イルボラ・サロ

2015年12月14日 (月) 22:09時点における111.171.240.229 (トーク)による版 (→‎携帯機シリーズ)

イルボラ・サロ(Irbora Saro)

本作の主人公であるジョウの最大のライバル。

ラドリオ星の家臣で、ラドリオ星がザ・ブーム軍の侵攻を受けた際、エルシャンクの指揮官として地球へ向かうロミナ姫に随行した。

ロミナ姫を慕い忠誠を誓っていたが、その忠誠心故にジョウを初めとした地球人組をあまり信用せず、方針の違いやジョウらの反発もあって次第に対立する。それとは裏腹にロミナがジョウに興味を持ち、また自身の失態が続いた心の隙をハザードたちに突かれ、ザ・ブーム軍への寝返りの誘いを受ける事になる。そのやりとりのせいでジョウからも疑いの目を向けられた挙句、ロミナ姫を本気で殺害しそうになり、その自責の念もあってエルシャンクを出奔した。

その後はジョウへの復讐の一心でザ・ブーム軍に参じたが、ロミナ姫への忠誠は失った訳では無く、彼女が自身に立ち向かってきた際には流石に動揺していた。

プライドが高く、敵となった後も卑怯な作戦は好まない方針。味方であった序盤においてはジョウらとの対立による焦りもあって失態こそ目立ったが、本来は有能な指揮官であり部下からの信頼も厚い。敵に寝返った後でもアネックスに評価され、新参者でありながらも部下の支持を受けていた。

また、味方時には卓越した戦闘機の操縦技術を見せており、敵側に回った後は中盤まではスケルトン、その後は零影に乗り込みジョウと戦い、その優秀な技量を発揮した。

登場作品と役柄

原作では死亡したかどうか曖昧な描写しかされていないが、スパロボで仲間入りしない場合は明確な死が描かれる。IMPACT・UXにて零影共々条件次第で自軍で使用できるが、そのどちらの作品でも加入が非常に遅いのが惜しい所。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
序盤から何度も交戦する。本人の能力だけでなく、乗機スケルトンも強いので序盤は苦戦する。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
第1部に比べると交戦回数は少ない。また戦う時は、こちらの戦力も充実しており、それほど苦戦はしないだろう。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
条件次第で仲間になる。イルボラの能力は決して悪くは無いが、零影の移動力に問題がある。
スーパーロボット大戦IMPACT
条件次第で仲間にできる。零影のパイロット以外にもエルシャンクのサブパイロットに乗り換えも可能。能力も高く、忍者なので主力になれる。
ただし、加入するのはかなり終盤なので、活躍できる期間は短い。なお最終話開始前にエルシャンクのサブパイロットに乗せ替えた場合、隠しシナリオでサブパイロットから強制的に外され、出撃できなくなるバグがある。サブパイロット時のイルボラは、それまでの裏切り行為が嘘であるかのような頼もしい戦闘指揮官としての台詞を発してくれる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
堀内賢雄氏による音声が大幅に新規収録された。『COMPACT』シリーズと違い、序盤はエルシャンクのサブパイロット及び戦術指揮として使用できる。原作通りジョウとの反目が描かれ、他の仲間達とも意見が食い違うことも多く結局17話でグラサンにそそのかされて裏切り離脱。以降は幾度も敵として交戦する。零影に搭乗した後はスキル「忍者覚醒」を習得し、敵対時でも発動アニメを流すがイルボラ版は筋肉で上着を破るので(ジョウ版は破らない)、一部のプレイヤーとっては笑える場面かもしれない。
49話で味方としてスポット参戦するが、条件を満たさなければクリア後に永久離脱してしまう。やはりIMPACTと同様にかなり終盤になってからの自軍復帰となるが今作では零影の性能が大幅強化されているためやはり主力になれる。今回もジョウとの合体攻撃が用意されているのでできれば味方にしておきたい。自軍にいた頃は意見が食い違うことこそ多かったものの、それなりに信頼自体はあったようで敵対時も多くの他作品主人公キャラとの戦闘前会話があり、彼の裏切りに怒りを露にする者もいれば驚きを隠さないキャラもいる。ちなみにある条件を満たすと『蒼穹のファフナー』の日野道生を助けるという意外な見せ場がある。
零影に搭乗した後の展開は異なっている。突如スペックが大幅アップした獣魔を目の当たりにしたことで忍者伝説や2機の影について何か悟ったらしく、それまで敵意を向けていなかったロミナ姫にまで宣戦布告をして去ると言う流れになっている。UXの面々には「とうとう修羅になり下がった」などと言われてしまうも、以降もロミナ姫に対して敬意を捨ててはおらず、ジョウに挑むのも「真にロミナ姫を守護する存在になる」と言う目的のためであった。
隠し要素の生存フラグを立てなかった場合はハザードを誅殺した後に零影との融合で体を蝕まれていたために倒れてしまい、エルシャンク内に保護されるもジョウにロミナのことを託して息を引き取る。なおその場合は最期の台詞がDVEで再現される。
仲間になった後も結局何を悟ったのかは不明のままだが、ちらほら語る内容からある程度推測はできる。なお、ジョウも蒼穹作戦で満身創痍であるにも関わらずマークニヒトに挑むイルボラの姿を見て以来、「イルボラは何か目的を持って裏切っている」と考えるようになり、忍者伝説の真実へと踏み込む事になる。

