「バーザム」の版間の差分

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== RMS-154 バーザム(Barzam) ==
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{{登場メカ概要
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
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*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}
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*{{登場作品 (メカ)|ガンダム・センチネル}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン|岡本英郎}}(Ζ)<br />{{メカニックデザイン (登場作品別)|カトキハジメ|ガンダム・センチネル}}(センチネル)
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]
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}}
  
*[[登場作品]][[機動戦士Ζガンダム]][[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]
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{{登場メカ概要
*分類:汎用量産型[[モビルスーツ]]
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| タイトル = スペック
*型式番号:RMS-154
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| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]
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*動力:熱核融合炉
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| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]
*メカニックデザイン:岡本英郎、カトキハジメ(センチネル版→バーザム改)
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| センサー有効半径 = 9,670 m
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| 所属 = {{所属 (メカ)|ティターンズ}}
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'''バーザム'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[登場メカ]]。
  
=== 機体概要 ===
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== 概要 ==
[[ティターンズ]]が制式採用した最後の量産型[[モビルスーツ]]。<br />[[ガンダムMk-II]]の簡易量産型というべき機体で、外見からは分からないが、各部機構、リアクター等様々な部分に技術のフィードバックを見ることが出来る。<br />基本性能は高く、他のモビルスーツの装備も使用できる。
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[[ティターンズ]]が制式採用した最後の[[量産型]][[モビルスーツ]]
  
劇中ではティターンズの後期主力量産機としてゼダンの門などに配備されていたが、目立った活躍はしておらず、名のあるパイロットも乗らなかったことから印象も薄い。
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[[ガンダムMk-II]]をベースに設計がされており、外見こそ別物だが各部機構やリアクター等様々な部分に技術のフィードバックを見る事が出来る。基本性能は高く、他のモビルスーツの装備も使用できる。
  
当初は本機とガンダムMk-IIの共通点と言えば、せいぜいバルカンポッドを装備している点で、腰のない五角形状の胴体から手足が生えているような奇妙なデザインは他のMSとは一線を画していた。しかし『[[ガンダム・センチネル]]』で登場したカトキ版バーザムがバーザム改と設定された事を経て、最近では上記の設定が定着しつつある。
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劇中ではティターンズの後期主力量産機として、[[ゼダンの門]]などに配備されていた。目立った活躍は描写されず、主要な登場人物が乗らなかった事から印象も薄いが、[[Ζガンダム]]と斬り合うなど一応の見せ場はある。
  
一部でマニアックな人気がある機体として知られており、いわゆるカトキ版以外にも複数のデザイナーバージョンが存在している。
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=== 設定の変遷 ===
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本機は「[[ガンダムMk-II]]の簡易量産機」として扱われることが一般的だが、これは当時のムック本や[[漫画]]版『機動戦士Ζガンダム』(著:近藤和久)の設定を反映したもので、放映当時には公式設定とは言い難いものだった。
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『[[ガンダム・センチネル]]』においてその設定に沿うべく、本機はガンダムMk-IIに近いものにリデザインされたが、後にそのバージョンは'''バーザム改'''と再設定された。一方、漫画『[[GUNDAM:A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-|A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-]]』(SRW未参戦)においては、本機は[[GUNDAM:ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]|ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]]]の開発遅延によりその代用として、ガンダムMk-IIをベースに開発された簡易量産機と設定されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
 
