概要
ミケーネ帝国の万能要塞。
陸海空と場所を問わず運用可能で、作戦担当を務める将軍の移動司令部、及び任務遂行に当たる戦闘獣を最前線まで運ぶ輸送機としての役割を担う。
本体の4箇所に設置された人面状のレリーフはミサイルやレーザーの発射口であり、機体下部のプロペラを稼動させてハリケーンを発生させる。また、分離可能な機体上部の円盤には爆弾を搭載可能。
原作TV版第39話で猛獣将軍ライガーン指揮の下、グレートマジンガー不在の科学要塞研究所を襲撃し、爆弾搭載の上部円盤で破壊を狙うも研究所の磁力砲に阻まれ、更には駆けつけたグレートによって、円盤を投げ返されてしまい爆散した。
桜多吾作の漫画版ではビューナスAの猛攻の前に砕け散っている。
『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』では怪鳥将軍バーダラーの乗艦として登場。戦闘獣を発進させて甲児の乗る輸送機を襲うがミリオンαに妨害され、同機の自爆によりバーダラーと共に撃破される。
登場作品と操縦者
一部作品では「ミケロス」表記の場合もある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 主にゴーゴン大公が乗ってくる。熟練度が低ければ1ステージのみ暗黒大将軍が搭乗。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 主にゴーゴン大公が乗ってくるが、熟練度次第では一部シナリオで暗黒大将軍も搭乗。ミケーネ系の敵では分身持ちのダンテや、基本性能が高い暗黒大将軍程の強敵ではない。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- スーパー系ルートでは出番の度に搭乗者が変化するが、リアル系ルートでは一部の例外を除き、ほぼゴーゴン大公専用機として登場。
- 最終決戦では通常時と桁違いのHPを誇り、ゴーゴンのHP回復&気力UPイベントもあるが、実の所さほど脅威ではない。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- トウマルート序盤、及び中盤のアラスカ行ルートで地獄大元帥が搭乗。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ミケーネ帝国との決着シナリオで地獄大元帥が搭乗。
単独作品
関連作品
- バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
- 敵ユニット。魔神族が操る巨大戦艦として登場。シナリオによっては日出族が借り受けて使用してくる。
装備・機能
武装・必殺武器
- ハリケーン
- 顔面レリーフの口と本体下部のプロペラから強風を起こし、相手を飲み込む竜巻を発生させる。
- 破壊光線
- 機体上下やレリーフの目から多方向に放つ光線。αシリーズでは全体攻撃。
- アンチレーダーミスト
- その名の通りレーダーに対する妨害と煙幕による有視界の撹乱の両方の能力を持つ霧。SRWでは未実装。
移動タイプ
サイズ
- 2L(LL)