コウタ・アズマ

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コウタ・アズマ(吾妻吼太 / Kouta Azuma)

東京浅草下町に住む江戸っ子。喧嘩に強く、自信家であるが、妹のショウコには弱い。ある時戦士ロアと出会い、彼から巨悪の存在を知り同化して「ファイター・ロア」として戦う。普段はコウタの姿で、変身時にはファイター・ロアになり生身としてもコンパチブルカイザーのパイロットとしても戦う。

バルトール事件の動乱のなかで、ショウコ・アズマを誘拐したフォルカ・アルバークを追ううちに、巨悪の存在を知ることとなる。そして行方不明となったショウコはダークブレインが負の力で洗脳、「エミィ・アーマー」としてコウタを襲う。コウタの必死の説得によりダークブレインの洗脳が解かれて、元のショウコへと戻る。そしてロアよりダークブレインの存在を消滅させることを託されて、妹ショウコと共にGコンパチブルカイザーを駆り、ダークブレインを打ち倒した。

その後は元の学生へと戻り、日常生活へと戻っている。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
2.5版第1話より登場。戦士ロアと同化して「ファイター・ロア」となる。攻撃役として優秀なのだが、スポット参戦の上最終決戦には参加しない。カイザーの破壊力があればかり楽な戦いになったはずなのだが。
スーパーロボット大戦OG外伝
流れは2.5版と同様。今回はユルゲンとの決戦にも参加。特殊技能アタッカー、エースボーナスが反撃時の与えるダメージ+15%、ツイン精神にまで持つ単独最強の攻撃アタッカーである。致命的なのは気合がない点。そこはショウコ激励で補おう。本作から汎用カットインが追加。
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
終盤で支援キャラとして仲間入り。ドラマCDではアクセルとの共演があり、物語の前日談となっている。
第2次スーパーロボット大戦OG
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
第26話にて声出演。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

アタッカーをデフォルトで持っており、エースボーナス・カイザーの攻撃力と合わせて破壊力は抜群だが、ステータス自体は平均程度。突出しているのは実は回避だったりする。そのため、精神コマンドと合わせると思った以上に避ける。

精神コマンド

必中 集中 不屈 熱血 鉄壁 幸運
スーパー系の手本のようなラインナップ。ツイン精神にを持つため、火力はさらに跳ね上がる。ただ、必中の消費Pは20と高めである。コウタは命中はあまり伸びないため使う機会が多い。

特殊技能(特殊スキル)

底力Lv9 アタッカー
再序盤から登場するため、デフォルトで持っているのはこの二つのみ。底力は機体にバリアがあるため、微妙な線。インファイト、Eセーブを修得すれば格段に戦闘力が上がる。

エースボーナス

「反撃時に与える、最終ダメージ+15%」
アタッカーとの相性が抜群。加えてリベンジも修得すれば、斬りこむだけで敵陣を半壊に追い込める。

パイロットBGM

「BURN NOW!」
ファイター・ロア時の戦闘BGM。ちなみにデフォルトはこちら。
「吼えろ!コンパチカイザー」
コンパチブルカイザー時の戦闘BGM。

特殊技能(支援効果)

