メリクリウスは『新機動戦記ガンダムW』の登場メカ。
メリクリウス | |
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外国語表記 | Mercurius |
登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F完結編 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | OZ-13MSX2 |
全高 | 16.3 m |
重量 | 7.3 t |
装甲材質 | ガンダニュウム合金 |
アビリティレベル |
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開発者 |
ドクターJ プロフェッサーG ドクトルS H教授 老師O |
所属 | OZ |
主なパイロット | ヒイロ・ユイ |
概要
OZに囚われたガンダム技師一行がトーラスを基に開発したモビルスーツ。
「最強の盾」を課題に、防御力(近接白兵などによる”攻撃的な”ものも含む)を追求した機体。カラーリングは赤。
バリアフィールド発生器「プラネイトディフェンサー」を展開して防御に徹しつつ近接白兵戦を行い、砲撃による広範囲への”攻撃”は兄弟機のヴァイエイトに任せている。
本機のプラネイトディフェンサーの技術はビルゴに受け継がれ、ガンダムデスサイズヘルのアクティブクロークにも技術が応用されている。
劇中での様相
劇中ではヒイロ・ユイが搭乗し、カトル・ラバーバ・ウィナーのウイングガンダムゼロと戦った。しかし、ウイングゼロの性能に押され、最終的に戦闘不能となり、カトルがウイングゼロを破壊すべく自爆装置で失われた。
後にホワイトファングの元で再製造され、ヒイロの操縦データを持ったモビルドールとして登場する。此方はデュオ・マックスウェルのデスサイズヘルに撃破された。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- 味方NPCとしてヒイロが搭乗。シナリオ「敗者の凱歌」ではヒイロの人工知能を搭載している。肝心のプラネイトディフェンサー(Iフィールド名義)が今一つで装甲値も凡庸なので、相方に比べ特色が現れているとは言い難く、不遇。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 敵としてヒイロが搭乗。のちに量産型としてモビルドール化されている。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 一時的に敵になったヒイロが搭乗する。後にモビルドール化した機体と終盤でドロシーが制御する機体が登場。また、黒の騎士団ルート「最後の勝利者」に出てくる機体にはOZ兵が搭乗している。プラネイトディフェンサーの効果がビルゴに比べ大きくなっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 唯一味方として使用可能な作品。ルクレツィア・ノインとヒルデ・シュバイカーの撃墜数が一定以上だと、ヴァイエイト共々入手できる。主要武器はクラッシュシールド。射撃系ビーム兵器のダメージを軽減するプラネイトディフェンサーを持つ。Wガンダム系汎用乗り換えユニットだが、運用するなら格闘の高いパイロットを乗せるといい。原作通りヒイロを乗せて使う事も可能だが、ヒイロは格闘は高くないので相性はイマイチ。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームガン
- 護身用で小さなものだが速射性が高く、トーラスを破壊するには充分な威力を持つ。
- クラッシュシールド
- 中央に大型のビームソードを有する小型片手持ちの円形の盾。盾もガンダニュウム合金製であり三つ有る突起の部分のビームソード用フィールド装置も転用出来る[1]事から防御能力も高い。
- ビームソード
- クラッシュシールド中央から発生する大型のビームソード。このビームソードは新技術を使用している。
- プラネイトディフェンサー
- 各ユニットを組み合わせることで電気フィールドを発生させ、攻撃を防ぐ。メリクリウスは10基装備。また2基を組み合わせることで間から電磁場を発生させ、攻撃兵器に転用することも可能。当時の触れ込みでは「(5機の)ガンダムの全ての武器を無効化する」ということだったが、近接白兵武器にはフィールドが発生していない部位から攻撃されたりするケースが多かった。劇中ではツインバスターライフルを三回も防ぎ切って見せるなど、ビーム射撃兵器に対してはかなりの防御力を誇る。また、マシンキャノンも防いでいたため、実弾兵器もある程度防御できるようである。
- SRWでは、射撃系ビーム兵器のダメージを軽減するバリア。『第2次Z再世篇』では全属性無効化バリアとして再現された。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- プラネイトディフェンサー
- SRWシリーズに限らず、作品によってその効果は様々。
- Iフィールド
- システム上の都合のせいか、プラネイトディフェンサーはSRW初期はこの名義だった。
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- トーラス
- 開発のベースとなった機体。
- ヴァイエイト
- 兄弟機。射撃担当。
- メリクリウス・シュイヴァン
- 『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』に登場したカスタム機。プラネイトディフェンサーの数を20基に増やし、更に防御能力を向上させている。
- ビルゴ
- メリクリウスとヴァイエイトの機能を一つにした量産機。
- ガンダムデスサイズヘル
- アクティブクロークに技術が応用されている。
余談
- デザイン上のモチーフは『雷神』。
- 放送当時に発売されたゲームソフト『新機動戦記ガンダムW エンドレスデュエル』ではノインがパイロットを務めた。
脚注
- ↑ ただし不可視のフィールドであり、ビームシールドが発生するわけでは無い。