Zシリーズの舞台となる世界群。以下はタイトルごとの舞台と戦役の名称。
タイトル | 舞台 | 戦役 |
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スーパーロボット大戦Z | UCW | 第一次多元戦争 |
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク | ||
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 | ADW | 破界事変 |
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 | 再世戦争 | |
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 | 蒼の地球 | 時獄戦役 |
第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇 | 翠の地球 | ---- |
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇 | 蒼の地球 翠の地球 |
天獄戦争 |
各作品世界の関連性
本シリーズに登場する世界は、1万2千年ごとに発生する宇宙の崩壊により、度々リセットされている。しかし、完全にはリセットされず、断片化された情報が再構築された世界に残り、それを元にまた新たなる世界や可能性が発生している状況にある。
例えば、翠の地球絡みでは明言されないものも含めると以下のような関連がある。
- フロスト兄弟に降りかかった悲劇の発端はデュランダル議長のデスティニープラン
- シビリアンやイノセントの祖先はコーディネイター(ファーストコーディネイターのジョージ・グレンの言葉が伝承されている)
- イボルバーが宇宙適応のための遺伝子操作を行うきっかけである地球寒冷化は、アクシズ落としによる核の冬が原因
- ムーンレィスやイノセントといった計画の発案者は、人類銀河同盟の中核ともいえる地球復興を目指す当時の連邦政府
- アクシズ落としが成功した世界をシミュレートした箱庭として構築されたのがパラダイムシティ
詰まる所、アクシズ落としが発生する以前の世界では少なくとも、『ビッグオー』、『ガルガンティア』、『ガンダムX』、『ザブングル』の世界は存在しなかった可能性がある。
超次元世界
『天獄篇』のエンディングにて、超時空修復の敢行によって分離・再構築された新たなる多元世界の姿。大時空震動前に存在したそれぞれの世界が、カオス・コスモスの消滅後に残された「天柱」によって接続され、地球近海に存在する「ゲート」によって行き来が可能となっている。
このゲートはクロスゲートと見た目が似ており、外縁部の三角パーツがないのが違い。また、地球側が設置したのか、再構築時に出現したのかは定かではないが、各世界(少なくとも陣代高校のある世界とコズミック・イラの世界)には管理局が設置されている。
『Z』のブレイク・ザ・ワールド以前のもので、判明している限りではこのようになっている(世界の内訳は表の舞台のリンク先で解説)。
- アストラギウス銀河
- マクロス7船団
- フロンティア船団
- 聖天使学園
- エレメントスクール
- 新世界大陸
- トップ部隊
- フラタニティ
- 赤い海の世界
- パラダイムシティ
- スカブの大地
- 宇宙世紀世界(UCガンダム、東映版マジンガー、東映版ゲッター、グローリー・スター)
- コズミック・イラ世界(ガンダムSEED、オーガス、ザンボット、ダイターン、ゴッドシグマ、バルディオス、グラヴィオン)
- 荒廃世界(ガンダムX、∀ガンダム、ザブングル、キングゲイナー、ガルガンティア、ビーター・サービス)
これらの世界以外の分け方は不明だが、少なくとも『フルメタ』、スコート・ラボ、チームDEM、聖インサラウム王国は同じ世界である事が明らかになっている。また、『コードギアス』と『ガンダム00』は同一世界ではないことが明言されており(第2次Z破界篇において「別の世界にあった北米大陸の国家が同居した結果、ブリタニア・ユニオンが成立した」と説明されている)、日本占領の設定を思えば各スーパーロボットが存在する世界と『コードギアス』は同じ世界でない可能性が高い。
「混ざり合った世界が分離し、ゲートでつながれるようになった」というこの超次元世界の構成は、順序こそ逆だがエンドレス・フロンティアとよく似ている。
関連用語
余談
『スーパーロボット大戦30』では、同作の世界観がZシリーズの宇宙の再生した後の宇宙であることが示唆されている。 異空間に流れ着いていたアドヴェントによる言及やC.C.の持つ虚憶の兆候に加え、クエスターズが運用する御使いの機動兵器やエトランゼが擁するサイデリアルの兵器が「古の宇宙の産物」とされているため、少なくともZシリーズの宇宙が一大劫を迎えた後の世界であることはほぼ確実と思われる。