ツメスパロボは、スーパーロボット大戦シリーズのシステムのひとつ。
概要
一部作品に実装された、インターミッションからプレイ可能なミニゲーム。『スーパーロボット大戦D』で初採用。
マップごとに設定された一定の条件下から勝利条件の達成を目指す、パズル要素が強い詰将棋風のミニゲーム。最初から味方ユニットや敵ユニットが消耗した状態で開始する場合も。クリアすると、初回のみ設定された資金と強化パーツ(またはスキルパーツ)が手に入る。挑戦可能なステージは、本編を1シナリオクリアすると1面ずつ増えていく。
本編ではあまり見られないシチュエーションや、ツメスパロボでしか通常戦闘できない敵が用意されている場合もある。また、「意図的に敵の攻撃を喰らう」とか「MAP兵器を故意に味方に撃ち込んでダメージを与える」といった意外な行動が正解となるなど、スパロボのゲームシステムをいかに熟知しているか、応用していくかが試される。ステージによっては、味方機が最初からプロペラントタンクや非常食などの消費系強化パーツを装備していて、それを使わないと問題が解けない場合があるのでユニットのステータスはチェックしておくこと。
ツメスパロボの開示・クリア状況は次周回の開始時にリセットされ、再びボーナスを入手可能になる。そのため、周回クリア前に全ステージクリアするのが望ましい。
ツメスパロボでの特殊ルール
ツメスパロボでは、ランダム要素は全て排除されている。
採用作品
- スーパーロボット大戦D
- 本作ではルートによって話数が変わる。1話クリア毎に1問ずつアンロックされていくため、ツメスパロボで全ステージをプレイするには第1分岐でリガ・ミリティアルート、第2分岐でカイラスギリー攻略ルート、最終分岐でマクロス7ルートを選択する必要がある。他の分岐は好みで選んで構わない。なお、バグを利用するならば、第1分岐でネオ・ジオンルートを選んで構わない。
- 最も話数の少ない選択肢を選び続けた場合は、ラスト3ステージをクリアできない。幸いラスト2ステージのアイテムは消耗品(※貴重品ではあるが)。
- ちなみに、ルートに関わらず通常プレイでは出せないステージが没データに二つある。
- スーパーロボット大戦J
- 今回は、分岐に関係なく全ステージをプレイ可能。
- ちなみに、同作でガウルンのプラン1056 コダールと通常戦闘できるのはツメスパロボのみだった(一方、『W』では序盤の分岐次第で、普通に戦闘できる)。
- スーパーロボット大戦UX
- ダウンロードコンテンツ(DLC)としてプレイ可能。初回クリア時は資金の他にスキルパーツが手に入る。
- 一度ダウンロードすればゲームの進行状況に関わらずいつでも挑戦することが出来るため、序盤から高難度の問題をクリアして強力なスキルパーツを入手・使用する、というプレイスタイルも可能。
- 初回クリア時に入手出来るスキルパーツはゲーム中でも希少なものが多いが、DLC限定のものは存在しない。しかし、DLC抜きだと1データにつき1つしか入手できないスキルパーツを周回ごとに入手できる。
- 2回目以降の報酬は「資金2000」で固定となり金銭的な旨みは大きく落ちるが、その代わり何度でも挑戦出来る(報酬の資金2000もその都度もらえる)上、問題によっては慣れれば数10秒程度でクリア出来るものもあるため、繰り返しプレイすることで資金稼ぎに利用することも可能。
- スーパーロボット大戦BX
- 基本的な仕様は『UX』と同様。過去の採用作品と比較して問題の難易度が格段に下がっている。
- また、キャンペーンマップ同様に一度クリアしていれば2周目以降はプレイせずに報酬のみを入手することが可能。