ボルテスVは『超電磁マシーン ボルテスV』の登場メカであり、同作の主役メカ。
ボルテスV | |
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外国語表記 | Voltes V |
登場作品 | 超電磁マシーン ボルテスV |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 対ボアザン専用スーパーロボット |
全長 | 58 m |
重量 | 600 t |
動力 | 原子力エンジン |
エネルギー | 超電磁エネルギー |
最高飛行速度 | M16→M20 |
開発者 | 剛健太郎 |
乗員人数 | 5名 |
パイロット |
概要
ボアザン星人の襲来を予期していた剛健太郎博士が、浜口博士や妻の剛光代と協力して開発していたスーパーロボット。
メインパイロットは、ボルト・クルーザーのパイロットで剛健太郎博士の地球での長男でもある剛健一。
普段はボルトマシンと呼ばれる5台の戦闘メカに分離している。また、コン・バトラーVとは異なり、声紋認証でパイロットを認識している。合体時は5台すべてが宙に浮いてV字型の編隊を組み(Vトゥギャザー)、その後に「レッツ、ボルトイン」のキーワードとともに合体する。
5機合体、武器の多さなど、コン・バトラーとかぶる点が多いが、コン・バトラーと違い合体後の分離が自由であるため、相手の技で拘束された際に、ランダーだけ分離して単機で拘束を解いたりするなど、この点を有効に利用している。ちなみにいざという時に気持ちの上で甘えないように、脱出装置は付いていない。このことは第21話で剛健太郎の前で偽ボルテスが破壊された時乗員が脱出し、見破られる要因となっている。さすがに脱出装置完備のSRWではそんなことはないが(ただしこれはボルテスVに合体した時のみでボルトマシンに分離しているときは作動する)。
なお、ボルテスVは「剣技での必殺技による決着」を定着させたスーパーロボットとして有名であり、「○○剣××斬り」という必殺技の定番は、ボルテスVが生み出したと言える。
構成機体
登場作品と操縦者
スーパーロボット大戦シリーズでは、初登場が『新スーパーロボット大戦』で、コン・バトラーVと共演するようになったのは『α』以降である。ボルトマシンの合体や分離まで再現する作品が少ないのもコン・バトラーVと同じであり、大抵は1ユニットとしてのみ登場する。1ユニットに5人のパイロットが搭乗しているため、精神コマンドが5人分使用できるという大きな利点がある。 分離可能な作品ではコン・バトラーV同様にボルト・フリゲートが修理装置を搭載しているため、分離→修理→合体というコンボが可能。
能力としてはコン・バトラーVとほぼ同等。性能で言えば機体サイズを考慮してか本機の方が僅かにHP・EN・装甲が高く設定されていることが多い。また本機は近接武器だけでなく、射撃武器の性能も悪くなく、健一の射撃も高いため、反撃によって敵を削ることも可能。一方でバランスを取るためか、最大攻撃力で見れば格闘特化な豹馬の操作するコン・バトラーの最強武器「超電磁スピン」の方が本機の最強武器「超電磁ボールVの字斬り」より優れていることが多い。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初めてコン・バトラーVとの競演を果たす。合体デモはCGになった。コン・バトラーと同じく武器数は多いが、攻撃力の低い武器が多く役立つ武器は限られる。後半で超電磁ボールVの字斬りが追加される。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 武器性能が『α外伝』仕様になった。初期攻撃力が軒並み引き上げられたおかげで無改造でもかなり戦える。一部武器の射程が伸びているのもありがたい。シリーズで初めてコン・バトラーVとの合体攻撃が追加された。超電磁スピンVの字斬りをメインで使うなら超電磁ボールVの字斬りではなく天空剣Vの字斬りを改造するように。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 未来世界にワープ後序盤に復帰するユニットの一つであり、使う機会が多い。コン・バトラーと同様に武器改造費の高さの割に攻撃力の上昇値が低い。後半は激励、覚醒、再動、祝福&期待、かく乱といったサポート精神をそれぞれ分散して覚えるため、戦闘でなくサポートのために期待を送るという手も有効。