 
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}
:[[DC]]や[[ノイエDC]]、[[ティターンズ]]が使用してくる。主にDCの機体として登場する。原作と異なり、ティターンズはあまり使用していない。序盤用の敵設定なのか、性能は[[マラサイ]]とほとんど同じで低い。名前つきパイロットでは、[[クランプ]]が搭乗。
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:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]や[[ノイエDC]]、[[ティターンズ]]が使用してくる。主にDCの機体として登場する。原作と異なり、ティターンズはあまり使用していない。
;[[スーパーロボット大戦F]]
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:序盤用の敵設定なのか、性能は[[マラサイ]]とほとんど同じで低い。名前つきパイロットでは[[クランプ]]が搭乗。
:[[マラサイ]]とどっこいの性能だが、何故かビームサーベルの攻撃力が高い。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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:マラサイとどっこいの性能だが、何故か[[ビームサーベル]]の攻撃力が高い。
:DCとティターンズの戦力として登場。完結編に入って性能が底上げされており、HPが5000以上になり、ユニット能力も上がっているもののやはり弱い。ティターンズのジャブロー基地内に無人の警護用機として配置されている機体は、人工知能改搭載でパイロット能力は低いものの、妙に改造値が高いので、油断するとあまり強くないユニットがけっこう削られたりする。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
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:DCとティターンズの戦力として登場。『F完結編』に入って性能が底上げされており、HPが5000以上になり、ユニット能力も上がっているもののやはり弱い。
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:ティターンズの[[ジャブロー]]基地内に無人の警護用機として配置されている機体は、[[人工知能]]改搭載でパイロット能力は低いものの、妙に改造値が高いので、油断するとあまり強くないユニットがけっこう削られたりする。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]率いるティターンズ残党の主力機。当時知名度が上昇していたGFF版の姿での参戦。アラドルートで始めると、[[ゼオラ・シュバイツァー]]の搭乗機になる。
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:[[ヤザン・ゲーブル]]率いるティターンズ残党の主力機。[[アラド・バランガ|アラド]]ルートで始めるとヤザン達もこの機体に乗っている他、[[ゼオラ・シュバイツァー]]の初期搭乗機になる。貴重な「プレイヤーの操作できるバーザム」であるが、ほぼ[[スポット参戦]]ですぐ離脱してしまう。
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:なお、当初『ガンダム・センチネル』が参戦する予定だったようだが没になっており、その関係かバーザム改が本機名義で参戦している。
  
== 装備・機能 ==
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:敵ユニットとして登場。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
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:序章ワールド2から登場するエネミーユニット。攻撃特化タイプ。1章Part13から[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が搭乗するボスユニットが登場。こちらは取り巻きを含めてバランスタイプ。ジェリド機と一般機の基本能力値が全く同じで、差は必殺技の有無と宇宙の戦闘なので無関係だがジェリド機の海適性がCであること(一般機はB)。
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:2章Part9ではジェリド機がボス相応の能力値になっているが、海マップなのに海Cのままである。どうやら必殺技を装備したボス仕様は海Cで固定されているらしく、2章Part13では必殺技を持った一般機が登場するが必殺技の演出が再生されない。そしてやっぱり海C。また、3章Part16ではジェリド機が[[スポット参戦]]する。
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:3章Part14「再始動! ダブル・ゼータ」では[[ジュドー・アーシタ]]が[[フォン・ブラウン]]を守るために搭乗。前半マップのみ味方機体としてスポット参戦し、後半マップ前のイベントで[[ルー・ルカ]]が機体を引き取り撤退する。こちらも意味はないが、必殺技が使える代わりに海C。
  
=== 武装・必殺攻撃 ===
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=== 関連作品 ===
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;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
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:ザコ敵。バーザムIIという上位種も登場する。
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;[[リアルロボット戦線]]
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:敵専用機。
  
==== 射撃兵装 ====
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== 装備・機能 ==
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;バルカンポッド
 
;バルカンポッド
:頭部に装着する外付け式のバルカン砲。当初はガンダムMk-IIとの唯一の共通点であった。『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』では装着していないため武装には入っていない。
+
:頭部に装着する外付け式のバルカン砲。当初はガンダムMk-IIとの唯一の共通点であった。
;ビームライフル
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:バーザム改の姿である『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では装着していない為使用しない。
:専用のライフルで、取り付け式。また純連邦軍製のビームライフルを使用したこともある。こちらは[[ガンダム・センチネル]]で登場している。
+
;[[ビームライフル]]
 
