剣部シバラクは『魔神英雄伝ワタル』の登場人物。
剣部シバラク | |
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読み | つるぎべ しばらく |
外国語表記 | Shibaraku Tsurugibe |
登場作品 | 魔神英雄伝ワタル |
声優 | 西村知道 |
デザイン | 芦田豊雄 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 神部界人 |
性別 | 男 |
生年月日 | 創界暦貮参伍参五年丑月拾四日 |
年齢 | 35歳 |
出身 | ミヤモト村 |
身長 | 168 cm |
体重 | 89 kg |
血液型 | O型 |
称号 | 剣豪 |
特技 | 剣術 |
趣味 | なぞなぞ |
嫌いな物 |
高いところ 注射 |
概要
ミヤモト村出身の創界山を旅する剣豪。大きな顔と体をしており、2、3頭身という珍妙な見た目が特徴[1]で、髭がチャームポイント。その容姿から(主にヒミコから)「カバ」[2]と呼ばれることもある。
美人にめっぽう弱く、単純な性格で簡単に敵の罠にかかることもしばしば。しかし、剣術の腕前は本物で、二刀を使う「野牛シバラク流」の使い手。
第一界層にてワタルと出会い、彼を二つ龍岩へ案内した事が縁で一行に加わる。魔神に乗る前の白兵戦でも「野牛シバラク流×の字斬り」を武器に活躍する。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。第2話という序盤から登場する。能力値・技能・エースボーナス共に優秀なため、存分に活躍できる。
- 戦神丸を呼び出す時のお決まりの台詞は専用イラストはもちろんのこと、DVE付きで再現される。また、カバ呼ばわりされる際の専用イラストも用意されている。美人に弱い所も描かれており、様々な作品の美女に色目を使っては周囲から呆れられるのがお約束となっている。
パイロットステータス
能力値
ワタルの先生だけあり、コメディタッチの人物とは思えない程の格闘と技量を誇る。養成に余裕があるならば、再攻撃担当になれるほどである。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
人間関係
仲間
- 戦部ワタル
- とある一件を経て彼の師匠となり、「先生」と呼ばれている。呆れられたり嫌味を言われることも多いが、師弟愛は強く、ここぞと言う時には彼に的確な助言をすることも。
- 忍部ヒミコ
- 仲間の一人。彼女からは「オッサン」と呼ばれているが、「河馬(カバ)」扱いされる事も。
- 渡部クラマ
- 仲間の一人。彼からは「旦那」と呼ばれる。
- 忍部幻龍斎
- ヒミコの父。彼の事を「親父殿」と呼んでいる。
ドアクダー軍
- ドクトル・コスモ
- 第20話にてシバラクが劇中で初めて戦神丸で引導を渡した相手。ちなみに彼は第13話において一度ワタルに敗れている。
他作品との人間関係
- グランディス・グランバァ
- 『X』では彼女に一目ぼれするが、ネモにぞっこんな彼女にあっさり振られる。が、サンソンとハンソンとは共にグランディスを守る者としてたちまち同志となった。
- マリー・エン・カールスバーグ
- 『X』では彼女に「カバのおじさん」と言われた。
- 獣人
- 『X』ではシバラクから攻撃を受けると、「あいつカバの獣人じゃなかったのか!?」と言われる
- イオリ・アイオライト、アマリ・アクアマリン
- 『X』では彼(彼女)と共に当初からワタルを支え続け、エクスクロスの始まりの三人とも言われる。
- イオリが主人公の際には、記憶を取り戻した彼に対して、誰であろうと自分達の大切な仲間であるとして気を遣った。アマリの場合は彼女に女心の秘訣を聞く場面こそあるものの、未成年という事もあってか色目を使う事もなく良き仲間として接している。
- ミック・ジャック、ジル、ヨーコ・リットナー、レーネ・クラインベック、ステア
- 彼の好みのタイプの女性たちであり、困難ルートエンディングではグランディスとお別れというヒミコに続いて、クラマが全員の名前をあげている。
名(迷)台詞
- 「1000、10、0(せーん、じゅー、まる)と……」
- 戦神丸を呼び出す時のお決まりの台詞。
- ワタル「うわあああ! カバだ!」
「こらぁ! 拙者のどこがカバだ!」 - 第2話でワタルと初対面の時の一部始終。
- ヒミコ「あ! 河馬だ」
「な、何? どこ? どこ? どこだ? …ん? …あれは拙者の顔が映ってるのだ!!」 - 第6話にて、鏡が沢山ある部屋に入っては、それに写っている自分やヒミコを見てのやり取り。鏡に映っているシバラクの姿が一瞬だけカバになっている。これ以降、ヒミコに時たま「河馬」呼ばわりされる事に。
- 「今の一太刀で昔のクラマは死んだ。さらばだクラマ」
クラマ「旦那…」
「先ほどの涙、お主の真心から出たものと見た。生きていればよいことはある。達者で暮らせ」 - 第18話にて。クラマがドアクダーのスパイだったことを知って一度は激怒し斬首しようとするが、ワタルの弁護にクラマが涙したのを見て彼を許し、刀の峰で斬るフリをするだけにとどめるのだった。
- 「ワタル、ここは戦神丸に任せろ! この前の決着をつけてやる!!」
- 第20話にてドクトル・コスモの卑劣な策略に対する怒りが頂点に達し、戦神丸を呼んで自らの手でドクトル・コスモに引導を渡すと決意したときの台詞。
- 「精神一到何事か成らざらん…掛けて掛からん事は無い!!」
