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:トップ部隊のコーチとしてノリコとカズミを鍛える。終盤にて宇宙放射線病が進行するが、まだ存命。 | :トップ部隊のコーチとしてノリコとカズミを鍛える。終盤にて宇宙放射線病が進行するが、まだ存命。 | ||
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:『α』から2年経った本作でも登場しているが、終盤にて病没する。最終話では[[αナンバーズ]]を守る霊として名前が挙がっていた。 | :『α』から2年経った本作でも登場しているが、終盤にて病没する。最終話では[[αナンバーズ]]を守る霊として名前が挙がっていた。 | ||
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*劇中で彼が使っていた杖は、円谷プロの特撮番組『ウルトラマンレオ』のモロボシ・ダン隊長の物と同じデザイン。戦士としての成長のため、心を鬼にしてまだ未熟な後輩を厳しく指導するという『レオ』におけるダンの立ち位置もそのまま取り入れている。 | *劇中で彼が使っていた杖は、円谷プロの特撮番組『ウルトラマンレオ』のモロボシ・ダン隊長の物と同じデザイン。戦士としての成長のため、心を鬼にしてまだ未熟な後輩を厳しく指導するという『レオ』におけるダンの立ち位置もそのまま取り入れている。 | ||
*『コミック・ガンバスター』に収録された[[小説]]では、宇宙戦闘機コスモ・アタッカーIVのパイロットであったとされる。 | *『コミック・ガンバスター』に収録された[[小説]]では、宇宙戦闘機コスモ・アタッカーIVのパイロットであったとされる。 | ||
− | * | + | * 担当声優の[[声優:若本規夫|若本規夫]]氏は、「'''『[[トップをねらえ!]]』のオオタコウイチロウは、(自分の声優キャリアの中では)『銀河英雄伝説』のオスカー・フォン・ロイエンタールに並んで、アニメでのターニングポイントになった役だった'''」だと振り返っており、とても印象に残っている模様。 |
− | * | + | *全編新規アフレコが行われた2006年劇場版では、若本氏の演技が近年の個性が強い所謂「若本節」となってしまっている。これに関しては若本氏は「オレ、芝居良くなったろ」と思っていたそうなのだが、カズミ役の佐久間レイ氏からは「私の好きなコーチはこんな人じゃなかったです」とツッコミを入れられている(2019年開催の『トップをねらえ!』トークショーより)。 |
+ | **劇場版では他にも、昔と同じセリフなのに尺からはみ出る、(咳の芝居が迫真すぎて)病が悪化している、などキャスト陣が笑ってしまったというエピソードが複数挙げられている。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年11月30日 (土) 11:48時点における最新版
オオタコウイチロウは『トップをねらえ!』の登場人物。
オオタコウイチロウ | |
---|---|
登場作品 | トップをねらえ! |
声優 | 若本規夫 |
デザイン | 美樹本晴彦 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F完結編 |
SRWでの分類 |
サポーター サポートユニット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
所属 | 地球帝国軍 |
軍階級 | 中佐 |
趣味 |
囲碁 将棋 |
概要編集
タカヤユウゾウ提督の部下で、るくしおん艦隊の数少ない生き残りの1人。タカヤ提督を守れなかった事に責任を感じていた。犠牲をいとわず救ってくれた提督への恩に報いるべく対宇宙怪獣戦の切り札であるガンバスターの開発を行うと共に沖ジョにコーチとして赴任し、パイロット養成に努めていた。
宇宙放射線病に冒されており、太陽系絶対防衛戦作戦の会議には病床を抜け出して駆けつけ、ヱクセリヲンのブラックホール爆弾化を提案している。作戦に成功して帰還したアマノカズミと結婚するも、1年も経たずに死去している。彼の墓は木の板を刺した質素な物[1]その前に生前の写真も置かれており、 カルネアデス計画に向かうカズミが墓参りを行っている場面がある。