- ルート選択によってはギルギルガンをコンバトラーVと2体で相手をしなくてはならないステージを通ることになるので、戦力として使っていない人は注意したい。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- DC版αにあった合体攻撃は追加されず。移動後に撃てる全体攻撃であるグランドファイヤーが強く、ガトリングミサイルが反撃の削りとして優秀、最強武器は援護を活かせる射程2マス…と、かなり武装面が恵まれている。また、ほかのスーパーロボットと異なり覚醒役と気合、熱血役が別れているので、総じて殲滅力が非常に高く熟練度取得のキーマンとなれる機体。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 第2次αではなかったコン・バトラーVとの合体攻撃が追加、またシリーズで初めてコン・バトラーVとダイモス3体での合体攻撃が追加された。
- 全体攻撃の重要性が上がったため、コン・バトラーVと比べて相対的に強くなったと言える。(ただコン・バトラーの方も全体攻撃武器の使い勝手が調整され向上はしている)
- コン・バトラーVよりも参戦が遅いが、グランドファイヤーが強力なので、撃墜数は稼ぎやすい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 携帯機シリーズでは初のコン・バトラーVとの合体攻撃が追加。武装追加はコン・バトラーVとダイモスとの3択になる。合体攻撃を持たず、単体最強武装が追加されるダイモスが最優先となり、本機はまだ合体攻撃があるため、武装追加の優先順位は2番となる。武装が追加されない場合、単機能力ではコン・バトラーVに劣り、合体攻撃もシステム上ボルテス側から放った場合、威力が落ちてしまう。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 合体攻撃のシステムの変更に伴い、コン・バトラーVとの差は縮まった。本作では健一のガンファイトLvが上昇するので最終的に射程が非常に長いスーパー系ユニットになる。
- スーパーロボット大戦R
- Aとほぼ同性能だが、コン・バトラーVとの合体攻撃に「超電磁スマッシュ」が追加された。
- スーパーロボット大戦J
- 合体攻撃「超電磁スピンVの字斬り」がパワーアップ前から使えるが、内容は違っている。コン・バトラーVとの合体攻撃で実力は申し分ないが、序盤から登場するコン・バトラーと比べて撃墜数が稼ぎ辛いのが難点か。
- スーパーロボット大戦L
- プロローグに登場後、しばらくして正式加入。最初から超電磁ボールまで使えるので序盤からダメージソースとして活躍する。ボルトマシン・スピンやコン・バトラーとの合体攻撃は後半に入ってから。遠距離攻撃がボルテスバズーカのみなので、撃ち尽くしてしまうと射程が一気に3まで下がる欠点が存在する。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。第1話から合体デモも披露してくれる。宇宙編では序盤で離脱、地上編では途中から最後まで参戦。宇宙編前半では味方の少なさやNPCカミオンの防衛で分離状態のボルトマシンを活用するイベントも多い。健一は射撃が強くボルテスVは格闘が強いというチグハグな面はあるものの、サブパイロットの一平が魂持ちのため、破壊力は参戦ユニット中最強クラスである。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。またおまけマップでは、ボルトマシンを出撃させなければ合体形態で中立ユニットとして登場し、味方にできる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 実装時期はそれぞれ異なるが、アタッカー(大器SSR)、ディフェンダー(SSR)、シューター(大器SR、大器SSR)、ファイター(SR、Ωスキル搭載大器型SSR)、ブラスター(SSR)が登場。5タイプがすべて実装されている数少ないユニットのひとつ。
