アマノカズミは『トップをねらえ!』の登場人物。
アマノカズミ | |
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登場作品 | トップをねらえ! |
声優 | 佐久間レイ |
デザイン | 美樹本晴彦 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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改名後 | オオタカズミ |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 2004年11月15日 |
年齢 | 18歳(ウラシマ効果の関係により、途中で18歳の姿で戸籍上では20代になる) |
出身 | 日本 |
身長 | 168cm |
スリーサイズ | B83-W60-H85 |
血液型 | B型 |
所属組織 | 地球帝国軍 |
所属部隊 | トップ部隊 |
軍階級 | 中佐(最終話時) |
概要
タカヤノリコの2年先輩にあたる。天才的なマシーン兵器の操縦技術と完璧なルックスで、沖ジョ全生徒から尊敬と憧れの眼差しを受けて「お姉さま」と呼ばれていた。ノリコと共にトップ部隊に抜擢され、宇宙に上がる。
オオタコウイチロウに想いを寄せており、彼が宇宙放線病に冒され余命幾許もない状態な事も知っていた。太陽系絶対防衛戦では、彼の事を思うあまり、地球との時差が半年発生する事に耐えられず、戦闘不能になってしまうが、ノリコの叱咤で立ち直る。ちなみにこの時ノリコはカズミの事を「お姉さま」とではなく、初めて名前の「カズミ」で呼んでいる。この作戦から帰還後にオオタと結婚し、沖ジョの教官を務めた。以後の名前は「オオタカズミ」。
最終話のカルネアデス計画で、志願してバスターマシン3号に乗り込み、ヱルトリウムと合流してノリコと再会する。ウラシマ効果によりノリコは数年しか歳を取っていないのに対して、この時のカズミは中年になっていた。ユングの計らいでバスターマシン2号のキーを返してもらい、再びガンバスターで戦うことになる。
『ヤングエース』連載の漫画版では、1万2千年後の地球に帰還後、凍結艦隊から解凍されたヱルトリウムの2代目艦長に就任。公私にわたってノリコを支え続けたとされている。
登場作品と役柄
スパロボシリーズではオオタカズミ名義でも第5話までの姿で自軍入りしており、最終話での姿で自軍入りしたことは一度もない。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 予告編に登場する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初登場作品。原作とは違ってガンバスター初出撃時からサブパイロット。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 前半はジゼルに乗っており、イナズマ反転キックを使う。後半はガンバスターのサブパイロット及びバスターマシン2号のパイロットとして活躍。やはり原作より早いタイミングでガンバスターに乗る。ガンバスター合体後は精神コマンドによるノリコのサポートのほか、分離・合体コマンドの利用してバスターマシン2号でザコの削りに回るだろう。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- コーチを公私共に支える補佐役として登場。実際に仲間になるのは終盤に入ってからで、彼女が仲間になるとガンバスターの「スーパーイナズマキック」が使えるようになる。コーチと結婚したのでオオタ姓になっているが、原作最終話の姿ではない。他の参戦作品との兼ね合い上、明らかに不自然だからであろう。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回は多元宇宙迷宮と写真でのカメオ出演であり本人は未登場。写真では姿が原作最終話のものとなっている(写真が色あせてモノクロになっている)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- ガンバスターのサブパイロットとして登場。原作最終話仕様のせいか名前もオオタカズミで登録されている。
- ブラックホール爆弾の起爆の際に宇宙に投げ出されてしまったがノリコとの再会を強く願った結果、存在しようとする力がそれに応え『第3次Z』の世界へと転移、ツインテール級の助けを得てノリコとの再会を果たした。
- また、転移の過程で原作最終話の姿から第5話までの姿に若返っておりヒビキと葵とカレン、そしてゼロを絶句させた(そして、エンディングではユングを絶句させた)。その為、原作最終話の姿での登場はDトレーダーイベントのみとなっている。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ガンバスターのサブパイロット。
- ガンバスターのΩスキルではボイス付きカットインがある。
- スーパーロボット大戦T
- ガンバスターのサブパイロットとして登場。。
パイロットステータス
精神コマンド
- F完結編
