イリエ・タマキは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の登場人物。
イリエ・タマキ | |
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登場作品 | |
声優 | 井口裕香 |
デザイン | 平井久司 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(MJP計画第三世代) |
性別 | 女 |
年齢 | 15歳 |
所属 | グランツェーレ都市学園(~6話) → MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十二作戦中隊 |
軍階級 | 少尉 |
趣味 | 恋愛情報収集 |
概要
チームラビッツの最年少メンバーでローズスリーのパイロット。グランツェーレ都市学園でパイロット訓練を受けていたところ、MJP司令官シモンにより緊急招集され、戦闘母艦ゴディニオンに配属された。
スピード狂の気があり、遺伝子の特性でG耐性も高いため、20Gオーバーの加速力を超えるローズスリーを乗りこなしている[1]。
年齢よりも幼さを感じさせる外見(※バストサイズを除く)で舌足らずな喋り方をする。それ以上に内面が幼く、容姿のいい男性を見るとよく知らないまま告白するため、すぐに振られている[2]。また、男性と付き合うという事は理解していても、それ以上の事は全く理解しておらず、作中でアダルトビデオを見た際は全くその内容を理解できていない。
他人に好意を寄せる反面自身に向けられる好意には全く気付かず、チームドーベルマンのパトリック・ホイルのアタックにも全く気付かない。
大好物はイカの塩辛と白ごはん。チームではブースターを務める。その突撃っぷりからデブリから身を守るに過ぎなかったバリアを、敵に突撃して攻撃出来る程強化されたバリアに変更されている。その性格からイズルに次いでハーモニックレベルが高い。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2016年11月の期間限定イベント「僕らのヒーロー」でシナリオNPCとして登場。
- 2018年11月の復刻参戦イベント「目覚めよ、ヒーロー!」ではユニットとして再登場。
- スーパーロボット大戦30
- 音声初収録。宇宙ルート第2話「目指せ、ヒーロー」、もしくは第3話「チームラビッツ出撃」から登場。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
- チームラビッツ全体の仕様として、戦闘時にチーム内での掛け合い台詞が存在する。サブパイロットや同乗している非戦闘員が掛け合うことは過去にもあるが、別々のパイロット同士が掛け合うというのはレアケースとなる。
- タマキの場合はジークフリート、ジュリアーノとの掛け合いもある。なお、二人は体験版本編中では未登場のためか、顔グラが表示されず、さらには本編で登場していないのに顔を出す事も。
- ローズスリーのサイズが大きい為他アッシュに比べてお手軽にダメージを出しやすい反面、戦闘向けの精神修得が遅いため照準値・運動性の改造は必須。リソースが足りないうちはパープルツーと足並みを揃えたい。
- 会話においては、他作品の男性キャラに見惚れる場面が多く描かれている。イケメンに援護攻撃・防御すると特殊台詞を言う事も。
パイロットステータス
精神コマンド
- 30
- 加速、突撃、脱力、直感、応援、愛
- 突撃志向かつ天然系恋愛ザンネンらしい精神コマンドが目白押し。戦闘でもサポートでも活躍できる品揃えで、戦闘ならば加速と愛が、サポートなら脱力と応援が光る。
- しかし突撃はミサイルでしか使わない上に突撃戦法と射程があまり変わらないためほぼ死に精神。移動後攻撃できないチームメイトの根性と交換してほしいところである。
- また命中・回避に関わる直感・愛は低レベル時点では習得していない上に脱力や応援で消費している事も多く、うかつに突撃すると精神を使えず詰む可能性も高い。
- ケイの先見で回避はカバーできるが命中はどうしようもないため、指揮やジャミングを利用したり、強化パーツでの補填も考えておきたい。
特殊スキル
- 30
- 底力L6、闘争心L1、気力限界突破L2
- 他メンバーと比べると気力系に偏っており、それ以外の一芸が無い。
- エースボーナスと機体サイズ・防御シールドの合せ技から援護防御とガードを習得してみるのも悪くない。
エースボーナス
- 戦闘した相手の気力を-5する。被ダメージ0.9倍
- 『30』で採用。一回戦闘する度に気力を減らす為、反撃運用すると脱力を蒔きながらダメージを与えるような戦い方が出来る。被ダメ減少はサイズの大きいローズスリーへのダメージを更に抑えられる。
サポートアビリティ
- 天然系恋愛ザンネン
- SSR。敵を倒すごとに攻撃力、移動速度アップ。
人間関係
チームラビッツ
- ヒタチ・イズル
- チームリーダー。互いにノリも良く合う為場面場面で意気投合する。イズルが変貌した際は男らしい言葉を掛けられ「意外にカッコいい」と評価していた。
