ネモ (ガンダム)

2019年10月2日 (水) 21:34時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

ネモは『ガンダムシリーズ』の登場メカ

ネモ
外国語表記 Nemo
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MSA-003
頭頂高 18.5 m
本体重量 36.2 t
全備重量 55.6 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 1,620 kW
スラスター推力

18,200 kg×2(背部)
12,800 kg×2(脚部)

総推力
62,000 kg
アポジモーター 12
装甲材質 ガンダリウムα
センサー有効半径 10,020 m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 エゥーゴ
カラバ
地球連邦軍
主なパイロット カツ・コバヤシ
ファ・ユイリィ
ロザミア・バダム
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概要

エゥーゴの主力量産型モビルスーツリック・ディアスが高コストで量産に向いていなかったためにアナハイム・エレクトロニクス社に開発を依頼した。

所々にジム・スナイパーIIなどの傑作機の設計を取り入れており、装甲材もガンダリウムαが採用されている。量産性を高めるため、武装などは他の機体の物を使いまわしている。

このように、過去の傑作機のノウハウを各所に取り入れた結果、量産機としてはなかなか優れた性能を持つ機体に仕上がり、劇中ではジムIIに代わるエゥーゴの主力として運用されたが、しかしながら大抵はやられメカであった。とは言え劇中でロザミア・バダムが本機に搭乗した際はロザミアの腕もあってかなりの機動性を見せており、本機のポテンシャルの高さが伺える。

頭数が不足していたのか、ジムIIをネモカラー・ディアスカラーに塗装して補っている機体も存在する(メタ的には製作側の着色ミスの可能性もある)。

地上での作戦に使われた機体は後にカラバに譲渡され、主力として活躍している。

機動戦士ガンダムUC』では、地球連邦軍にも型落ち機とはいえ未だに使用されダカールトリントン基地の防衛戦力に運用されている。

登場作品と操縦者

SRWでは旧シリーズを除くと登場回数が非常に少ない。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。序盤で何機か入手でき、決して強いとは言えないが、ジムよりはマシなので、二線級のパイロットを乗せていきたい。コウの他、トリントン基地スポット参戦モンシアが乗った。
第4次スーパーロボット大戦S
隠し要素でルート次第でハサウェイの乗機として入手できるも、同時にミデアを防衛できれば入手できるジムIIIの方が性能が良く、ガンキャノンのように射程などの特徴もない為、放置されがち。しかもこちらのルートは入手出来る強化パーツも今ひとつな上に加入パイロット・機体の数・質[1]でも見劣りし、そもそもスルーされる事も多い。
更にマップ「ノイエDC」クリア後に強制廃棄される(『S』でも変わらず)。資金は増えないのでプレイヤーの手で先手を打って捨てた方が良い。
ただし、ネモが登場するのは敵味方含め正真正銘この一機のみなため、ロボット大図鑑を埋めるためには一度はこのルートを通ってハサウェイ共々仲間にする必要がある。
スーパーロボット大戦F
ジュドー達ジャンク屋メンバーが持ってきた機体として参戦する。ビーチャ曰く「これなら(集めたMSの中では)少しはマシ」とのことだが、そう言いながらエルにはネモより強いジムIIIを宛がうあたりビーチャらしいというか何というか……。
性能は低く、序盤なら出番がある程度。マップ開始時にイベントで連邦軍の噛ませ犬機体として出てきて撃破される(おかげで敵の気力変動が起きる)ことが何回かある。
スーパーロボット大戦F完結編
不要なユニットの下取りイベントで下取りに出される候補。どうしても残しておきたいなら、誰かパイロットを乗せておこう。
直後のシナリオとなる「ソラと大地のケモノ」で打ち上げ基地の護衛(味方NPC)としてジムIIIジェガンと共に配備されるが、マサキ「頼りなさそうな護衛だな」と毒づかれる。実際、ほとんどの場合敵軍の先鋒となるラインX1に歯が立たず瞬殺されてしまう。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
『F』以来の久々の登場。性能は高くないが、剣・盾の両方を持ち、ブロッキングが発動可能なので守りが堅く、ビーム属性のPLA武器を持つ為、小隊員としては優秀な部類に入る。今までの扱いとは比較にならない優秀さである。

関連作品

リアルロボット戦線
ハマーン・ロシュルートとラズロルートのみ、カツの乗機として入手できる。
ザコ敵としても登場する。

装備・機能

武装・必殺武器

本体武装

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵している。
Z』では照準値低下の特殊効果を持つ。
シールド
本機の装備では唯一の新規製造。伸縮可能。左腕部に装着。
ビームサーベル
リック・ディアス百式の物と同型。後腰部に2本マウント。

選択装備

ビームライフル
ジムIIの物と同型。
ジム・ライフル
UC』でダカールを防衛していた本機が装備。
90mmブルパップマシンガン
『UC』でトリントン基地を防衛している時に装備。
170mmキャノン砲
『UC』にてトリントン基地防衛の時に装備。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「颯爽たるシャア」
第3次』にて。
「モビルスーツ戦 ~交戦」
第4次』にて。

主な関連機体

ジム
ジム系の大本。
ジェガン
ジム系とネモ系の集大成。
Gディフェンサー
ガンダムMk-II用に造られたが、合体できるように改修されたネモを運用する部隊も存在した。

余談 

  • SDガンダム外伝』には「武闘家ネモ」として登場。原典たるカードダスでは所詮量産型MSだからか大して強いキャラではなかった[2]のだが、SFCソフト『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』では主人公たる騎士ガンダムアルガス騎士団の面々を差し置き、打撃戦最強戦力になっていた[3]。このため当作品は「武闘家ネモ物語」だの「大いなる武闘家」だの呼ばれて散々ネタにされた。
    • このため『SD外伝』が『BX』に参戦することが判明した直後は、武闘家ネモが強キャラとして参戦することを期待するファンが大勢存在したという。残念ながら『BX』本編にはガンダム族以外の仲間は未参戦になってしまったが……。
    • なおこの武闘家ネモの強さは後に公式側も逆輸入し、武闘家から「拳聖ネモ」へと昇格。名実共にガンダムシリーズ最強のネモの座を欲しいままにしている。
      • ちなみにこの拳聖ネモのHPは6000。『聖機兵物語』にて生身で機兵を倒す姿を見せた騎士団長アムロは最大でもHP5000であったことから、やはり武闘家ネモなら『BX』に参戦しても余裕で巨大ロボと渡り合えたことは間違いない……とファンの間では半ば確信されている。

脚注

  1. クリスNT-1バーニィザク改はともかく、ケーラの持ってくるジェガンはネモより優秀で、ロザミアを仲間にする時にも重要(ザク改でも良いが)。
  2. HP200。ちなみに騎士ガンダムは初期HP500、ネモ加入時には800。
  3. 恐らく『ドラゴンクエスト』シリーズの武闘家を参考にしたものと思われる。

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