パイロットステータスの傾向

精神コマンド

IMPACT
加速集中熱血ひらめき覚醒献身
UX
離脱前
加速必中不屈鉄壁熱血
離脱後代わりに入るガメランが同じ精神コマンド。
零影搭乗時
集中直感気迫覚醒熱血
ライバルであるジョウの精神コマンドのド根性気迫に変更した以外は全く同じ構成。

特殊技能(特殊スキル)

IMPACT
忍者L9 、底力L9、防御L5、逆恨み
敵対峙は逆恨みは厄介だが、彼を仲間にするには第3部でジョウを使う必要があり、特に「マーズ・アタック」のジョウは強制出撃ではない。
UX
忍者L8、忍者覚醒底力L9、援護攻撃L2、全体攻撃指揮(敵のみ)
忍者レベルはジョウより低い代わりに底力を持ち、味方版の底力でもL9なので、状況次第ではジョウと飛影よりも強い。残念だが指揮は敵仕様の先天スキルなので、無事復帰できた後も習得したくばスキルパーツを使うしかない。

戦術指揮

反撃時の攻撃力10%上昇
バーンなど敵対者から戦術指揮要員になるキャラもいる中で、何故かイルボラのみフラグを満たして再加入しても戦術指揮要員としては復帰しない。

パイロットBGM

「LOVEサバイバー」
オープニング主題歌。『IMPACT』における選曲。

人間関係

エルシャンク

ロミナ・ラドリオ
主君。彼女に対しては強い忠誠心を持ち、場面によっては忠誠心以上の思慕が見受けられる場面もあった。しかし、ザ・ブーム側の謀略によって彼女を本気で殺害しようとした事による自責の念から離反することに。以後は敵対関係となるが、彼女への思慕は変わらず、機会を見て救い出そうとした考えもあったが、故に彼女が自身に敵対する行動を取った際は動揺した。
ガメラン
副官。彼からは強く信頼されており、イルボラも彼を信頼している為にエルシャンクを去った際、自身についていく彼を途中で引きとめ、自分の出来なかったロミナ姫への忠誠を彼に託した。
シャフ
共にロミナ姫に忠誠を誓う同僚で、互いに信頼関係があったが、彼女もイルボラの裏切りには衝撃を受けた。

地球

ジョウ・マヤ
当初は味方同士であったが、互いの性格と方針の違いで常に対立し、それがイルボラの裏切りの一因となって敵対する事になる。その後は何度も自身が倒すべき敵として激突したが、ある意味では良きライバル関係と言える存在になっていく。UXではイルボラが裏切る直前とある出来事でお互いを見直していた場面があり裏切りフラグが折られたかと思いきや、結局イルボラは裏切ってしまった。しかし、その一方で途中から「イルボラの裏切りには何か意味があるはず」と考えるようになっていく。
マイク・コイル
味方同士であった際はジョウに冷たい態度を取るイルボラに反発した事もあった。またロミナ姫の安全を優先するために彼を見捨てようとしたことも。
ダミアン
マイクと同様にイルボラに対して反発した。