+
:取り付け式の専用ライフル。逆手持ちで使用する珍しいタイプ。また純連邦軍製のビームライフルを使用したこともある。こちらは『[[ガンダム・センチネル]]』で登場している。
==== 格闘兵装 ====
+
;[[ビームサーベル]]
;ビームサーベル
+
:前腕部にマウントされている。バーザム改の姿である『第2次α』ではバックパックから取り出している。
:前腕部にマウントされている。改の姿である『第二次スーパーロボット大戦α』ではバックパックがら取り出している。
 
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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== 機体BGM ==
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== 関連機体 ==
<!-- :「曲名」:採用作品や解説など -->
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;[[ガンダムMk-II]]
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:本機の原型となった機体だが、外見はまったく異なる。
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;[[GUNDAM:バーザム改|バーザム改]]
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:『[[ガンダム・センチネル]]』に登場するバーザム。ガンダムMk-IIの設計を流用する事で生産性を向上させたタイプで、パーツ形状もガンダムMk-IIに近くなり、機体性能も原型機より向上している。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にバーザム名義で登場している。
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;[[GUNDAM:バージム|バージム]](SRW未登場)
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:『[[GUNDAM:ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム|ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム]]』(SRW未参戦)に登場した、頭部を[[ジム]]のようなゴーグル型に改装したバーザム。
  
== 対決 ==
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=== 関連作品での関連機 ===
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;バーザムII
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:『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』に登場する上位機種。『AOZ』にも同名の機体が存在するが、そちらではガンダムTR-6の換装形態の一つとして数えられている。
  
== 名場面 ==
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== 余談 ==
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*股間部のデザインに『凹んでいる』または『平面の左上に突起物がある』という2通りの解釈があり、2015年になるまでどちらが正しいか不明だった(実際は平面が正しい)。
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**「股間が凹んでいる」という誤った解釈は、『[[機動新世紀ガンダムX]]』のキャラクターデザインで知られる西村誠芳氏が、本機の初登場となる第35話に関わった際に西村氏自身の解釈に基づいて作画をしたことによるものであったことを自身のTwitterで明かしている。
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**なお、ラフデザインの段階では'''可変MS'''と設定されており、股間部のパーツやバックパックの翼状のパーツは、その設定の名残だと言われている。
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*『[[SDガンダムシリーズ|SDガンダム]]フォース絵巻 武者烈伝 武化舞可編』(SRW未参戦)には、摩亜屈(マークツー)・逞鍛(ティターン)・衛宇吾(エゥーゴ)という3兄弟<ref>『Ζガンダム』劇中でガンダムMk-IIが3機製造されたことから。</ref>が登場。逞鍛は闇の勢力に属した際に、バーザム改がモチーフの'''刃斬武将軍'''(バーザム将軍)に変異する。主人公側のガンダムMk-IIが、敵側でバーザムにパワーアップするという、『Ζガンダム』本編とは正反対とも言えるアレンジになっている。
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*2017年5月に発売されたHGUCキットはバンダイの予想に反して大きな反響と高い売れ行きを示し、社内で'''バーザムショック'''と呼ばれる程の衝撃を与えた。これによりバンダイではマイナーな機体や、劇中での活躍が乏しい機体の商品化も通り易くなったと言われている<ref>実際、バーザムの後に[[ウィンダム]]や[[ダガーL]]、[[デスアーミー]]、[[リーオー]]といった活躍に乏しかった所謂[[やられメカ]]系の機体が商品化されている。</ref>。
  
== 関連機体 ==
+
== 脚注 ==
;[[ガンダムMk-II (黒)]]
+
<references />
:
 
;バーザム改
 
:『[[ガンダム・センチネル]]』に登場したバーザム。ガンダムMk-IIの設計を流用する事で生産性を向上させたタイプで、パーツ形状もガンダムMk-IIに近くなり、機体性能も原型機より向上している。<br />この名称は「GUNDAM FIX FIGURATION」にて付けられたものであり、ファンの間では「センチネル版バーザム」などと呼ばれる事も多い。スパロボには『第2次スーパーロボット大戦α』にバーザム名義で登場している。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
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+
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+
*[http://p-bandai.jp/item/item-1000083338/ ROBOT魂 <SIDE MS> バーザム]
 
