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:漫画版では彼の乗ったジャンヌダルクを攻撃し、彼に重傷を負わせている。
 
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== 他作品との人間関係 ==
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』にて、宇宙漂流刑となったファラを救助する。宇宙編最終面ではゴッツォの救援に現れる。
  
 
== 名台詞 ==
 
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:スパロボではゲンガオゾの台詞との流用の都合上、「このビーム」に置き換えられている。『30』では「ビーム」に置き換えられている。
 
:スパロボではゲンガオゾの台詞との流用の都合上、「このビーム」に置き換えられている。『30』では「ビーム」に置き換えられている。
 
;「心眼を開け。宇宙にこだまする光を聞け……2コンマ2度、上コンマ01、撃てーっ!!」
 
;「心眼を開け。宇宙にこだまする光を聞け……2コンマ2度、上コンマ01、撃てーっ!!」
:第43話より。ザンネックでの超長距離射撃。一緒に乗っていたキル・タンドンが「こ、こんな距離で……」と驚いていた事からも、ファラの戦いぶりの異常さが伺える。
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:第43話より。ザンネックでの超長距離射撃。一緒に乗っていたキル・タンドンが「こ、こんな距離で……」と驚いていた事からも、ファラの戦いぶりの異常さがうかがえる。
 
;「お前にもあたしの味わった恐怖を教えてあげるよ。あの宇宙漂流の刑にあった時の恐怖をね」
 
;「お前にもあたしの味わった恐怖を教えてあげるよ。あの宇宙漂流の刑にあった時の恐怖をね」
 
:同上。戦闘中にコックピットから姿を現し、V2に近付くという奇行に走った際の発言。
 
:同上。戦闘中にコックピットから姿を現し、V2に近付くという奇行に走った際の発言。

2024年10月13日 (日) 22:48時点における最新版

ファラ・グリフォンは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。

ファラ・グリフォン
外国語表記 Fuala Glifon[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 折笠愛
デザイン 逢坂浩司
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 22歳(32歳とも)
所属 ザンスカール帝国ベスパ
役職 ラゲーン基地司令官→モビルスーツパイロット
軍階級 中佐 → 少佐
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概要編集

ザンスカール帝国の軍隊であるベスパの軍人。20代前半の年齢でありながらも、佐官クラスの階級を持ち、階級は中佐。

序盤のウッソ・エヴィンリガ・ミリティアの敵の指揮官として立ち回るが、物語の終盤にて意外な形で再登場する事になる。

人物 編集

赤紫がかった髪が特徴。サイド2のギロチンによる死刑執行人家系であるグリフォン家の出身。序盤の地球侵攻作戦時は鞭を常に携帯している。元々は指揮官としてだけでなくモビルスーツのパイロットとしても優秀であったようだが、ヨーロッパラゲーン基地司令であった時期は、腹心のメッチェ・ルーベンスが操縦する形でモビルアーマーリカールに乗り込んで前線で指揮を執っている。

ベスパの軍人としては厳格かつ冷酷な人物であり、更には捕らえた敵に対し容赦の無い拷問を掛けて、相手の心を完全に屈服させた上で敗北を認めさせる事を好むという残忍なサディスト気質も持ち合わせている。その為、敵味方を問わず恐れられているのだが、その一方でプライベートにおいては町で出会った見知らぬウッソ・エヴィンスージィ・リレーン達にチョコレートパフェといったデザートを振舞ったり、戦場となる予定の街から退去する事を忠告する等、優しい一面も持っている。なお、スージィによるとファラには亡くなった姉の面影があった模様。

地球上でザンスカールに歯向かう者達に対しギロチン刑を敢行している張本人でもあるが、自らの自由な判断で行う事が許されている訳では無く(無暗にギロチン刑を敢行すると、民衆の反感をいたずらに増幅して結束力を高めかねない為で、オイ・ニュング伯爵に独断でギロチン刑を行った結果、実際にそうなってしまった)、刑の執行には上官のタシロ・ヴァゴ大佐や宰相のフォンセ・カガチからの許可がいる模様。

地球侵攻作戦の失敗による失脚後、スーパーサイコ研究所で強化人間としての処置を施されたと思われる状態で再登場。タシロの私兵的存在となっているが、階級は中佐から少佐に降格となり、宇宙漂流刑の影響によって精神が不安定になった結果、以前見せた優しさは残っていなかった。両耳や額には鈴の形をしたサイコミュ・センサーの効果を促進させる役目を持ったサイコミュ補助具を付けられており、鈴の形をしているのは、生家であるグリフォン家のトレードマークが鈴であった為。残忍さが増している上に行動や言動もエキセントリックそのものとなっており、カテジナ・ルースルペ・シノとは方向性が異なる形でウッソに対し偏執的な執着心を抱き、彼がマリア・ピァ・アーモニアの念を感じ取っていたのに気付いた際は、「あたしの前で他の女に気を取られるかい!」とまで叫ぶ等、ヤンデレ染みた様子を見せている程。その一方、ギロチン家系のグリフォン家に生まれた事で血塗られた宿命からは逃れられない事について独り言で呟く等、ごく普通の女性として幸せに生きたかったと思わせる様子も見せている。

ウッソと並ぶ『Vガンダム』世界の最強パイロットの1人と目される。V2ガンダムに乗り換えて以降、ほとんど機体を破損させる描写すら無かったウッソを単独で撃墜寸前まで追い詰めたのは彼女ぐらいのものである。女性に限れば、ガンダム世界でも屈指の実力と迫力に満ちたパイロットであり、ハマーン・カーンと比較しても遜色がないほど。

