ポル・ポタリア | |
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外国語表記 | Pol Potaria |
登場作品 | |
声優 | 速水奨 |
デザイン | 塩山紀生 |
種族 | 人間(アストラギウス銀河出身) |
性別 | 男 |
年齢 |
青年(TVシリーズ) 壮年(幻影篇) |
所属 |
クメン王国軍 ⇒ 傭兵(TVシリーズ) 政治家(幻影篇) |
概要
ボトムズ第15話~第27話(クメン編と総称)に登場。
傭兵部隊のボトムズ乗りで、元クメン王国軍親衛隊という異色の経歴の持ち主。 ATの操縦技術もさることながら、クメンの伝統武術のバランシングを始めとして生身の戦闘能力も非常に高い。
性格も穏やかで人当たりがよいが、内心には自身と志を共にしながらも、クメン内乱を引き起こしたかつての主君にして親友のカンジェルマン王子に対する激しい怒りが渦巻いている。
事実上、クメン編のもう一人の主人公とも呼べる。
幻影篇
内乱終結後、王制から共和制へと移行した政情不安定のクメンで大統領へと成り上がりカンジェルマンの遺志に従い近代化政策を推し進むものの、近代化に反発する勢力も依然多く、あてにしていたメルキア政府からの援助も受けられないなど政策は難航。遂にはカンナム将軍が引き起こしたクーデターにより失脚する。
その後、逃亡途中にてキリコを追うネクスタントの襲撃に遭い死亡。その死の際に自らもまた「旧きもの」の象徴となっていた事を語った。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。序盤のクメンルートでのみスポット参戦。機体の改造費は帰ってくるので安心して改造しよう。クメンルートに進まない場合は名前がシャッコから語られるのみだが、ゼロ・レクイエムルートに進むとキデーラと一緒に対ルルーシュのゲリラとして顔を出す。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- NPCとして登場。今回は『幻影篇』が参戦しているが、時系列がTVシリーズから地続きとなっている影響で若い容姿のままである。故に原作再現は行われなかったが、これはこれで一種のスパロボ補正と言えるかもしれない。
- なお、エスターと面識がある様子から『再世篇』ではクメンルートを通ったのが正史となった様子。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
エース級には及ばないがそれでも高め。防御が若干低い以外は平均以上でまとまっている。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 援護攻撃、援護防御に参加時、気力+10
- 第2次Z再世篇で採用。地味に強力なボーナス。これでスコープドッグにでも乗れたら言うことはなかったのだが。
パイロットBGM
- 「炎のさだめ」
人間関係
- ヒロラム・カンジェルマン
- 正規軍時代はクメンの将来を語り合うなど、身分を越えて親しい間柄だった。その人となりもよく知っていたため、彼が内戦を引き起こした事がどうしても許せなかった。後にカンジェルマンの真意を知ることになるが、それはポタリア自身の手で彼を討ち取った時であった……。
- モニカ・マーカス
- 幼馴染。彼女がビーラーゲリラである事は、再会するまで知らなかった。最期はポタリアに看取られる事となる。
- キリコ・キュービィー、ブリ・キデーラ、ル・シャッコ
- クメン内戦時代の戦友。
- カン・ユー
- 一応の上官。彼に対する評価は他の面子と同じ。
- ブールーズ・ゴウト、バニラ・バートラー、ココナ
- 彼らの経営する酒場の常連であり顔見知り。最期はルミナル、シャッコと共に彼らに看取られる事となる。
- ルミナル
- 幻影篇における側近。
- カンナム
- 幻影篇にて、彼にクーデターを起こされた。
他作品との人間関係
名台詞
- キリコ「例外は許されている!」
ポタリア「指揮官が無能な場合だ」 - カン・ユーに対してキリコとともに言い放った皮肉。
- 「大事の前の小事だと!? 人の命をなんだと思ってるんだ!!」
- 第21話。無関係の民間船を銃撃し沈めた事に対しての激昂。ポタリアの熱血漢な面が押し出されている。
- 「行きましょう、隊長! …殿」
- 第23話。命令を無視されて苛立つカン・ユーをなだめるかのように言う…が、「殿」の部分といい彼も彼で小馬鹿にしている。
- 再世篇の中断メッセージにおいても、ほぼ同じようなセリフを言ってる。
スパロボシリーズの名台詞
- 「エスター…後悔しない生き方がしたいな」
- 第2次Z再世篇にて。
搭乗機体
- ダイビングビートル
- TVシリーズクメン編での搭乗機。
- スタンディングタートル
- TVシリーズ25・26話にて、ゲリラ側に扮するため搭乗。
- スタンディングトータス(ポタリア専用)
- 『幻影篇』での搭乗機。
余談
名前の元ネタは実在したカンボジアの政治家であるポル・ポトではないかという説がある。ただしポル・ポトが原始的な社会を志向したのに対し、ポタリアは先進的な社会を目指していたという相違点がある。