+
*[http://p-bandai.jp/item/item-1000101151/ ROBOT魂 <SIDE MS> バーザム改]
== 話題まとめ ==
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*[http://p-bandai.jp/item/item-1000082941/ ガシャポン戦士NEXT プレミア02]
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:バーザム]] -->
+
*[[GUNDAM:バーザム]]
 
 
== リンク ==
 
 
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[[Category:機動戦士Ζガンダム]]

2025年2月26日 (水) 18:50時点における最新版

バーザムは『機動戦士Ζガンダム』の登場メカ

バーザム
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 岡本英郎(Ζ)
カトキハジメ(センチネル)
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 汎用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RMS-154
頭頂高 19.4 m
全高 24.2 m
本体重量 40.1 t
全備重量 62.3 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1670kw
スラスター推力 40,200 kg×2
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 9,670 m
開発 ティターンズ
所属 ティターンズ
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概要編集

ティターンズが制式採用した最後の量産型モビルスーツ

ガンダムMk-IIをベースに設計がされており、外見こそ別物だが各部機構やリアクター等様々な部分に技術のフィードバックを見る事が出来る。基本性能は高く、他のモビルスーツの装備も使用できる。

劇中ではティターンズの後期主力量産機として、ゼダンの門などに配備されていた。目立った活躍は描写されず、主要な登場人物が乗らなかった事から印象も薄いが、Ζガンダムと斬り合うなど一応の見せ場はある。

設定の変遷編集

本機は「ガンダムMk-IIの簡易量産機」として扱われることが一般的だが、これは当時のムック本や漫画版『機動戦士Ζガンダム』(著:近藤和久)の設定を反映したもので、放映当時には公式設定とは言い難いものだった。

ガンダム・センチネル』においてその設定に沿うべく、本機はガンダムMk-IIに近いものにリデザインされたが、後にそのバージョンはバーザム改と再設定された。一方、漫画『A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』(SRW未参戦)においては、本機はガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]の開発遅延によりその代用として、ガンダムMk-IIをベースに開発された簡易量産機と設定されている。

登場作品と操縦者編集

旧シリーズ編集

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。DCノイエDCティターンズが使用してくる。主にDCの機体として登場する。原作と異なり、ティターンズはあまり使用していない。
序盤用の敵設定なのか、性能はマラサイとほとんど同じで低い。名前つきパイロットではクランプが搭乗。
スーパーロボット大戦F
マラサイとどっこいの性能だが、何故かビームサーベルの攻撃力が高い。
スーパーロボット大戦F完結編
DCとティターンズの戦力として登場。『F完結編』に入って性能が底上げされており、HPが5000以上になり、ユニット能力も上がっているもののやはり弱い。
ティターンズのジャブロー基地内に無人の警護用機として配置されている機体は、人工知能改搭載でパイロット能力は低いものの、妙に改造値が高いので、油断するとあまり強くないユニットがけっこう削られたりする。

αシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦α
ヤザン・ゲーブル率いるティターンズ残党の主力機。アラドルートで始めるとヤザン達もこの機体に乗っている他、ゼオラ・シュバイツァーの初期搭乗機になる。貴重な「プレイヤーの操作できるバーザム」であるが、ほぼスポット参戦ですぐ離脱してしまう。
なお、当初『ガンダム・センチネル』が参戦する予定だったようだが没になっており、その関係かバーザム改が本機名義で参戦している。