- アサギ・トシカズ
- チームメンバー。年長者だが男として全く意識しておらず、彼のベッドや床でよくゴロゴロしている。
- クギミヤ・ケイ
- チームメンバー。タマキに反して非常に背が高く胸が小さくクール、好きな物は甘い物と真逆の性格・体型をしているが、非常に仲が良い。
- スルガ・アタル
- チームメンバー。タマキがボケた際のツッコミ担当は主に彼。互いに恋愛に熟知していると自負しているが、それ以降について初心なのは同じ。
- クロキ・アンジュ
- 新チームメンバー。男なのか女なのか分からず男性として接して良いのか困惑していた。
チームドーベルマン
- パトリック・ホイル
- 彼から好意を寄せられていたが、それに気づいたのは戦死した彼からのプレゼントが届いてからだった。
ゴディニオンのクルー
- スズカゼ・リン
- グランツェーレ都市学園在籍時の教官であり、ゴディニオン艦長となったため、そのまま上官となった。
- ジークフリート・フォン・ヴェスターナッハ、ジュリアーノ・ヴィスコンティ
- どちらも美形の男性なので好意を持っている。
- ルーラ・チャン、ナオミ
- 軍医と看護師。チームラビッツの健康管理を担う。
- 山田ペコ
- チームラビッツのマネージャー的存在。実は自動車の運転が非常に荒く、チーム・ラビッツの面々が音を上げる中、耐G能力が高いタマキだけは遊園地のアトラクションを楽しむが如く、はしゃいでいた。
- シンイチロウ、シンジロウ、シンザブロウ
- ローズスリーのピット艦のクルーたち。容姿が似通っているが、兄弟ではないらしい。タマキの好みのタイプではなく、彼らもタマキはタイプではなかったようだが、終盤は割と仲良くなっていた。
MJP司令部
全地球防衛軍GDF
- コン・ナツミ
- 広報官。自身とケイの広報活動の際に世話になる。
汎銀河統一帝国ウルガル
- ルティエル
- 最終決戦時にパトリックの仇として相手取る。
他作品との人間関係
名台詞
- 「とっかーーーーん!!」
- ローズスリーでの突撃時によく叫んでいる。漢字で書けば「吶喊」もしくは「突貫」で、ときの声を上げ敵陣に突っ込むこと。この人の台詞が有名。
- タマキ「この塩辛の原料って何なのら?」
アサギ「宇宙イカだろ」
タマキ「マジで!?」 - 第11話「オペレーション・アレス」より、作戦決行前に皆で食事している際のやりとり。
- スターローズでは有害宇宙線の防護用に二重外壁が作られており、その間を巨大水槽にすることで食用魚介類の養殖を行っているので、そこで獲れたイカということ。
- この「宇宙イカ」という言葉から、同時期放映の別のロボットアニメを連想した視聴者も多いとか。
- 「がーん!! あたしがエースだと思ってたのに~」
- 第17話。アサギがチームラビッツのエースはイズルだと認める発言に対して。多くの視聴者が「それはない」とツッコミを入れた事だろう。
- 彼女のみ他のメンバーとは違う大型の機動兵器を任されているという点が勘違いを招いたのかもしれない。彼女自身のチームでの役割はエースよりも、先陣を担う切り込み隊長の方が近い。
- 「シオカラパワー!」
- 第22話、離脱しようとするルティエルをワイヤーで絡めとりゴディニオンの砲撃の射線上まで引っ張り出す際に発した台詞。
- 『30』では突撃使用時の戦闘台詞として採用された。
迷台詞
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「ザンスカールざんすか〜!」
- 『30』にて、ザンスカール兵と戦った際に発生する特殊戦闘台詞。ダジャレネタである。
- 「ガンダムをやっつけるダム〜!」
- 『30』にて、フェネクスと戦った際に発生する特殊戦闘台詞。
- タマキ「うわわ…イケメンさんがいた…!」
スルガ「今、そういう話…してないから…」 - 「チームラビッツ出撃」エンドデモ。いきなりの初陣、かついきなり本来の所属ではないドライストレーガーに合流することになっても、艦のイケメンさんを見つけたらすぐこれである。良くも悪くも全くブレない。とはいえ突っ込んだスルガも、直後に美人艦長を見つけてデレデレしだすため、全く人の事を言えておらず、即座にタマキとツッコミ関係が逆転する。
- 「らん、ららん、ら~んららん~!
あ~いらぶゆ~! あ~いにーでゅ~!
あ~ららら~! 愛しき~王子様~!」
ウェンディ「ら~らら~。
ちゅるり~らら~王子様~!」 - ボーナスシナリオ「始動、連邦軍アイドル化計画」で、ミツバの「ミツバンバン!」で最悪な雰囲気に対してウェンディと共に放ったトドメの一撃の歌。
搭乗機体
- ローズスリー
- 専用機。素体は他のアッシュと同様だが、装備するアサルトイェーガーが他の機体の倍以上の大型機体。手足が無く、大型のブースターでの爆発的な推力による突貫および内蔵された火器をばら撒く戦法に特化している。
余談
- ローズスリーは元々「自殺願望のある少女が乗る」という指定の元デザインされており、またタマキも初期設定画では激情を表す表情が開示されていたが、特に作中ではそう言った感情や内容が展開される事はなかった。