登場作品と役柄編集
旧シリーズ編集
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初登場作品。ボイスも収録されている。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α(DC)
- トップ部隊のコーチとしてノリコとカズミを鍛える。終盤にて宇宙放射線病が進行するが、まだ存命。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 『α』から2年経った本作でも登場しているが、終盤にて病没する。最終話ではαナンバーズを守る霊として名前が挙がっていた。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦T
- 第38話の宇宙怪獣の増援時イベントでカズミと共に登場し、サポーターとして自軍に同行する。
- やはり病に侵されているが既にカズミがその事を知っている他、ED時点でもまだ健在である。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 本作での愛称表記は「コーチ」。SSRサポートユニット。
ステータス編集
サポーターコマンド編集
コマンド名 | 作品 | S-SP | 使用時 | パッシブ |
---|---|---|---|---|
炎の言葉 | T | 40 | 「努力」「根性」「熱血」をかける | - |
サポートアビリティ編集
- 絶大なる信頼
- SSR。セットしたディフェンダーの攻撃力大アップ、移動速度アップ。
人間関係編集
他作品との人間関係編集
- イサム・ダイソン、ガルド・ゴア・ボーマン
- αシリーズでは当初から親交があり、彼らを色々とサポートしていた。第3次αに於ける銀河中心殴り込み艦隊出航の際は、彼らがαナンバーズを代表してコウイチロウに挨拶に訪れた。
- 大山トチロー
- 『T』では彼と同じ宇宙放射線病にかかっている。
- 剣鉄也
- 『T』では若かりし頃の彼を鍛えていた。
- 獅子王凱
- 『T』では、元宇宙飛行士という経歴を持つ彼から、外宇宙帰りの大先輩として尊敬されている。
名台詞編集
- 「そこの1年! マシーンから降りろ! 自分の足で50周してこーーーい!!」
- コーチによるマシーン兵器の最初の授業で、バランス補助装置を一切使わず手動操縦で校庭50週するという課題が与えられる中、操縦にもたついて満足に走ることのできないノリコに対してコーチが言い放った一言。
- その後のシーンでくたびれ果てたノリコにキミコが「意地になってほんとに50週もするから……」と言っていたため、単に下手くそな操縦に怒っただけでほんとに走らせるつもりはなかったのかもしれない。
- ちなみに、漫画版では50周した後に腕立て伏せ300回、兎跳び100回、スクワット200回等をやらせるなど、鬼コーチぶりに磨きがかかっていた。
- 「いかーーん! タカヤを行かせるなーーーー!!」
- 第2話より、亜光速で航行する「るくしおん」を目の当たりにして。この後、ノリコは「るくしおん」に飛び乗ってしまう。
- 「こぼれた水はまた汲めばいい…」
- プレッシャーに潰れそうなノリコを慮るカズミに言い放った。
- 一見、使い捨てを正当化するようなセリフであるが、努力と根性を身に着けて成長しつつあるノリコに対する確信と信頼から出た言葉であることが読み取れる。
- 「タカヤ、目標はあくまで敵の主力だ。雑魚には目もくれるな!」
- 第4話、ガンバスター初陣の際の台詞。まだ未完成のガンバスターの出撃をタシロ艦長が必死に止める中、オオタのこのひと押しでノリコはガンバスターを発進させる。
- 『F完結編』ではムービーで原作のこの場面が使用された(敵はバッフ・クラン)。
- 「ア、アマノには言うな…言えばお前を…殺すッ!!」
- 第5話。沖女の職員室で吐血した際、救急車を呼ぼうとするノリコを制した時の台詞。カズミに余計な心配をかけさせない為とは言え、抑止しようとする気持ちが先立って表情がかなり殺気立っており、宇宙怪獣打倒の希望ともいえる存在であるノリコに対して殺すとまで言い放っている。
