ネリー・ブレンは『ブレンパワード』の登場メカ。
ネリー・ブレン | |
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外国語表記 | Nelly Brain |
登場作品 | ブレンパワード |
デザイン | 永野護 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | アンチボディ(ブレンパワード) |
全高 | 11~12m(再リバイバル後は13mほど) |
装甲材質 | オーガニックボディ |
開発者 | プレート |
所属 | ネリー・キム私有→ノヴィス・ノア |
パイロット | ネリー・キム→伊佐未勇 |
概要
極寒の北欧の地で、余命幾許もない女性ネリー・キムに寄り添い暮らしていたブレンパワード。
元々の体色は白みがかったグレー。その姿は一見他のブレンパワード同様に見えるが、ネリー曰く「不完全」。
バロンズゥとの戦いで満身創痍のユウ・ブレンと再リバイバルし、その細胞を取り込んで完全かつ強力な新しい姿に生まれ変わった。その際、体色がユウ・ブレンと同じ青に変わっている。以降、再リバイバル時に巻き込まれて命を落としたネリーに代わり伊佐未勇が乗り込み、オルファンのリクレイマーとの戦いに身を投じることとなる。
なお、融合の際の影響なのか、再リバイバル後は若干大きくなった。性格もユウ・ブレンの雄々しさにネリー・ブレンの繊細さが加わったものへと変化している。ちなみに比瑪曰く「やさしい顔をしている」、ナッキィ曰く「デリケートな瞳をしている」らしい。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。ユウ・ブレンより一回り強くなった程度。単体でもそこそこ強いが、一軍で使うならやはりヒメ・ブレンを小隊員にし、チャクラ・エクステンションを多用すべきだろう。
- 内部データにはネリー機のものがあり、なぜか勇搭乗時のチャクラエクステンションのデモが存在する。また、ロボット大図鑑に登録される。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 本作ではユウ・ブレンと融合する前のカラーリングでもユニット化されている。
- ヒメ、ジョナサン、クインシィと、3体ものユニットと合体攻撃を放てるため、ブレン系の中では優先して強化したいところ。強化パーツバグによって強化できるので、ユウ・ブレンの3つ目の欄には最大ENを上げるパーツを装備させておきたい。
- なお、主人公機だからなのか、一部武器の演出が他のブレンたちと微妙に異なり、「ブレンバー・射撃」の一回の射撃回数が多かったり、「ブレンバー・斬撃」や「ブレンバー二刀流」では斬撃の合間に敵機に蹴りを入れる演出が追加されている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- 『J』にて、融合前のネリー搭乗の機体が所持している唯一の攻撃。戦闘アニメーションは存在せず、同作では実質名前だけの存在である。
武装
※再リバイバル前のネリー・ブレンは殆ど丸腰の状態であるため、以下の武装は基本的に再リバイバル後のものである。
- ブレンブレード
- ブレンブレードで攻撃。
- ブレンバー
- ミサイル・ランチャー
- 軍艦などに搭載されているミサイルランチャーを、アンチボディが撃てるように改良したもの。原作で装備したことはない。
- 『第2次α』では多くのアンチボディ共通の全体攻撃。本機とブレンチャイルドのものは弾数2だが、ナンガ・ブレンとラッセ・ブレンのものは弾数4。同作のヒメ・ブレンは未装備。
必殺技
- ブレンバー二刀流
- 『J』から採用。ブレンバーとブレンブレードを両手に構えての二刀流攻撃。斬撃回数が他のブレンと比べて多いほか、「ブレンバー・斬撃」と同様に斬撃の合間に敵機に蹴りを入れる演出が追加されている。また、『第2次α』であった機体カットインはこちらで使用されている。
合体攻撃
- チャクラ・エクステンション
- アンチボディ2体のチャクラ光(フラッシュ)を合体させた技。原作ではヒメ・ブレンとしか放っていないが、『J』ではジョナサンやイイコのバロンズゥとも放てる。
- 『第2次α』では長射程高威力の全体攻撃。抗体反応レベルの上昇で射程や攻撃力に補正がかかるのもポイント。
特殊能力
- バイタルジャンプ
- 地形効果や敵ユニットの位置による移動制限を無視して移動することが可能なほか、Jでは、分身と同様の効果(気力130以上になると敵の攻撃を完全に回避。発動確率は敵との技量差により変動)も発動可能。
- チャクラシールド
- HP回復
- EN回復
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、撃ち落としを発動。
移動タイプ
サイズ
- S
機体BGM
- 「In My Dream」
対決・名場面
- vsバロンズゥ(ジョナサン)
- 宿敵。ネリーの乗っていた時と、バロン・マクシミリアンのバロンズゥも換算すると、5回も戦っている。勇が戦いをやめようとしていたこともあり、勝負はつかずじまい。
- vs核ミサイル
- 仲間のナッキィ・カント、敵のジョナサン・クインシィ・シラーの計6人で協力し、核ミサイルの推進を止めるという奇跡を起こした。