シズラー黒
NCC-1701DACBE シズラー黒(Sizzler Black)
- 登場作品:トップをねらえ!
- 分類:マシーン兵器
- 形式番号:NCC-1701DACBE
- 全高:130m
- 重量:2,900t
- 動力:縮退炉
- 推進機関:バニシングモーター併用
- 燃料:アイス・セカンド
- 装甲材質:スペースチタニウム
- 所属:ヱルトリウム艦隊
- 主なパイロット:ユング・フロイト
ガンバスターの量産モデルで、正式名称は「シズラー」。 宇宙怪獣に対して全くの無力だったRX-7に代わる地球帝国宇宙軍の主力量産機である。
合体機能を排除し、一人乗りの他はほぼガンバスターを基本としている。ガンバスターと同様のダイレクト・モーションを採用しているため、マシーン兵器に分類される。 所属部隊ごとに黒・白・銀のパターン色が存在し、他にガンバスターと同じ色の試作型がある。(いずれもSRW未登場)
番外編「シズラー・プロジェクト」によると、新技術の搭載によって大型化せざるを得なかったガンバスターの機能を見直し小型軽量化に成功させたもので、実用性ではガンバスターを上回っているという。 担当技術者は「先行試作機の方が性能が高いというのは、ロボットアニメによくある嘘」「ガンバスターはオーバースペックでしかない」と言っており、ドラグーンと同じく「試作機より強い量産機」として設定されていることが分かる。
原作最終話において銀河中心殴り込み艦隊の主力として配備され、ヱルトリウムの艦載機として宇宙怪獣と戦闘を行った。 RX-7とは異なり宇宙怪獣とも互角に渡り合ったが、それでも最終的には一万機以上が失われている。
頭部の形は大映の特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場した怪獣ギャオスがモデル。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- 「シズラー・ブラック」名義。全長80m、ガンバスターとほぼ同じ武装を使用できるなど、SRW出演に際して上記の設定が用意された。
- ユングと共に隠しユニット扱いで、条件は「隠し要素/F・F完結編」を参照。武装はガンバスターと同じで、攻撃力が下がったくらい。終盤戦の最終局面での参戦なので、使える期間は少ないが、そこらのスーパーロボットと同等の能力を持つ。性能が悪くないのだが、ユングが必中と熱血を持たないため、使いにくいと言わざるを得ない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- シナリオ「進路に光明、退路に絶望」で登場。参戦は暫く後。機体の性能はすこぶる高い。運動性もリアル系ユニット並みに高い。しかし、殆どの武装の地形適応が空・陸ともにBなため、地上戦では適正が下がるので注意。本作ではユングが必中、熱血を覚えるため扱いやすくなった。ユングが激闘を覚えるため、必中+激闘を使用してシズラービームで反撃というスタイルもとれるようになった。ガンバスター同様、本作よりイナーシャルキャンセラーを実装。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- シナリオ「果てなき旅路の始まり」でガンバスターと同時配備。流石に能力値は高く、必殺技も何の憂いもなく使える。唯一の難は編成コストの高さだが、小隊長でも小隊員でも第一線を張れる戦闘能力を持つ。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
基本的にはガンバスターからブラッシュアップした兵装を持つ。
- シズラーミサイル
- 指から光子ミサイルを発射。
- シズラートマホーク
- 基本武装の一つ。
- ホーミングレーザー
- 掌からレーザーを広域放射。
- マップ兵器扱い。
- チェーンナックル
- 腕をチェーンで打ち込む。
- バルカンブラスター
- 腕の甲が分離して、ビームバルカンを放つ。
- 元ネタは特撮『流星人間ゾーン』のミサイルマイト。
- プラズマランサー
- マシーン兵器が使用した武器で、所謂ツインランサー。ユングが愛用。
- シズラービーム
- 頭部から冷凍光線を発射する。
- シズラーコレダー
- 両腕に電圧ボルトが内蔵。本編にはないスパロボオリジナル技。
- 第3次αでは未採用。
必殺技
- ジャコビニ流星アタック
- ユングの必殺技で、ランサーで連続突き。
- 元ネタは言うまでもなく『アストロ球団』の登場人物、球五のジャコビニ流星打法。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。
- イナーシャルキャンセラー
- 正面に展開するバリア。
移動タイプ
サイズ
- 2L(LL)
機体BGM
- 「トップをねらえ!~Fly High~」
- 「全艦発進せよ(M30)」
関連機体
- ガンバスター
- シズラーはこの機体の量産モデル。