- 加速、集中、信頼、愛、ひらめき、熱血
- α
- てかげん、集中、気合、熱血、鉄壁、愛
- 第3次α
- 鉄壁、集中、加速、直撃、祝福、愛
- 第3次Z天獄篇
- 閃き、分析、突撃、気迫、愛
- T
- 閃き、分析、加速、突撃、気迫、愛
特殊技能(特殊スキル)
サポートアビリティ
- 薔薇の女王
- ボスWAVE時に攻撃力大アップ。
人間関係
他作品との人間関係
- ラルク・メルク・マール
- お姉様後輩。『第3次Z天獄篇』ではお姉様先輩として彼女をノリコ同様導く。
- ノノ
- 『第3次Z天獄篇』ではバスターマシンパイロットとしての後輩(彼女はバスターマシンそのものだが)。彼女からは「カズミお姉様」と呼ばれノリコ同様強く慕われている。彼女も先輩としてノリコと一緒にノノをより良い方向へ導いていている。
- ツインテール級
- 『第3次Z天獄篇』では彼ら(?)の協力によってノリコとの再会を果たしている。
- 流竜馬、ひびき洸、獅子王凱
- 『第3次α』終盤の「神壱号作戦」では、支援に駆けつけた彼らの機体のエネルギーを借りて、バスターマシン3号を起爆させる。
- ブライト・ノア
- 『第3次α』で再会した際、彼にオオタと入籍した事を報告。略式ではあったが、αナンバーズを代表して彼から祝福された。
- 神勝平、紅月カレン
- 『第3次Z天獄篇』では彼等におばさん扱いされている。尤も当のカズミは自分はそう呼ばれても仕方のない年齢だと自覚しているためさして気にしてはいなかった。
名台詞
- 「もうだめ!!これ以上行きたくなァい!!!」
「私、動けない!もうこれ以上動けない!!」
「あの人が死んでしまう……地球に帰ったって、もう、あの人はいないわ。私まだ何も言ってないのに!好きだとも、愛してるとも、抱いてとも言ってない、何一つ……言えなかったのよォ」
「本当はあの時、キスして欲しかった。……抱いて欲しかった。好きだと言って欲しかったのよ。それなのに……それなのに……このまま、もう逢えなくなってしまうなんて・・・絶対にいやァァァァァァァ!!」 - 第五話にて、バスターマシンで宇宙怪獣軍団に向かっていく際に、ウラシマ効果でコーチの命が尽きようとしているのを察した際の激昂。これまで強い部分しか見せてこなかったカズミが見せた弱い部分であった。このセリフを聞き、妹分のノリコの説得により、バラの女王は再び戦場を舞う。
- 「ええ、良くってよ」
- ノリコの「お姉さま、アレを使うわ!」に答えてのスーパーイナズマキックの前フリ台詞。
- 「イナズマアァァァッ!!」
- 「キイィィィィック!!」
- スーパーイナズマキックの際の台詞。特に原作アニメ版の叫びは、リメイク版での再録を遥かに凌駕する男の絶叫顔負けの圧巻振りで、喉の調子を省みずに発した絶叫というのは伊達ではない。当然ながら、本編で終始突き破るような絶叫で技名を叫ぶノリコ役の日高氏の迫力にも全く劣っていない。残念なことに、スパロボシリーズの再録でも当時の調子での叫びは再現されていない。
- 「参ったわね、まさかこんなものもあったなんて」
- 宇宙怪獣・合体怪獣の突然の挟み撃ち攻撃を受け止めての反応。宇宙怪獣の中でも最上位に位置する個体からの必殺の一撃のはずが、言葉とは裏腹に参っている様子はまるでない。ガンバスターと言えど未知の攻撃故に耐えられる保証は無かったであろうに、大した肝の据わりっ振りである。
- 「好きです、コウイチロウさん…」
- 思いを寄せるコーチに病室で告白した。
- カズミ「さよならは言わないわ。行ってきます。」
ユング「行ってらっしゃい。」「帰ってきたら、“オカエリナサイ”って言ってあげるわね」 - ブラックホール爆弾を起動させる為に中心部に降下していくガンバスター。再会を約束する3人の仲間。
スパロボシリーズの名台詞
- 「データ照合! ゲート防衛線で出現した機体と同じです! あの機体はMAPW、大量広域先制攻撃兵器を搭載しています!」
- 『第3次α』第14話「オペレーション・ハルパー」にて、出撃してきたディバリウムについて。何でもない普通のセリフだが、「MAPW」はOGシリーズの用語である。スペシャルステージ以外にも、この作品にはOGシリーズを意識した設定の片鱗が散見される。
- 「あの人の想いを乗せたガンバスターを馬鹿にする事は許さない!」
- 『第3次α』第55話「まつろわぬ神」に於ける霊帝ルアフとの戦闘前会話。ガンバスターに込められた人類の希望を、「偽者の希望」と揶揄する彼に怒りを露わにする。
- 「あなた…私達を心配して来てくれたのですね」
- 『第3次α』最終話でザ・パワーの中に宿る亡夫の魂を見つけ、洩らした呟き。
- 「あの人が望んだ未来…私達が作ってみせる!」
- 『第3次α』最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの特殊戦闘台詞。悪霊をも焼き尽くす炎となったガンバスターに、霊帝は怯むのみであった。
- 「いいわよ、二人共。バラの女王は健在である事を、これからの戦いで教えてあげるわ」
- 『第3次α』エンディングで、トップ部隊のエースの座を巡るノリコ&ユングからの挑戦を受けて立った際の台詞。銀河を舞台にした戦いは終わっても、トップを巡る戦いはこれからが本番である。