一部作品で採用されているパラメータ強化系システム。
OGシリーズと『スーパーロボット大戦X-Ω』で登場するが、それぞれ仕様が異なるため分けて説明する。
OGシリーズ
「アビリティスロットシステム」の名称で採用。初出は『第2次スーパーロボット大戦OG』。「アビリティ」と呼ばれる素材を一定数装備することで、戦闘を有利にする効果が生じる。
機体とパイロットにそれぞれ3枠の「アビリティスロット」が設定されており。計6枠のスロット中に同じアビリティを3個装備することで、そのアビリティの効果が発動する。1つのユニットで最大2つの効果を発動させることができる。
ただし、分離後の機体やサブパイロットで発動した効果は、それぞれ合体後の機体やメインパイロットには適用されない場合がある。前者の例として
がある。後者の例として、変形や換装によりメインパイロットとサブパイロットが入れ替わる
がある。
ツインユニットでは、片方の機体で発動した効果が他方の機体でも発動する。したがって、最大で4つの効果を発動させることができる。効果の組み合わせ次第で、小隊の戦闘力を大幅に向上させることも可能である。
入手手段
- 入手した機体とパイロットにはいずれかが初期装備されている。
- 戦闘で敵機体を撃墜した際に入手できる場合がある。
- OGDP以降は、敵機体を撃墜した際にAP(アビリティポイント)を入手することができる。これを消費してアビリティを購入できるようになった。
- 同時に売却も可能となり、ある程度の入手量の調整も可能となった。無論、次への引き継ぎ時には、不要なアビリティは全部売却すべきなのは強化パーツと事情は同じである。
アビリティ一覧(OG)
名称 | 効果 | AP |
---|---|---|
格闘↑ | 自ユニットの格闘武器のダメージが5%上昇 | 12000 |
射撃↑ | 自ユニットの射撃武器のダメージが5%上昇 | 12000 |
ビーム↑ | 自ユニットのビーム系武器のダメージが5%上昇。 | 9000 |
実弾↑ | 自ユニットの弾数系武器のダメージが5%上昇。 | 9000 |
念動↑ | 自ユニットの念動武器のダメージが5%上昇。 | 6000 |
援攻↑ | 自ユニットの援護攻撃時のダメージが5%上昇。 | 6000 |
装甲↑ | 自ユニットへのダメージが5%減少。 | 6000 |
援防↑ | 自ユニットの援護防御時のダメージが5%減少。 | 3000 |
命中↑ | 自ユニットの命中率が5だけ上昇。 | 3000 |
回避↑ | 自ユニットの回避率が5だけ上昇。 | 3000 |
CRT↑ | 自ユニットのクリティカル発生率が10だけ上昇。 | 3000 |
経験値+ | 自ユニットの、戦闘での獲得経験値が10%上昇。 | 6000 |
資金+ | 自ユニットの、戦闘での獲得資金が10%上昇。 | 6000 |
修理+ | 自ユニットの修理時の回復率が10%上昇。 | 3000 |
HP+ | 自ユニットの最大HPが5%上昇。 | 6000 |
EN+ | 自ユニットの最大ENが5%上昇。 | 6000 |
移動力+ | 自ユニットの移動力が1だけ上昇。 | 9000 |
ブロック | 自ユニットに「フルブロック」の特殊能力を与える。 | 9000 |
バリア+ | 自ユニットのバリア能力が200上昇(バリアが無い場合は無効)。 | 3000 |
射程+ | 自ユニットのマップ兵器、射程1以外の武器の射程が1だけ上昇 | 12000 |
スーパーロボット大戦X-Ω
「アビリティ」の名称で採用。従来作における特殊技能と特殊能力を一纏めにしたもの。ゲームの特性上、特定ユニット専用のものが非常に多いのが特徴。
アビリティの取得は「ユニットクエスト」をクリアすることで可能。ユニットごとに解放レベルが設定されており、限界突破をさせないと取得できないアビリティも少なくない。
また同ユニットでもレアリティが違えば、そのレアリティごとにアビリティを取得する必要がある。