ザ・ブーム軍

アネックス・ザブーム
新たなる主君。表向きは彼に忠誠を誓っていたが、実質的には利用していた面もある。
ハザード・パシャ
当初は敵同士で、彼の謀略によってエルシャンクを裏切る事になった。味方同士になった後は自身の出世もあって彼を軽んじ、彼からは憎まれる。
シャルム・ベーカー
ザ・ブーム軍での同僚。互いに警戒しあっていた。
グラサン・グリン
UXで初登場。ザ・ブーム軍の攻撃隊隊長で、ハザードと共に裏切りの誘いを仕向けた。

他作品との人間関係

ドン・ザウサーコロス
IMPACTでは序盤こそ低姿勢で彼らに協力を求めていたが、アネックスとハザードの死後は謙る必要も無くなった為、ぞんざいな態度で取り入る事に。
シン・アスカ
UXではイルボラの裏切りの際に、「そんなにプライドの方が大事なのかよ!」と激怒している。またシンは彼が大事な人(ロミナ姫)を裏切ってまで意地を張るイルボラの態度に対しても許せないようである。
アニエス・ベルジュ
UXにおいて彼に裏切り行為を咎められたが、「脱走兵の貴様に言われたくはない」と皮肉めいた言葉を吐いて一蹴している。
孔明リ・ガズィ
UXでは軍師としてイルボラのことを一目置いており、焦りを見せる彼に対して忠告などをしていたが結局イルボラは裏切ってしまう。
周瑜ヒャクシキ
UXでは互いに才能を認め合う仲。
日野道生
UXにてマークニヒトとの戦いに敗れた彼を救出している。
イドゥン
UXにて人類軍の核攻撃からエルシャンクを守るために零影が既に満身創痍の状態だったにも関わらず単身彼に戦いを挑んだ。
この一件以降、ジョウのみならずUXのメンバーの中でもイルボラについて「自分勝手な理由で裏切ったのではなく、なにか深い事情があるのでは」と、再考の気風が高まることになる。
来主操
UXにて条件を満たせば同シナリオで仲間入りする。また、そのシナリオ中の戦闘前会話では読心能力でイルボラの真意を悟っているが、イルボラは忍者伝説の真実に迫るため、操は自分の大切な仲間達を守るために対決する事になる。