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
敵ユニットとして登場。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2から登場するエネミーユニット。攻撃特化タイプ。1章Part13からジェリドが搭乗するボスユニットが登場。こちらは取り巻きを含めてバランスタイプ。ジェリド機と一般機の基本能力値が全く同じで、差は必殺技の有無と宇宙の戦闘なので無関係だがジェリド機の海適性がCであること(一般機はB)。
2章Part9ではジェリド機がボス相応の能力値になっているが、海マップなのに海Cのままである。どうやら必殺技を装備したボス仕様は海Cで固定されているらしく、2章Part13では必殺技を持った一般機が登場するが必殺技の演出が再生されない。そしてやっぱり海C。また、3章Part16ではジェリド機がスポット参戦する。
3章Part14「再始動! ダブル・ゼータ」ではジュドー・アーシタフォン・ブラウンを守るために搭乗。前半マップのみ味方機体としてスポット参戦し、後半マップ前のイベントでルー・ルカが機体を引き取り撤退する。こちらも意味はないが、必殺技が使える代わりに海C。

関連作品編集

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ザコ敵。バーザムIIという上位種も登場する。
リアルロボット戦線
敵専用機。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

バルカンポッド
頭部に装着する外付け式のバルカン砲。当初はガンダムMk-IIとの唯一の共通点であった。
バーザム改の姿である『第2次α』では装着していない為使用しない。
ビームライフル
取り付け式の専用ライフル。逆手持ちで使用する珍しいタイプ。また純連邦軍製のビームライフルを使用したこともある。こちらは『ガンダム・センチネル』で登場している。
ビームサーベル
前腕部にマウントされている。バーザム改の姿である『第2次α』ではバックパックから取り出している。

特殊能力編集

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ編集

サイズ編集

M

関連機体編集

ガンダムMk-II
本機の原型となった機体だが、外見はまったく異なる。
バーザム改
ガンダム・センチネル』に登場するバーザム。ガンダムMk-IIの設計を流用する事で生産性を向上させたタイプで、パーツ形状もガンダムMk-IIに近くなり、機体性能も原型機より向上している。
第2次α』にバーザム名義で登場している。
バージム(SRW未登場)
ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』(SRW未参戦)に登場した、頭部をジムのようなゴーグル型に改装したバーザム。

関連作品での関連機編集

バーザムII
ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』に登場する上位機種。『AOZ』にも同名の機体が存在するが、そちらではガンダムTR-6の換装形態の一つとして数えられている。

余談編集

  • 股間部のデザインに『凹んでいる』または『平面の左上に突起物がある』という2通りの解釈があり、2015年になるまでどちらが正しいか不明だった(実際は平面が正しい)。
    • 「股間が凹んでいる」という誤った解釈は、『機動新世紀ガンダムX』のキャラクターデザインで知られる西村誠芳氏が、本機の初登場となる第35話に関わった際に西村氏自身の解釈に基づいて作画をしたことによるものであったことを自身のTwitterで明かしている。
    • なお、ラフデザインの段階では可変MSと設定されており、股間部のパーツやバックパックの翼状のパーツは、その設定の名残だと言われている。
  • SDガンダムフォース絵巻 武者烈伝 武化舞可編』(SRW未参戦)には、摩亜屈(マークツー)・逞鍛(ティターン)・衛宇吾(エゥーゴ)という3兄弟[1]が登場。逞鍛は闇の勢力に属した際に、バーザム改がモチーフの刃斬武将軍(バーザム将軍)に変異する。主人公側のガンダムMk-IIが、敵側でバーザムにパワーアップするという、『Ζガンダム』本編とは正反対とも言えるアレンジになっている。
  • 2017年5月に発売されたHGUCキットはバンダイの予想に反して大きな反響と高い売れ行きを示し、社内でバーザムショックと呼ばれる程の衝撃を与えた。これによりバンダイではマイナーな機体や、劇中での活躍が乏しい機体の商品化も通り易くなったと言われている[2]

脚注 編集

  1. 『Ζガンダム』劇中でガンダムMk-IIが3機製造されたことから。
  2. 実際、バーザムの後にウィンダムダガーLデスアーミーリーオーといった活躍に乏しかった所謂やられメカ系の機体が商品化されている。

商品情報編集

Amazon.co.jp 商品リンク: B06XSXV4BV

Amazon.co.jp 商品リンク: B0002U3E2O

資料リンク編集