- 2020年5月にはΩファイターがXΩスキル対応となり(パートナーはコン・バトラーV)、XΩユニットが実装された。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド2より参戦。本作では開発の参考としてジェガンが用いられている。
- 機動タイプは攻撃特化。Lサイズが災いして行動順が遅くなりがちだが、その分サイズ差補正による火力が魅力。
- 必殺技も軒並み火力に繋がるスキル付きだがSSR必殺技の天空剣Vの字斬りの射程が1と使いにくい(本作では射程1も狙撃が乗るのでフォローは可能だが)。しかし、攻撃特化タイプでは珍しく健一が自力で必中を覚える為、このタイプでは比較的使いやすい部類といえる。
- コン・バトラーVとの違いとして、機体改造ボーナスがあり向こうがHP強化に対してこちらは防御力強化になっている。
- 2020年12月のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」では相良宗介たちミスリルのチームが搭乗する。サブパイロットはマオ・クルツ・テッサ・カリーニン。設定上ではボルテスの予備パイロットの試験として、依頼を受けたミスリルから派遣された面々が一時的に搭乗している。本来はSRTの3名のみが搭乗し、残りはボルテスチームのメンテナンスチームが搭乗する予定だったが、テッサが興味を示したためにテッサとカリーニンも搭乗している。
関連作品
- シャッフルファイト
- 恐らくは「レッドコメット」所属と思われる反乱軍メンバーの一員だが、第4章の発着基地戦に間に合わず後追いの形で第5章クリア後に駆け付けて来る。攻撃力・防御力は平均レベルだがダイス3個分の戦闘力を有しているので差ほど気にする必要は無く、素早さも及第点なので主力枠に据える価値は十分。体力はコン・バトラーVより多少劣るものの、それでも味方ユニットの中では高めのHPを誇る。
- スーパーロボットスピリッツ
- プレイヤーキャラクターとして使用可能。質実剛健な格闘技とガトリングミサイル、超電磁ゴマを筆頭とした多彩な武装を使用でき、遠近問わず戦えるバランスタイプのロボット。超必殺技は「天空剣Vの字斬り」と「グランドファイヤー」。前者は派生入力で超電磁ボールを飛ばせる。
装備・機能
ボルテスVは多数の武器を搭載していることになっているが、印象としてはせいぜい10種類程度であろう。そういう意味では、コン・バトラーVより武装が削られているユニットという印象がない。
武装・必殺武器
- ボルテスパンチ
- 殴りつける。
- 『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。
武装
- 超電磁ビーム(ボルテスビーム)
- 胸の天空剣の上にあるクリスタル部から発射する細い光線。敵に効いている描写が全くない牽制用武器。
- 場面によって照射型だったり小さなビームを連射したり描写も様々で武装名も安定しない。(同じ武装名で違う光線が出ていることもよくあった)
- 『新』では別個に「ボルトレーザー」「超電磁ウェーブ」という類似した武装も使用。
- 超電磁ウェーブ
- 『新』や「αシリーズ」ではこちらの名義で採用されている。αシリーズではPLA武器。
- ガトリングミサイル
- 手首を収納し、五連装の小型ミサイルを発射する。
- なお「腕部に収納されている」という共通点から、後述のチェーンナックル・ボルテスバズーカがどうやって共存しているのかと突っ込まれることが多い。その辺りの設定が大らかだった時代ならではの武装。
- 反撃・ダメージ調節に便利。αシリーズではALL兵器。『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプの通常攻撃に採用。
- チェーンナックル
- 手首を収納し撃ち出す鎖付きの分銅。ボルテスVが初めて使った武装。
