべたキバの最後のセリフ。
スパロボシリーズの名台詞
- 「てめえの添い遂げようとしてる女も、まとめて俺のモンにしてやるぜぇぇっ!」
- UXでのジョウとアルトに対しての特殊戦闘台詞。お馴染みの檜山キャラの声優ネタ。別作品のロボットアニメの主人公で、愛する人と添い遂げたガンダムパイロットに因んだ台詞。
搭乗機体・関連機体
- 爆劉鬼
- 悪地形でも高い機動力を誇るクローラー部を持ち、パワーにも優れているキバの専用機。ちなみに、クローラー部は着脱が可能。
- アイアンカイザー
- マジンカイザーSKLの兄弟機。ガラン軍の本拠地で眠っていたが、キバに奪取される。
余談
- キャラクターのモチーフは永井豪氏の漫画作品『スバ蛮』の主人公・ズバ蛮。ズバ蛮は同じく永井氏のオールスター漫画作品『バイオレンスジャック』にも悪役として登場している。
- どちらも野蛮かつ自由奔放な人間性は共通しているが、前者が曲がりなりにも主人公として活躍しているのに対し、後者は正真正銘の残忍極まりない悪役という位置付けであり、戦場で回収した負傷者を人肉ソーセージに加工、旨そうに食するという一面も見せている。