- 「いいか、タカヤ。お前とアマノは、一人一人では単なる『火』だが、二人あわされば『炎』となる。『炎』となったガンバスターは…無敵だ!」
- ノリコを奮起させた際の台詞。文字通り二人が乗ったガンバスターは超高性能な無敵のバスターマシンとなるため彼の言葉は間違っていない。オオタ屈指の有名な名セリフでSRWでも事あるごとに使われ、作品によってはDVEで再現される。
- 「俺の身体の事を、アマノには黙っていてくれ。あいつは弱い、この事を知ったら……戦えるような娘じゃあ無い」
「タカヤ、頼む。アマノを…護ってやってくれ…護ってやってくれ…!」 - 再度、自身の病状を伏せる事をノリコに念押しした上で、彼女に対し最初で最後の頼み事を口にする。自分の代わりに愛する少女を護ってくれと。
迷台詞編集
- 「いやァ、照れちゃうなあ~!」
- 第3話アバンに於ける「ヱクセリヲン進宙記念隠し芸大会」で、デュエット相手として自らカズミを指名した事により周囲から冷やかされて漏らしたノロケ台詞。この後、司会者曰く「不倫の香りを漂わせつつ」デュエット曲の定番『男と女のラブゲーム』をノリノリで熱唱するオオタだったが、画面上には「全日本高校物理学言論大会草稿」なる文章が表示されるのみで、残念ながら(?)隠し芸大会の詳細は「映像」として公開される事が無かった。
- 「…え?美少女ッ!?誰が…?」
- 『新科学講座』最終回にて、「努力と根性の美少女戦士」を元ネタである『セーラームーン』のコスプレ込みで自称するノリコへ、醒めたツッコミを放つ。
- 「ボーカルはどうした、ボーカルは? ボーカルの居ないバンドなど、クリープの入っていないコーヒーだ!」
- サントラCDに収録されたドラマCDより。コーチはクリープ派だった。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「………」
「行ったか…」
「………………」
「カズミ…タカヤ…」
「地球を…頼…む……ぞ………」 - 『第3次α』の第53話のシナリオエンドデモにて。銀河中心殴り込み艦隊の出航を見届けた彼は、静かにその生涯を閉じた。
- 「お前の人生を奪うのかも知れないのだぞ…?」
「すまん…」 - 『T』の第21話のシナリオエンドデモにて、吐血した際に。オオタの病状を知ってなお彼を支える事に悔いはないと言い切るカズミにオオタはただ謝ることしかできなかった…
搭乗機体・関連機体編集
余談編集
- モデルと見られるのは山本鈴美香の少女漫画『エースをねらえ!』の宗方仁。不治の病を隠して落ちこぼれの初心者少女を発掘し鍛え上げた鬼コーチで、愛する女性(宗方がノリコポジの岡ひろみに対してオオタはお蝶夫人ポジのカズミ)を信頼する相手に託して死去する共通点があり、左右反転している以外はそっくりな外見を持つ。
- 劇中で彼が使っていた杖は、円谷プロの特撮番組『ウルトラマンレオ』のモロボシ・ダン隊長の物と同じデザイン。戦士としての成長のため、心を鬼にしてまだ未熟な後輩を厳しく指導するという『レオ』におけるダンの立ち位置もそのまま取り入れている。
- 『コミック・ガンバスター』に収録された小説では、宇宙戦闘機コスモ・アタッカーIVのパイロットであったとされる。
- 担当声優の若本規夫氏は、「『トップをねらえ!』のオオタコウイチロウは、(自分の声優キャリアの中では)『銀河英雄伝説』のオスカー・フォン・ロイエンタールに並んで、アニメでのターニングポイントになった役だった」だと振り返っており、とても印象に残っている模様。
- 全編新規アフレコが行われた2006年劇場版では、若本氏の演技が近年の個性が強い所謂「若本節」となってしまっている。これに関しては若本氏は「オレ、芝居良くなったろ」と思っていたそうなのだが、カズミ役の佐久間レイ氏からは「私の好きなコーチはこんな人じゃなかったです」とツッコミを入れられている(2019年開催の『トップをねらえ!』トークショーより)。
- 劇場版では他にも、昔と同じセリフなのに尺からはみ出る、(咳の芝居が迫真すぎて)病が悪化している、などキャスト陣が笑ってしまったというエピソードが複数挙げられている。
脚注編集
- ↑ 太田 浩一郎と漢字名で書かれている他、二〇三三年十二月一九日没と死去した日付も書かれている