- ボルテスバズーカ
- 巨大バズーカ。腕が丸ごと砲身になる。右腕を担ぎ、手首が折れて中から砲身がせり出す。この際折れた手の親指がトリガーとなる。「バズーカー」名義の場合も。
- 射程の短さをカバーする貴重な武器であり、弾数制限があるものの、反撃の際にはとても有用である。射撃が得意な健一の能力とも相まって使い出のある武器。『A PORTABLE』では健一のガンファイトによりかなりの射程距離になる。
- 『X-Ω』ではSSRシューター・ブラスタータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では実弾属性のR必殺技として採用。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「ダメージアップI(実弾)」。
- 超電磁ストリングス
- 腰部に装備された粘着性のあるワイヤー。ムチのように撓り、相手を撥ね退ける。
- αシリーズではなぜか射程1。
- 超電磁ゴマ
- 腹部から弾き出されたコマから刃が飛び出し、超電磁ストリングスで投げて相手を切り裂く。超電磁ストリングスと組み合わせて使うことも多い。
- コン・バトラーの超電磁ヨーヨー同様、SRWではP属性有射程かつ良燃費な武器として主力になることが多い。
- 『X-Ω』ではファイタータイプの必殺スキルに採用。『DD』では斬撃属性の通常攻撃として採用。
- グランドファイヤー
- 腹部の火炎放射器。単純に火を噴くだけではなく、球状にして放ったり、噴射の勢いで相手を吹っ飛ばしたりもできる。
- 『第2次α』『第3次α』ではALL兵器となり、一気に使いやすくなった。
- 『X-Ω』ではSRシュータータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では特殊属性のSR必殺技として採用。メインアビリティは「全力攻撃II」で、気力120以上の時、与ダメージが増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップII(特殊)」。
- グランドミサイル
- グランドファイヤーと同じ箇所から撃つ大型ミサイル。SRW未登場。
- 超電磁ボール
- 原作第24話で鎧獣士のマキシンガル合金を劣化させた鷹メカの光線を参考にした超電磁加重砲。命中した対象に超電磁粒子による凄まじい超電磁加重圧をかける。
- 第25話でボルテスVに搭載されたのだが、発射するためにはボルテスVの全エネルギーを使っても全く足りず[1]、天空剣を構えて落雷を数回受けパイロットとボルテスが大ダメージに耐えてやっと発射できるが、発射後ボルテスVはダメージに耐えられず自爆してしまう[2]など実用には程遠い武装であった。
- その後第26話で鷹メカのもたらした強化設計図でボルテスVが大改造され、落雷の衝撃にも耐え1回でチャージできるようになり、新たに露呈した超電磁ボールで全エネルギーを放出してしまう欠点も鷹メカと合体して制御装置を搭載することで解消され連射もできるようになった。
- 登場してから完全に使いこなせるようになるまで苦労や苦難の連続であったが、その威力は新たな強敵である鎧獣士への切り札として活躍した。
- 天空剣
- ボルテスVの代名詞ともいえる必殺の武器。胸パーツが分離して柄と刃を展開する形で、使う時の胸部もSRWでは『新』を除いてきっちり再現されている。
- 原作では様々な攻撃方法があるが、SRWでは後述する3種類が主に登場する。
オプション装備
- 超高速ミサイル
- 『DD』の宗介搭乗時に装備。正式名称は「レイセオン/ゼネラルエレクトリックK1『ジャベリン』超高速ミサイル」。ガトリングミサイルの弾として装備されている。
必殺技
- ボルトマシン・スピン
- 第17話「愛も涙も振り捨てろ!」で合体を妨害された際の打開策として使われた技。一旦合体を解除し、合体時のフォーメーションを組んだまま全機体が高速スピン状態となって突撃し相手を穿つという、ボルテス版の変則超電磁スピンとも呼べる技。