- 前述の台詞の後でヒミコが電話線の切れた電話機を持って来た際、奇跡が起きるの信じて電話機に念じる時の台詞。そして奇跡が起きて戦神丸を召喚。そして…。
- ヒミコ「河馬真似 河馬真似~」
「どわ~っはッはッは…! あ…あ? …これしき朝飯前!!」 - ワタルの援護もあって、見事に戦神丸でドクトル・コスモの魔神・ギーガンIIを撃破した事からワタルとクラマに称賛された後のヒミコとのやりとり。やはりここでも一瞬だけシバラクの顔がカバになっている。
- もっとも、案の定戦神丸の必殺技のバンクが龍神丸の必殺・登龍剣を真似しており、ヒミコが「河馬真似」と言って指摘したのもその為である。
- 「ボスにしてはばちい恰好」
- 第26話に於ける第五階層の支配者アック・スモッグルの第一印象。
- 「もしもし、戦神丸? あたしよ、シーちゃん。元気? あたし? 元気よ、バリバリ。ねぇねぇ、センちゃん、今日何食べた? うっそー、ダイエットしてんでしょ!? ん? 長電話してる場合か!」
- 第28話に於ける戦神丸との会話。女性でないとは入れない城の舞踏会に女装して潜入しているため、終始オネエ口調で会話。すっかり乗り気であるが、最後に突っ込む。しっかり受け答えしているであろう戦神丸もノリがいい。
- 「あははは、ワタルがちびっちゃくなったんだ!」
- 第31話より。第六界層にて、ビビデ・チビット・モレーテルの仕掛けたお菓子の家のお菓子を食べてしまい、子供になった際の台詞。
- ちなみに約3年後、同じ目に遭った軍人がいた。
- 「ワタル! 師としてお前に教えることは何もない! 後は心置きなく戦おうぞ!」
- 第44話より。ワタルとドアクダーとの最後の戦いを前に、幻龍斎、クラマと共に現れ、ワタルに飛ばした最後の激。
- 「あ、戦王丸? シーバちゃん。今なコードレス電話でかけてんだぞー! すっごいだろー!? え!? お前もそうだって!? んん…いいから早く来い!」
- 『真』下の巻より。魔神山の戦いにて、虎王から創界山で流行っているコードレス電話を貸してもらい戦王丸に電話した時の会話。コードレス電話を持っている戦王丸に驚きである。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「お主のような奴がいるから、拙者にお嫁さんが来んのだ!」
- 『X』における対エンブリヲ特殊戦闘台詞。尤も、シバラクの場合は女性に色目を使っては振られてしまう事から、そのやり場のない怒りをエンブリヲにぶつけているように見える。
- 「あなたの心に一本決めさせていただきますぞ、お嬢さん!」
- こちらは『X』における対女性特殊専用台詞。ちなみにこの時のシバラクの顔が二枚目風になっている。
- 相手がビビデ・ババ・デブーだろうが誰だろうが、女性なら誰でも反応する。
- 「あ…センちゃん? こちら、シバちゃんだけど…今、モンジャ村だけど、来てくれるかな? そう! 大至急で!」
- 『X』イオリ編第2話「立ち上がれ、救世主!」orアマリ編第2話「救世主ワタル!」より。モンジャ村より戦神丸を呼び出した時の台詞。ゲームオリジナルのDVE。
- 余談だが、原作で「センちゃん」呼びしたのは上記の第28話のみである。
- マリー「カバのオジサン、やめて!」
「カ、カバ…!? それって拙者の事…!?」 - 『X』第3話「ブルーウォーターの少女」より。グランディス一味のサンソンとハンソンを悪党だと早合点して懲らしめようとしたときにマリーに咎められて。この時のシバラクの顔がカバになっている所も再現されている。
- 「覚えておけ、ワタル。男というものは、一度に複数の女性を愛する事も出来るのだ」
- 『X』第13話終了後の分岐直前のシナリオデモより。ちなみにここでも前述の対女性特殊戦闘台詞と同様にシバラクの顔が二枚目風になっているが、この後ヒミコやクラマに突っ込まれた。
- 「むう…。金も力もある色男というのは反則だ…」
ヒミコ「オッサンにあるのは河馬力だけか」
「河馬力ではない! 馬鹿力だ!」 - 『X』第16話創界山ルート「闇を照らす太陽」より。舞人を羨ましがるシバラクとそれに対するヒミコとのやりとり。この後チャムに「自分でバカって言っちゃった…」と突っ込まれた。
- 「…魔従教団の在り方は、クラマの裏切りがどうしても許せんかった以前の拙者と同じだ。だが、ワタルやヒミコを見て、拙者は過ちを許す事の大切さを知った」
ジェレミア「綺麗過ぎる水に魚は住めない…。イオリ(アマリ)を彼等の身勝手な潔癖さの犠牲にするわけにはいかないでしょう」
「ジェレミア殿の言う通りだ。だから、拙者は拙者の信じる正義で魔従教団と剣を交えよう」 - 『X』第26話より。第9話で主人公が魔従教団と交戦した時は慄いていたシバラクであったが、主人公の意志を蔑ろにする教団のやり方に決別し、自分の信じる正義で彼らと戦うことを決意する。
- 「お主がイオリ・アイオライトでも葵伊織でも、何も変わらん」
「お主は菫青石の術士で正義を愛する拙者達の大切な仲間だ」 - 『X』イオリ編第39話「ドグマの意味」より。本来の記憶が戻ったが、その実感が持てず思い悩むイオリに対してかけた台詞。
- 旅の始まりから共にしてきたからこそかけられる言葉であるが、思い悩む状態のイオリに躊躇いもなく言葉をかけられるシバラクの姿に対し、ミックとジルはいい男(顔以外は)と称した。
搭乗機体・関連機体
- ヘルコプター
- 敵魔神。放送当時発売されたプラモデル『プラクション』には、かつてシバラクから付けられたという触れ込みの×字型の刀傷が左足にモールドされていた。