火山洋二(Youji Hiyama)

ザウラーズの一人。一家全員が東大卒という高学歴な家族を持ち、彼自身も私立中学の受験のために勉学に勤しむ勉強家。

容姿に恵まれ成績優秀、運動神経も良く女子人気が高いが、優柔不断ですぐ先生に頼ろうとする。

また、能力的には恵まれているが前述通りの優柔不断さに加えやや気弱で臆病なところがある割には思い込みが激しく軽率な部分も多い。

一方で自身の優秀さを驕る部分はあまりなく、クラスにも違和感なく溶け込んでいる。そんな彼もザウラーズの一員として戦ううちに、次第に度胸と決断力を持つようになり、物語の途中でグランザウラーのパイロットとなる。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦NEO
初参戦作品。
スーパーロボット大戦OperationExtend
第1章より登場。本作ではグランザウラーがユニットとして登場しないため、最初からゴウザウラーのサブパイロット扱い。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

NEOOE
加速信頼

特殊技能(特殊スキル)

NEO
底力

固有エースボーナス

NEO
吸収(攻撃が命中するとSP+2、EN+5)

人間関係

峯崎拳一
クラスメイトでパイロット仲間。脚の速さでは彼以上。
立花浩美
クラスメイトでパイロット仲間。秘密を話せる間柄なのか、弥生先生のことも彼に一番に打ち明けていた。
朝岡しのぶ
クラスメイトでパイロット仲間。
白金太郎
クラスメイトでパイロット仲間。グランザウラー登場後は、共に拳一のフォローに回ることもある。
光主エリカ
女子の委員長。秀才で容姿端麗のため、彼女から気にかけられている。しかし洋二が増長した際、一番心配していたのも彼女だった。
中島辰男
6年2組の担任である教師。
弥生由里
憧れの教師。
エルドラン
彼らに力を託した存在。
電気王
機械化帝国幹部。彼に止めをさす。

他作品との人間関係

名台詞

「先生に相談しないと~」
彼の口癖。彼の優柔不断さを表している。後半になるに連れ言わなくなる。
「熱血最強!グランザウラー!」
グランザウラーの必殺武器ザウラーグランドスラッシュで止めを刺したときの勝ち名乗り。初戦闘となる26話では名前が決まっていなかったため、「やったぞ、熱血最強だ!」と叫んでいた。
「男にはなぁ、ここ一番思い切って飛ばなきゃならねぇ時が!あるんでぇぇぇ~っ!!」
第22話より。家出してなりゆきで原油タンカーに乗り込んでいた洋二だったが、ゴウザウラーをも水流で巻き込む、機械化獣レドクーパー(SRW未登場)の弱点が背部のスクリューということがわかり、皆が止める中、棒を片手にタンカーからレドクーパーの背中に飛び移った際の台詞。仲間達を助けるため、窮地に赴く決意の強さが伺える。この直後、棒でスクリューを止め反撃のチャンスを作る。この時の洋二は水しぶきで髪を下ろした状態になり、意を決したのか眼鏡を外している。
「第一、弥生先生はあんなに小さくないよ!!」
「……と思う……」
第23話より。温泉に行った際、拳一がどさくさに紛れて持ってきてしまったブラジャーの持ち主を話し合っている際に叫んだ台詞。あまりにも恥ずかしい。ちなみに結局はしのぶの物だった
「さしずめエルドランのアフターサービスってとこだね!」
第42話より。ダークゴウザウラーとの戦いで傷ついたキングゴウザウラーに光を照射し修理してくれたエルドランに感謝して。ちなみに直前、エルドランはザウラーズを放ったままいずこかへ消えようとしていた。

迷台詞

「ちょっとは状況を見ていってよ!!」
「無理な事は言わないでよぉ!!」
拳一、金太とパイロットを交替し、「元の席に戻るべきだ」という五郎の説得をこの台詞で突っぱねたために大惨事に…。

スパロボシリーズの名台詞

「男には、ここ一番やらなきゃいけない時があるんだ!」
戦闘台詞の一つ。上記の発言のアレンジ。

搭乗機体・関連機体

グランザウラー
防衛隊が開発したボウエイガーがエルドランにより進化した姿。
マグナザウラー
第35話にて登場。全く扱えておらず、グランザウラーに乗った拳一と変形の台詞で張り合ったりしていた。

余談

  • LD及びDVD-BOXのブックレットに収録されたキャラクターデザインの兼森義則氏が描いた「8年後のザウラーズ」ではキャンパスライフを満喫しているが、その姿はスキーで骨折した姿であった。