- 現在のところ『L』でのみ採用。トドメ演出として、本編そのままの再合体シーンが挿入されるのが特徴。
- グランドファイヤー(S)
- 『DD』での特殊属性のSSR必殺技。チェーンナックルで敵を地面に叩きつけてから、グランドファイヤーを浴びせる。
- メインアビリティは「原子力エンジン」で、攻撃特化タイプの移動力と照準値が増加する。気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(特殊)」。
天空剣による必殺技
- 天空剣・一文字斬り
- 「天空剣」と表記されている場合、基本は横に一閃する「一文字斬り」である。
- 通常、それほどENが必要ない割には攻撃力が高く、コストパフォーマンスがいい。『J』ではコンボ版もある。
- 天空剣・Vの字斬り
- 最も印象に残るであろう、ボルテスVの必殺技。天空剣を袈裟斬りに振り下ろし、途中で止めて手首を返し、別方向に切り上げる。この時、超電磁フィールドのエネルギーが残留し、剣筋がまるでV字に輝いているように見える。
- 『X-Ω』ではディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技として採用。メインアビリティは「超電磁エネルギー(Ⅴ)」で、攻撃力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
- 天空剣・Vの字斬り(CP)
- 『DD』の宗介搭乗時のSSR必殺技。斬撃属性。超高速ミサイル『ジャベリン』で動きを止め、Vの字斬りを決める。
- アビリティは同一だが、ジャベリンによる攻撃が有るためか、ボルテスチーム版の同必殺技の能力値よりも、合計値で144も上回っている[3]。
- 天空剣・二段斬り
- Vの字斬りを2回行う。
- 『X-Ω』ではアタッカー・SSRファイタータイプの必殺スキルに採用。
- 天空剣・超電磁ボールVの字斬り
- 原作途中で追加された超電磁ボールを相手に当て、その上で天空剣・Vの字斬りを見舞う、ボルテスVの最終必殺技。原作では、天空剣の効かないマキシンガル合金鎧を装備した鎧獣士を倒すために使われた技。
- PS版『α』では何故かVの字斬りよりも消費ENが軽い。『第3次α』では装甲低下の特殊効果を持つ。
- 『X-Ω』ではSSRシューター・SSRブラスター・SSRファイタータイプの必殺スキルに採用。
合体攻撃
- 超電磁スマッシュ
- コン・バトラーVとの合体攻撃。初登場は『DC版α』。超電磁ヨーヨーと超電磁コマの連携技。
- 超電磁スピンVの字斬り
- コン・バトラーVとの合体攻撃。超電磁タツマキと超電磁ボールで敵を拘束し、超電磁スピンと天空剣Vの字斬りで攻撃する。攻撃の順番は、作品により多少のばらつきがある。気力条件やEN消費が非常に厳しいものの、攻撃力は折り紙つきである。
- 携帯機作品では超電磁ボールが無い事もあるので、「超電磁タツマキで先行したボルテスを打ち上げつつ敵を拘束、そこからスピンとVの字斬りに繋ぐ」という流れ。
- 『L』ではトドメ演出として両チーム10人分のカットインが入る。
- グランダッシャー天空剣
- コン・バトラーVとの合体攻撃。『J』で登場。
- グランダッシャーに変形したコン・バトラーの上にボルテスが乗って天空剣で斬りにかかる。上記超電磁スピンVの字斬りよりも攻撃力は低いが、燃費は良く最大射程も3で使いやすい。
- 超電磁コンビネーションアタック
- コン・バトラーVとの合体攻撃。『X-Ω』で登場。
- 天空剣とツインランサーで斬り込み、チェーンナックルと超電磁ヨーヨーで追撃。超電磁ボールと超電磁タツマキで動きを止め、トドメにVの字斬りと超電磁スピンを叩き込む。
- 超電磁烈風正拳突き
- コン・バトラーVとダイモスとの合体攻撃。『第3次α』で登場。超電磁ボールで敵を拘束し、グランダッシャーのレールの上をトランザーが疾走、ダイモスに変形して烈風正拳突きを叩き込む。この3機による合体攻撃は、双葉社から刊行されたアンソロジーコミック『スーパーロボットコミック 超電磁ロボ コン・バトラーV&超電磁マシーン ボルテスV&闘将ダイモス』やコミック『超電磁大戦ビクトリーV』『ゴッドバード』などでも異なる形で行われている。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 「特殊能力『ビームコート』装備」
