アッザム | |
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外国語表記 | Adzam |
登場作品 | |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MAX-03 |
全高 | 25 m |
全幅 | 55.9 m |
本体重量 | 300 t |
動力 | 熱核融合炉 |
出力 | 620,000 kW |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
乗員人数 | 1~2名 |
主なパイロット |
マ・クベ キシリア・ザビ |
概要
ジオン公国軍が開発した試作型モビルアーマー。宇宙世紀史上初のモビルアーマーでもある。
月面に配備されていたG87ルナタンクをベースとして重力下でも使用可能なように改修しており、高出力ジェネレーター4基とミノフスキークラフトを搭載している。ただし、本機のミノフスキークラフトは試作段階の物で、浮遊可能な時間は非常に短い。そのため、ホバーエンジンを援用する事で浮遊可能時間を延長させている(それでも5分程度しか浮遊できないと言われている)。コクピットは複座式でパイロットとガンナーの2名が必要とされるが、オートパイロット機能を使えば1人でも動かせる。
劇中では、マ・クベとキシリア・ザビが搭乗してホワイトベースから脱走したアムロ・レイのガンダムと交戦したが、損傷して撤退している(冒険王の漫画版では撃墜された)。
なお、アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。「ガンダムシリーズにおける記念すべきモビルアーマー第一号」と言える機体なのに、やや不遇である。
一方で、もしTV版が打ち切りにならず全50話で作られていた場合、連邦軍の月面攻撃に対し防衛用に宇宙用のアッザムが出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- DCの戦力として登場。MAP兵器「アッザムリーダー」を使う。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。
- スーパーロボット大戦F
- そこそこHPはあるものの、そこまで苦戦するレベルではない。火力もあまりあるわけではないが、一応アッザムリーダーには注意したい。
装備・機能
武装・必殺武器
- 2連装メガ粒子砲
- 本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。
- アッザム・リーダー
- 底部に格納されている兵器。まず、「リーダー」と呼ばれる粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。発生装置はプロペラが付いた自立飛行型の小型ユニットとなっており、敵機の頭上に接近すると無数のワイヤーを展開してドーム状の即席檻を形成、電磁波はこのワイヤーから発せられる。後にこの兵器の改良型がヴァル・ヴァロに装備される事となった。
移動タイプ
サイズ
- L
対決・名場面
関連機体
- ルナタンク
- 原型となった宇宙用の移動砲台。名称自体は以前から存在していたものの、デザインは近年『MSV-R』になってようやく設定された。SRW未登場。
- ヴァル・ヴァロ
- 一年戦争末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。
- RFアッザム
- 『機動戦士ガンダムF90』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している他、ビーム撹乱膜を搭載する事で敵のビーム兵器を弾く事ができる。また宇宙でも運用可能。SRW未登場。
- アッザム・改修型(リペア)
- 漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場。アッザムにアプサラスのパーツを組み込み、更には機体管制としてザクIの上半身が取りつけられている。ザクIの部分はバズーカを装備しており、アッザムの部分に追加された大口径メガ粒子砲は強力である反面、エネルギー供給の為にケーブルが取りつけられており、機動性が低下し、行動範囲も狭くなっている。ノイエン・ビッターが搭乗した。SRW未登場。
- 見た目がSDガンダムシリーズの一作『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』に登場する敵キャラ「妖雷」とそっくりだが、デザインの元ネタになったのか偶然似ただけなのかは不明。
余談
商品情報