名台詞

「ロミナ姫、単なる偶然です。あんな奴が操縦できるとは思いません」
第4話で何故ジョウが黒獅子らを操縦できたのか互いに分からずに呆れるジョウを見て、ロミナに耳打ちした台詞で、ジョウも反論する。この辺りからジョウ達地球人組との対立が始まる。
「巨大なダムの決壊も針の穴からと言われます。今はそのように物事を軽く考えない方が…」
6話でハザードらの追撃に対して自分らが囮になるというジョウ達の提案に賛成したロミナに対し、ジョウ達を信用しきれないイルボラの意見だが、その依怙地な態度でマイクに反発され、ジョウにも馬鹿にされる羽目に。
「私達は姫の御命を守るのが唯一の使命だ。その事を忘れるな!」
「祖国の人々は姫の帰りを待って居られるのです。その事をお忘れなく」
上は敵の猛攻撃を受けるマイク搭乗の爆竜を見捨てる判断をしたイルボラへ反発したダミアンへの台詞で、下はその事に疑問を持つロミナへの台詞。ラドリオ星の家臣としての忠実さが表れているが、結果的には裏目に出てしまう。
「地球に行きさえすれば真の忍者がいるに決まっている。お前のような奴が忍者であるわけはないのだ」
9話で極冠の村がハザードの軍に攻撃された際、親や同胞を救う為に出撃したレニーとダミアンを追って出撃しようとしたジョウとマイクに銃を突きつけた際の台詞。
「私には、帰るべき所など、本当に無いのかもしれんな…。」
11話ラストで一人呟いた台詞。グラサンの指示したロミナ姫暗殺をギリギリの所で決行しなかったものの、結局は主君を手にかけようとしたイルボラの複雑な心中。そして次の話においてエルシャンクからの離脱を決意する事になる…
「そんな男がこの先姫にお仕えする訳にはいかない。それが私のプライドでもある…」
12話の終盤で、ガメランにザ・ブーム軍と接触した事、さらにロミナ姫をも殺害しようとした事を打ち明け、エルシャンクから去ろうとした際の台詞。
「姫、私の新しい人生が、これから始まるのです。もはや過去は振り返りません!」
19話でスケルトンに搭乗した際の台詞。
「ロミナ姫、残念です…。」
19話でロミナ姫と敵同士で再会し、その事実に衝撃を受けるロミナへの台詞。
「姫、私の今の気持ちは理解しては頂けまい。あなたをお救いし、時間をかけて分かって頂くしかありません。」
20話で部隊を率いてエルシャンクを攻撃しようとした際の台詞。この台詞から見てロミナ姫への忠誠を捨てた訳ではないのだが、この後自ら出撃したロミナに攻撃される羽目に。
「フフフ、お前たちはマシンを動かすのにかなりの体力を使う。体力を消耗すれば戦力が落ちる。それが貴様らの欠点だ!」
23話にて。鳳来鷹をシャーマンで取り囲み、消耗戦に持ち込もうとした。しかし、イルボラは最大のミスを犯していた。それは、パイロットの体力が半分以下になったときに、最悪な死神が現れること…。
「どんな固い友情や親子の絆だって、引き裂かれることがあるのだ!それが戦争というものだっ!」
32話でハザードの謀略によってローニンと対決する羽目になったジョウがその怒りをイルボラにぶつけた際、イルボラが言い放った台詞。
「ジョウ…!お前さえいなければ!」
「私は姫を裏切って、一体何をしようとしたのか…自分でもよく分からない…」
「単なる嫉妬心だけだったのか…それとも…」
事実上の最終話である41話より。最後の戦いで飛影に仕掛けられた爆弾で重傷を負い、エルシャンクに運び込まれてロミナ姫らと再び合間見えた際の台詞。IMPACTにおいてはメガノイド基地に於ける最終決戦でジョウに完敗を喫し、己が胸中に巣食っていた心の闇を吐露する。一方で、UXでは明確な目的を持って敢えて裏切っていたのでこの発言はない
「…ジョウ…いつかまた会う時があったら…その時は…ううっ」
「ジョウ…姫を…頼む。姫を…」
上の台詞の後、瀕死のイルボラが残した最後の台詞。この後、イルボラは零影に取り込まれ、生死不明の状態となる。IMPACTにおいてはジョウに事後を託し、零影は爆散。その最期を目の当たりにして、沈痛な表情を浮かべるジョウ達だったが…。
UXではイルボラの仲間フラグが成立していなかった場合に流れるDVEとなっており、例によってイルボラの仲間フラグが成立すると、そのデータでは二度と聞けなくなる。

スパロボシリーズの名台詞

戦闘時

「ジョウ!手を貸せ!!」
「飛影の動きは零影に合わせろ!はあっ!」
零影&飛影合体技・「残像殺法」発動時の戦闘台詞。
「戦艦でもかわせなくは無い!諦めるな!」
エルシャンクのサブパイロット時、回避した際に上述の台詞でクルーを鼓舞する。

COMPACTシリーズ

「ふん、オーラ・コロス…とでも言えばいいのか?」
IMPACT終盤でコロスから「ハザードの二の舞にはならぬように」と釘を刺された事への返答。「ご自由に」と素っ気無く切り返すコロスのリアクションも含め、両者の冷めた関係を象徴する一幕。
「…すまん」
味方フラグが成立し、憎まれ口を叩きつつもイルボラの帰還を受け入れたジョウに対する謝罪。

