ガーリオン・カスタム“無明”

2014年6月14日 (土) 21:37時点における126.92.183.16 (トーク)による版 (→‎登場作品と操縦者)

DCAM-006VM3 ガーリオン・カスタム“無明”(Guarlion Custom Mumyou)

傭兵ムラタガーリオンガーリオン・カスタム)のカスタマイズ機。リシュウ・トウゴウが手がけた「シシオウブレード」の一つを奪取して、主武器として使う。カスタマイズに関しては剣撃戦闘用に装甲を追加し、一気に間合いを詰める為に両肩にブースター等を増設。機体色はオレンジとブラックのツートンカラーを基調としている。またフェイス部分に「無明」とマーキングされている。ムラタ個人の専用機として幾多の戦場を掻い潜ってきたが、封印戦争中においてムラタ共々、血塗られた獅子王刀は斬艦刀で切り捨てられてた。

エクセレン・ブロウニングはその姿から、本機に「武者我亜里怨(ガーリオン」なる渾名を命名している。これは、武者頑駄無(ガンダム)のパロディーである。

出典作は漫画『スーパーロボット大戦OGクロニクル』の作者八房龍之助氏の「狡兎死して走狗烹らるか?」から。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
OG2の追加シナリオの第2話「狡兎死して走狗烹らるか?」と漫画のタイトルで登場。本格的な登場は2.5版より。本当にガーリオンなのかと疑いたくなるような性能を誇り、攻撃力と運動性、耐久力の三拍子が揃った強力なユニットだが、全体攻撃が出来ないのが救いか。また、無明とは明らかにサイズ差のある改修途中のジガンスクードに斬りかかっており、無茶というか無謀としか思えない事もやっている。2.5と外伝ではさらに戦艦にまで切りかかっているわけだが。
スーパーロボット大戦OG外伝
序盤戦で登場。交戦機会も多い。相変わらず強力なユニットであり、第23話では10万越えという、原型機を遥かに超越した性能である。ただし、OG2,5と比べると、撤退する際のHPの条件が低くなっており、逃がさずに撃墜する事が幾分楽になっている。
第2次スーパーロボット大戦OG
序盤のラ・ギアス編で交戦のち、後半の分岐ルートでガイアセイバーズの尖兵として現れる。近接戦闘では強いのだが、援護防御でゼンガーとリシュウをカバーすれば恐れることもない。寧ろケルベリオン合体全体攻撃のほうが厄介。紅の聖夜祭(前編)においてゼンガーか、リシュウで止めを差すとセリフが変わる。ちなみに、常にA-アダプターを装備している。

装備・機能

武装・必殺武器

マシンキャノン
胸部に内蔵された機関銃。なぜかEPではこれかレールガンで攻撃してくることがほとんど。
バーストレールガン
ガーリオンの基本装備である長距離レールガン。
シシオウブレード
本機の主力武器。
無明・二刀人機斬
シシオウブレードを右腕に、小太刀を左腕に持つ。そして急加速して小太刀で連突、蹴り飛ばした相手に突っ込んで斬り捨てる。反撃時に主に使用してくるので、寄らなければ問題ない。

特殊能力

フルブロック
OG2ndで所持。特殊効果無効といはいえ、脅威ではない。

移動タイプ

テスラ・ドライブにより飛行可能。

機体フル改造時のカスタムボーナス

格闘武器の攻撃力+200
攻撃力強化系のボーナス。当然といえば当然か。

対決・名場面など

グルンガスト弐式
「狡兎死して走狗煮らるか?」より。クスハ奪還に動いたブリット駆る弐式を、機体の不調もあって終始圧倒する。クロニクルではトドメの一太刀を口で止められ、ゼロ距離からのブーストナックルを食らって粉砕されたが、ゲームでは決着はつかなかった。
グルンガスト零式
かつての師・リシュウ駆る斬艦刀ロボとの対決。テスラ研、大連の二度邂逅したが、未だ決着はつけられていない。
ジガンスクード
「誰がための盾」より。レオナのガーリオンに切りかかるも、割り込んできたジガンに阻まれる。対艦用ではないシシオウブレードで単独最大の人型機動兵器に痛手を負わせたわけだが、凄いというより無謀。しかし……。
クロガネ
輪をかけて無茶なのがこれ。「悩める守人」より。ゼンガーが踏み込む隙を与えないほどの神速で、クロガネに痛打を与える。しかし、戦艦であるクロガネに特機用のシシオウブレードで切りかかるとは、先のジガン以上に無茶苦茶である。

関連機体

ガーリオンガーリオン・カスタム
リオンシリーズのエース専用機。

余談

OGクロニクルにおける本機の大きさが何故か本機と戦闘していたグルンガスト弐式と同じサイズになっていた。