ケルベリオン(Cerbelion)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:リオンシリーズ
- 所属:ガイアセイバーズ
- 開発:イスルギ重工
- メカニックデザイン:小野聖二
ガーリオンの後継機であるガレリオンの試作機をベースにブーステッド・チルドレンのアルジャン・クラス用に改良した機体。
重装甲ながらも、高性能のテスラ・ドライブによってアステリオンAXを上回る高機動性を誇る。腕部には射撃武装兼格闘武装の武器腕「ターネイル」を装備している。また両肩に装備されている力場誘導子はシャークマウスのような動物の顔を模しており、それはさながら名の由来であるケルベロスを彷彿させる。
アラド達を初めとする鋼龍戦隊と交戦したが、封印戦争末期におけるグランド・クリスマスでの戦いで全機破壊、パイロットも運命を共にしてしまう。
ケルベリオン・プレザン
- 形式番号:YAM-014VC
- 全高:24.5 m
- 重量:98.1 t
- 主なパイロット:シエンヌ・アルジャン
指揮官専用機のケルベリオン。両腕にターネイル・クラッシャーが搭載されているため、攻撃力に長けている。
フランス語で「現在」を意味する。
ケルベリオン・パッセ
- 形式番号:YAM-014V
- 全高:22.5 m
- 重量:97.2 t
- 主なパイロット:シアン・アルジャン
標準仕様機のケルベリオン。最も装甲が高く、パイロットであるシアンのガードと合わせて結構固い。
フランス語で「過去」を意味する。
ケルベリオン・アヴニール
- 形式番号:YAM-014VEW
- 全高:21.9 m
- 重量:96.8 t
- 主なパイロット:シオ・アルジャン
電子戦仕様のケルベリオン。その為か、本機体はジャマーを搭載しており、照準値も優れている。バンプレストオリジナルでは極めて珍しい電子戦機。
フランス語で「未来」を意味する。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 合体攻撃ケルベロス・ストライクの威力は高く、加えて3機から3回連続で放たれる為、撃墜される恐れが高いので、注意するべきである。
- しかし消費ENが少々高めであることと、ケルベリオンは共通してEN回復能力を持っていないのでEN切れを誘発するのが容易である。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 第6話「ラングラン侵入」おいてシアン機のみ交戦。撃墜することでSRポイント取得となるが、特殊スキルガードも取得するため撃墜も容易ではない。バリア貫通武器を持ち合わせているので、歪曲フィールドを持つグランゾンでも危険。位置取りには注意。
装備・機能
武装・必殺武器
- ピーク・シューター
- ターネイルの先端を展開し、そこから弾丸を発射する。
- ダブル・ピーク・シューター
- 両腕で放つピークシューター。これは両腕にターネイルを装備したプレザンのみの武装である。
- ちなみにこれはALLW武器であるため、序盤で密集するときは注意を払おう。
- ターネイル・クラッシャー
- ターネイルを高速回転させて敵をズタズタにして攻撃する。
- ソニック・デストロイヤー
- 顔を模した力場誘導子を展開し、機体の先端にフィールドを発生させて連続突撃し、ターネイルクラッシャーで攻撃した後ダメ押しの一撃を与える。
合体攻撃
- ケルベロス・ストライク
- ケルベリオン3機で敵にピーク・シューターを打ち込み、その後フィールドを発生して空中に上昇し、3機同時にフィールドを纏いながら敵に突撃する。
- バンプレストオリジナルではシュムエル・ベン以来となる敵専用の合体攻撃。
- なお、シエンヌとシアンが気合い入れてるのに対し、シオは面倒くさそうにぼやいているため、こちらに印象に残るプレイヤーも少なくない。
特殊能力
- ジャマー
- アブニールにのみ搭載されている。
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- ガレリオン
- 試作機をアルジャンクラス用に改良したのが本機。