詳細は下記記事を参照。

人間関係

戦士ロア
彼からコンパチブルカイザーを託され、同時に巨悪と対峙すること約束を交わし、ファイター・ロアとなる。
ショウコ・アズマ
実妹で、喧嘩っ早い兄をリードしている。浪費家のコウタとは正反対にドケチ根性の持ち主。コウタにとっては何をおいても守るべき存在なのだが、後に成り行きから共闘することになる。
キサブロー・アズマ
祖父で、若い頃にロアと約束してコンパチカイザーを修復した。
ダークブレイン
ロアの宿敵。ショウコを洗脳して、「エミィ・アーマー」としてロア抹殺を目論む。後に自らの意志で戦い、打ち倒す。
フォルカ・アルバーク
妹ショウコを誘拐した張本人で、当初は怒りを抱いていた。後にキサブローに詫び、その証としてコウタの手助けをするよう頼まれる。最終的には肩を並べる戦友となる。
アクセル・アルマー
共にダークブレインと戦った戦友。そしてある事件でお互い顔を合わせる。OG外伝では援護攻撃用のセリフがある。EXCEEDでは記憶を失って豹変した姿に困惑していた。
アインスト・アルフィミィ
共にダークブレインと戦った戦友。EXCEEDではアクセルほどではないが記憶を失っていた事に困惑していた。
マサキ・アンドー
ショウコを攫われ激昂するコウタを、同じ妹を持つ身として諭す。
アルコ・カトワール
ショウコに突っかかって来たところ、コウタはアルコの鉄拳を食らうが、軽症で済むものの殺意を感じていた。のちに完全決着を果たす。
ティス
デュミナスの使役。コンパチカイザーを狙って何度も交戦する。「俺のほうが年上だ」と言い、お互い対抗意識を持っている。
デスピニス
ティスとコンビを組むデュミナスの使役。エミィの正体が妹ショウコであると唐突に教えた。最後はラウルらと共に生き延びて歩むこととなる。
アレディ・ナアシュ
彼が修羅だと聞いて驚くが、話を聞いた後はフォルカの事を思い返し、アレディの事を信用する。
アシェン・ブレイデル
彼女を見た際、ラミアと勘違いする。

名台詞

「バーナゥ・レッジー・バトー!」
ファイター・ロアに変身する際や「Gコンビネーション」の言葉。
「バーナゥ・ファー・ドラグ!」
「ファイヤー・ドラゴン」などの技の叫び声。ちなみにEXCEEDでのセリフには「バーナゥ・ファー・ファング!」がある。
「雷神風神の次は観音様かよ!?これじゃ、サンバならぬ浅草ロボットカーニバルだぜ!!」
OG外伝にてアンジュルグを見た際の台詞。確かに、そう見えなくもないが……。なお、雷神⇒ヤルダバオト、風神⇒ビレフォールである。
「大江戸システムなんだかしらねぇが…」
ODEシステムのことをこう呼んでいる。
「ドに超がつくほどケチのショウコがおごるなんて……明日は槍の雨が降ってくるぜ」
ショウコがジャーダ達におごりで御馳走すると言い出した場面より。
「ショウコによく言われたぜ。もめ事が起きても、無闇に喧嘩すんじゃねぇって……他の解決方法も探してみろって……」
マサキにたしなめられ落ちつきを取り戻したことにより、フォルカの話を聴くようになるコウタ。
「ショウコ! 俺は爺ちゃんと約束したんだ! 必ずお前を連れて帰るって!」
「それに、ジャーダさんやガーネットさんもお前を待ってる!! 双子の赤ん坊を見たくねえのかよ!!」
「こんな戦いなんざ、さっさと終わらせて、浅草に帰ろう!! 爺ちゃんが宮古寿司の特上を取って、パーティやってくれるんだぞ!!」
OG外伝中盤でデュミナスに洗脳されたショウコを説得した時の台詞。
「そして……俺の役目でもある!!」
ダークブレインとの対決セリフ。ロアと共に平和を守るため戦う。そして…
「日輪なんか背負いやがって……てめえは仏像か!!」
ネオ・グランゾンとの対決セリフ。アンジュルグを「観音様」といい、お寺に纏わる話を持ちかけてくる。
「アルフィミィ! 自然に混ざってんじゃねえ! あんたはこっち側だろ!」
EXCEEDのある場面でどさくさに紛れて片那と一緒に並んだアルフィミィにツッコミを入れた。
「記憶戻らねぇなぁ、アクセルさん。えーと、『なんとか・なんとかー』って軍隊にいたんだよ、確か」
EXCEEDエピローグにて、相変わらず途切れ途切れにしか思い出さないアクセルに呆れて。しかし、アクセルが所属していたのは「シャドウミラー」であり、区切らないはずだが。ちなみにアルフィミィから「それでは覚えていないのと同じですの」とツッコまれた。
「アレディ、俺の知ってる…、いや、ダチの修羅も生き方ってやつをいつも考えたよ。」
EXCEEDで。アレディが思い悩む姿を見てフォルカのことを思い出したのだろう
「グレイトなバトルを見せてやるぜ!」
支援で呼び出した時の台詞の一つ。

メモ

ロア → roar(吼える) → 吼太