GN-003 ガンダムキュリオス(Gundam Kyrios)

ソレスタルビーイングが開発した、GNドライヴ搭載型のモビルスーツ。飛行形態に変形可能なガンダム。飛行形態ではガンダムデュナメスなどのモビルスーツを乗せて航行も可能。

飛行形態時にはテールユニットが装備可能となっており、ミッションに応じて武装の換装ができる。戦闘に関わるものではないが、上半身と下半身の変形が独立しており、片方だけを変形させるフレキシブルな運用もできる。

劇中ではアレルヤが操縦し、牽制や先制攻撃を担当した。国連軍との最終決戦ではアルヴァトーレの砲撃で半壊するが、アレルヤとハレルヤの協力によりセルゲイ・スミルノフソーマ・ピーリスの駆るGN-Xを圧倒する活躍を見せた。

その後、大破した機体は国連(人革連)に鹵獲され、アレルヤは収監されることとなる。太陽炉は直前にパージされた。

名前の由来はキリスト教の天使「主天使"Dominions"(ギリシャ語でキュリオステス)」と思われる。第4位の天使たちの総称で、統治、支配をあらわし、神の威光を世に知らしめる任を背負っているが、慈愛伝達をしたりもする。

登場作品と操縦者

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
初登場作品。4機のガンダムの中では切り込み向きの性能だが、癖のある武装が多く、決定力にかけるのがネック。その反面戦闘アニメーションでは縦横無尽の躍動感あふれる戦いぶりを見せてくれる。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘兵装

GNビームサーベル
スカートの裏側に2本マウントされているビームサーベル。第2次Zでは使用に何故か気力が必要。戦闘演出で派手に振り回しているためか、消費ENも20となかなか高燃費。
GNシールド
多機能型シールドで、表面にGN粒子を付着している。さらに、左右に割れてクローとなり、中心部にニードルを仕込んでいる。
トランザム発動
GNドライヴの高濃度圧縮粒子を開放し、約3倍の能力を発揮する。アニメは国連軍との決戦時のものを再現。高威力長射程P武器だが燃費が悪い。通常は高速機動からのマシンガン連射→接近して一撃、という流れだが、「夜明けの鐘」「ガンダム殲滅指令」における強化型(いわゆる「アレハレ無双」モード)では、最後の一撃がGNクローになる。

射撃兵装

ミサイルポッド
手持ちの3連装ミサイルポッド。敵機体の内部からGN粒子で破壊する。原作では人革連の超人機関施設の破壊ミッションに使用。一部資料では、ハンドミサイル・GNハンドミサイル・GNサブマシンガンミサイルなど表記されている。
GNビームサブマシンガン
速射性の高いビームライフルで、一撃の破壊力より取り回しと使い勝手を重視している。飛行形態時には右翼にマウントしている。
テールユニット
飛行形態時の機体後部に接続するコンテナ。ミサイルや爆雷などを搭載し、爆撃に威力を発揮する。ミッションに応じて換装をしている。第2次Zでは初期のキュリオスの最強武器なのだが、弾数がたった2発しかない上に、空Bである。
テールブースター
テールユニットの1つ。ビーム砲を搭載している為、機動力の向上だけでなく火力も向上している。原作では国連軍との決戦に使用したが、すぐに破壊されてしまった。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
変形
飛行形態に変形する。
EN回復(小)
GNドライヴの恩恵により自動回復する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

全ての武器が移動後、使用可能となる
第2次Zで採用。「全ての」とはあるが実質この恩恵を受けるのはMS形態のGNビームサブマシンガンのみ。だが安定した性能のP属性武器獲得でキュリオスの使い勝手がかなり良くなるので、活躍させたいのであれば取得しておきたいところ。

機体BGM

「DAYBREAK BELL」
1stシーズンOPテーマ。
「FIGHT」
劇中BGM。スパロボではトランザム使用時での固定BGM。

対決・名場面など

関連機体

ガンダムエクシア
同じ第3世代。
ガンダムデュナメス
同じ第3世代。
ガンダムヴァーチェ
同じ第3世代。
ガンダムアブルホール
外伝に登場するキュリオスの前世代機。可変機構を有してはいるが、MS形態は人型ではなく脚の生えた飛行機のようなフォルム(マクロスシリーズに登場するバルキリーのガウォーク形態に近い)。
ガンダムキュリオスガスト
外伝に登場する機体。脚部に『大型GNバーニアユニット』を装備する事で単機で大気圏離脱が可能となる。
アリオスガンダム
第4世代で、キュリオスの発展型。2ndのアレルヤの乗機。
GNアーチャー
アリオスの支援機。
ガンダムハルート
劇場版でのアレルヤの乗機。ガンダムタイプとしては珍しい複座機。
アヘッド
鹵獲した当機を解析して開発された。

商品情報

話題まとめ

資料リンク