ダンテ

2017年2月8日 (水) 17:47時点における119.228.198.59 (トーク)による版

概要

劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場した悪霊型戦闘獣。劇場版では唯一の悪霊型。

暗黒大将軍の命によって、一斉に東京へ押し寄せた戦闘獣部隊のリーダー格。マジンガーZと遭遇した戦闘獣の中で最初に人語を発し、兜甲児を驚愕させた。本作の戦闘獣でも頭一つ飛びぬけた扱いであり、印象に残る。

光子力ビームなどの光学兵器を透過させる特殊能力を備え、手に持つリングをチャクラムのように使い、足下からはルストハリケーンをも凌駕する竜巻を放つ。

ダイアナンAを倒し、光子力研究所を壊滅させ、マジンガーZさえ手も足も出なかったが、足にブースターを付けたボスボロット決死の体当たりを、唯一実体のある頭部に受けて敗れた。

なお、劇場版で声を担当したのはTV版の剣鉄也と同じ野田圭一氏である。

OVA版

マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』にも登場。ここでも一般戦闘獣のリーダー格として登場。人語を話しリングでボスボロットをバラバラにしたが、起動したマジンカイザーの光子力ビームで引き裂かれ消滅した。

他の戦闘獣はいずれも有象無象の扱いであることを考えると、やはりこちらでも特別扱いを受けていることになる。

登場作品と役柄

原作アニメ版は中の人が中の人であるためか、声付きで参戦する事が多い。

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
DCの戦力として登場。他の戦闘獣シグデキデキと共に出現することが多い。他の戦闘獣と違い攻撃力が低く、移動後による攻撃も行えないなど、戦闘獣の中では最弱の可能性がある。
スーパーロボット大戦F完結編
ダンテ本人がパイロット扱いになり、声つきで参戦する。声つきになったためか4次と比べ大幅に能力が高くなっているが、出番はわずか1回しかない。対戦相手がエヴァなので微妙な扱いだが、実力は結構あるので危険。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
「マジンガーZ対暗黒大将軍」に登場する。もちろん今回も声つきで参戦する。
スーパーロボット大戦α外伝
恐竜帝国ガレリィ長官と連携して、鉄也を操ることに成功する。その際「指折りの妖術使い」とガレリィに言われていた。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2
第1部と第3部に登場する。同じ軍団のズガール以上の能力。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部でマジンガーZを地上に残し、第1部で地上ルートに進んだ時のみ登場。図鑑100%達成の関門の一つ。グラフィックはαの流用であるが、パイロットは人工知能なので声はない。
スーパーロボット大戦COMPACT3
人工知能がパイロットで複数登場する。他作品と比べると弱い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
OVA版。戦闘獣頭脳がパイロットで複数登場する。ルートによっては全く登場しない。
スーパーロボット大戦W
『J』と同じような扱いだが、ルートによって全く登場しない事はない。初登場時にイベント戦闘がある。

関連作品

バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
魔神族の指揮官の1人として登場。武衆はウィザーディー。

装備・機能

武装・必殺武器

イビルリング
手にしたリングをチャクラムのように投げつける。
破壊光線
頭部から発射。作品によってはばかにできない威力がある。

特殊能力

分身
α外伝で所持。実体のない能力の再現と思われる。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

F完結編
根性隠れ身気合必中熱血ひらめき
α
根性自爆ひらめき隠れ身かく乱復活
α外伝
根性自爆ひらめき隠れ身熱血戦慄

特殊技能(特殊スキル)

F完結編α
底力
α外伝
援護L1

スパロボシリーズの名台詞

戦闘台詞

「マジンガーZ!今日が貴様の命日だ!」
マジンガーZ専用の特殊戦闘台詞

αシリーズ

「我等はミケーネ帝国の戦闘獣。マジンガーZよ、貴様の命を地の底より貰い受けに来た」
「さあ、覚悟するがいい」
α』中盤の極東地区ルートで東京を襲撃し、駆け付けた甲児にミケーネ帝国と戦闘獣の存在を初めて知らしめる。
「な、何だと!?マジンガーがもう一体!?そ、そんな馬鹿な!!」
Z撃破寸前、突如出現したグレートマジンガーの威容を目の当たりにして激しく狼狽する。