- 『A PORTABLE』にて。他のカスタムボーナスに比べ貧相感がぬぐえない。
機体ボーナス
- L
-
- 初期:HP+1000
- 5段階:HP+1500 装甲値+150
- 10段階:HP+2000 装甲値+200
機体BGM
- 「ボルテスVの歌」
関連機体
- 鷹メカ
- 第24話から登場。新たな強敵「鎧獣士」相手に絶体絶命のピンチに陥ったボルテスVを何度も救う。
- 小柄な機体ではあるが、ビッグファルコンほぼ全てのエネルギーを使わないと使用できない超電磁加重砲(超電磁ボール)を発射したり、当時のボルテスVの最高速度であるマッハ16を余裕で振り切るマッハ30の速度で飛び、装甲にレーザー光線や電磁光線、鎧獣士の攻撃をも完全に防ぐギロン合金を使用しているなど極めて高性能な機体である。
- その正体はボアザン皇帝陛下の乗り物として設計されたマシンであり、皇帝の血筋である剛健太郎の手によって運用されていた。ボルテスVとの合体機能も有している。
- 主要動力機関のプラズマイオンエンジンがイオン破壊光線で無力化される弱点を突かれ、第27話で鎧獣士カガミキリに撃墜された。
- SRWではシナリオはよく再現されるものの、鷹メカそのものはユニットアイコンのみの登場だったりインターミッションで名前だけ出てきたりとその高性能さを見ることができないのが残念。
- ボルト・スピナー
- アンソロジー作品『逆襲の貴族』に登場したオリジナルメカ(後に『超電磁大戦ビクトリーファイブ』『ゴッドバード』にもそれぞれ設定を変えて登場)。ボルトマシン6号機で下記のボルト・ローラーと共にボルテスへ合体し、ボルテスVII(セブン)を構成する。無人機だが、プリンス・ハイネルの搭乗による有人操縦も可能。ゴッドバードでもボルテスVを国連軍に奪われていた際に健一とめぐみが搭乗して操縦している。SRW未登場。
- ボルト・ローラー
- ボルト・スピナーと同時に登場したオリジナルメカ。ボルトマシン7号機でこちらも無人機だが、ゴッドバードでは一平、大次郎、日吉が搭乗して操縦している。同じくSRW未登場。
- マグネスファイブ
- 漫画『ゴッドバード』に登場する国連軍製の超電磁ロボ能力統合機。パイロットはキャンベル星人の技術で作られたバイオ・アンドロイド。SRW未登場。
- ボルト ウラノス
- 漫画『ゴッドバード』に登場する国連軍製の超電磁ロボ。オリジナル機と異なり、上記のマグネスファイブで集められたデータを用いて単独パイロットで使いこなすことが出来、更にウラノスハルバートというオリジナルの装備が取り付けられている。操縦者はカーク・スクエア。SRW未登場。
他作品の関連機体
余談
- 最後のVはアルファベットの「ヴイ」ではなく、ローマ数字の「5」。ローマ数字は機種依存文字であるため、ネット等では代用としてアルファベットが使用されており、本wikiもそれにならっている。
- 最初は“銃”による必殺技で敵を倒す予定だったが、スポンサーの急な要望で“剣”になり、それまでの基本設定も白紙になった。
- 放送当時発売された玩具「超合金」では、コン・バトラー同様「重戦車形態」への変形が可能だったが、コン・バトラーと違ってこれは玩具オリジナルギミックに終わっている。後にリメイクされた「超合金魂」では再現不可能だったが、旧超合金をリスペクトしたバージョンでは部品の一部変更により再現できるよう改良されている。
- ちなみにボルテスバズーカは劇中同様の変形が可能だが、リニューアル版では差し替え式の大型砲身も付属。天空剣は劇中通り胸部に収納可能で、柄と刀身は折りたたむ方式となっている。非変形のものも付属する。
- 『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で、本機の天空剣がカスタマイズパーツとして販売されている。
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