携帯機シリーズ

「亡き主君の仇討ちというわけか。出自は違えど、その方の気持ちは私にも理解できる…」
UX第9話のインターミッションで周瑜の想いを聞いて。
「全天座標による検索結果。シェーマ星系・ラドリオ星…該当データなし!?バカな…!なぜ何度やっても、ラドリオ星のデータが取得できない!?まさかグラサンが言ったように、本当にラドリオ星はもう…!」
UXにてグラサンからラドリオ星が滅んだと聞かされ、エルシャンクのコンピュータを確認しながら。
終盤で明らかになることだが、ラドリオ星が引っかからなかったのは滅んだからではなく、この宇宙にまだ存在していなかったからである。
「語ったところで理解できまい…己の存在にすら、迷いを持っている者などにはな!」
「大いなる胎動」にて、サヤと対峙して。この時点ではサヤがエルプスユンデであることはまだ明かされていなかったが、彼女が自分自身について迷いを抱いていることはわかっていたようだ。
(ロミナ姫の命をお救いするため、私はザ・ブームで戦うことを誓った…どんな末路が待っていようと、たったひとりの、命を守るために…)
UX第37話シナリオエンドデモにて。シャルムとの通信を終えたイルボラは「真に使えるべき主」を守るために、かつての仲間をあえて裏切り「地球を侵略しようとする者達」の下で戦うことを決めた。
これがUXにおける裏切りの一端であり、零影を手にしたのもザ・ブーム軍を打ち倒すためだったのだから。そして条件を満たすと下の台詞に続く…。
「それは、お前も同じなのだろう…?」
そしてイルボラの傍らには先の戦闘でマークニヒトに敗れたある男の姿があった…(もっとも、彼の場合はたったひとりの命ではなく、の命を守るためにマークニヒトに戦いを挑んだのだが)
「私には、もはや帰る場所はない」
「貴様とは、違うのだ……」
道生が生存した場合の「蒼穹~そら~」シナリオデモでの出撃間際。「まだ帰る場所はある」という道生に対し、いかなる理由があろうと自分がエルシャンクの仲間や主君を裏切ったことに変わりはなく、ゆえにもはや戻る場所はないと呟く。この先の彼の行く末は、プレイヤーにかかっている。
イルボラ「飛影と零影、貴様と私……こうしてここで相対しているのは、決して偶然ではない」
ジョウ「多分俺達は戦ってきたんだ。互いに知り合う、ずっと前から」
「だが、その因縁ってヤツもここで終わりだッ!」
イルボラ「そして、始まるのだ! 新たな伝説が!!」
「侵略の終焉」でのジョウとの戦闘前会話。ラドリオの飛影、ザ・ブームの零影。その因縁は遥か過去から永劫繰り返されてきた宿命であり、真の守護者たる存在を見出さんがための通過儀礼。その最後の一戦に、伝説の忍者達は挑む。
「いいや…これは正体不明の超パワーなどではない!この力は、悪を許せぬという義の顕れ!貴様たちを滅ぼしたいという、私の怒りだッ!」
「侵略の終焉」にてシャルムの極大プラズマ縛りを破って。この台詞と共にアイコンが左向きに戻る
「我が罪、許されるとは思っていない…。もはや信用も、情けも不要」
「今はただこの信念で義を貫くのみ!ラドリオ星の戦士、イルボラ・サロ…参るッ!」
「侵略の終焉」での味方参戦後の初戦闘時。仲間達を裏切ってまで主君のために孤独な戦いを続けたラドリオの忠臣が、黒き忍者が、遂に真の敵ザ・ブームへとその牙を剥く。
「我が胸中にくすぶり続けた信念…それはすべてこの時のために!無へと還るがいい、紅影よ!この零影がその先へと誘ってくれる!」
「侵略の終焉」でのシャルムとの戦闘前会話。

搭乗機体

スケルトン
元はグラサン・グリンの専用機。
零影

余談

『UX』の発売直後「ついにスパロボで乳首解禁!」という噂話が飛び交ったが、真相はイルボラの上着破りシーンというオチであった。普通のゲームであればネタだと気付きそうなものだが、もともと乳揺れが存在していたこと、アダルトゲーム出身のデモンベインが同時参戦していたことから妙な信憑性があり、信じてしまった人もそれなりにいたようである。