劇中の様相 編集

ヨーロッパのラゲーン基地司令として指揮を執り、地球侵攻作戦を着々と進めつつ、民衆の犯行を削ぎ落す目的も兼ねて反逆者に対するギロチン刑の執行も行っている。その一方で、若くして出世している事を部下達の何人からは妬まれ、副司令官であるゲトル・デプレの様に機会があれば自らの立場を追い落とそうとしている者もいる等、心労の絶えない状態となっていた。

そんな中、ザンスカール本国より預けられる形となったクロノクル・アシャーが、リガ・ミリティアのヨーロッパ方面のリーダー格となるオイ・ニュング伯爵を捕らえ、彼に対し容赦の無い拷問を掛けるのだが、全く拷問に屈しない伯爵の様子に苛立った上に、「私をギロチンに掛けるがいい」という挑発に乗ってしまう形でギロチン刑を執行。その結果、返ってリガ・ミリティア側の結束を強め、更にはこの件を機に自らの立場も危うい物となってしまう。その後、リガ・ミリティアの仲間達と合流しようとしていたウッソやスージィ達とお互いの正体に気付かないまま遭遇しており、デザートを振舞っている。

ジブラルタルマスドライバーを巡る戦いでは、進退窮まる焦りもあってか、腹心のメッチェが操縦を担う形でモビルアーマーのリカールに搭乗し戦闘に参加するが、ウッソの駆るVガンダムの撃墜に執着し過ぎたのが災いし、マーベット・フィンガーハットの駆るトップファイターに撃墜されてしまう。失敗の追及は免れられないと悟ったのか、ファラ本人はそのまま死ぬつもりでいたが、メッチェによって脱出させられ、クロノクルに回収される形で宇宙へと上がる事になる。その後、上官のタシロの命令で、失敗続きの責任として宇宙漂流刑を科せられる。実は失脚後に執行された宇宙漂流刑は、タシロが自身の野心の為に周囲を欺くために仕組んだ刑だったと言われ、実際に救われたのだが、本人はそんなことは知らされていなかった。しかも助けるつもりだった割には丸二日も漂流させられていた(宇宙空間を漂流する彼女を見つけるのに手間取ったのかもしれないが)為、この刑で受けた恐怖に耐えかね自害寸前まで追い詰められてしまった結果、極度に情緒不安定な状態となってしまった。

エンジェル・ハイロゥによる最終作戦の準備が進む中、モビルスーツのパイロットとして、スーパーサイコ研究所で開発された試作型のモビルスーツであるザンネックに搭乗し、超高空から容赦なく地を焼き、更には宇宙のハイランドに集結するリガ・ミリティアと地球連邦軍の合同艦隊に対して超長距離からの狙撃を繰り返していたが、新たにV2ガンダムに搭乗したウッソと再び対峙する。自らが生身の状態でウッソの目の前に姿を晒している隙に、部下のキル・タンドンがザンネックで砲撃するという常軌を逸した策に出て、V2に損傷を与える事には成功したが、自らを砲撃に巻き込んでしまう事を恐れたキルがビームの出力を抑えた結果、失敗。ウッソの反撃によってザンネックを撃破されてしまい、その後八つ当たりに近い形でキルを射殺した。

しかし、尚もウッソに執着し続け、新たに与えられたモビルスーツであるゲンガオゾでウッソを苦しめる事になったのだが、その場にいたマーベットのお腹の中に宿っていたオリファー・イノエとの子の存在を感知した結果、動揺。その隙を突かれる形で撃破されてしまう。だが、この時はもう既に生きる気力は持っておらず、自らの為に命を尽くしてくれたメッチェの存在を求めながら最期を迎えた。

登場作品と役柄編集

スパロボでは再登場(ザンネック搭乗)時から強化人間として扱われることが多い。

再登場後の不気味なノリや怪しい台詞、尋常の成長というにはあまりに変貌して人間離れしたパイロット能力や、ニュータイプ能力が必須となるサイコミュ兵器の運用から、強化人間としてのイメージが定着したのだろうが、原作では強化に関わる明白な台詞や描写は一切ない。

旧シリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。DCに所属。前半はメッチェと一緒にリカールに乗る。後半パプテマス・シロッコによって強化人間にされ、グラフィックも鈴付きに変化し、ザンネック、ゲンガオゾに乗る。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
ジュピトリアンの一員。序盤はメッチェリカールに同乗しているだけだが、後半は鈴付きになりザンネックのパイロットとして復帰する。底力強化人間の併せ持ちに加え、超強気で能力も高めと厄介な存在。その上ザンネックも強いのが困りもの。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦D
ほぼ原作通り。後半、鈴付きにグラフィックが変化し強化人間となって登場、ザンネックやゲンガオゾに乗る。強化後の能力は、回避が敵パイロット中トップであり、エースクラスのニュータイプパイロットでも当てるのに一苦労。下手に底力を発動させようものなら「アムロでも命中0%」という事態に直面しかねない。

単独作品編集

新スーパーロボット大戦
音声初収録。宇宙編の敵として登場。宇宙漂流刑のイベントが再現されたが、漂流中の所をタシロではなくゴッツォに助けられた為、ゴッツォ配下となる。一方今作のタシロは本気でファラを刑に処していた模様。結局はゴッツォの指示でタシロの元に行くが、最終話での言動からするとやはりタシロの事は見限っていた様子。
なお強化前の姿はメッチェがパイロットを務めるリカールに同乗しているという設定で、戦闘中にセリフはあるものの、あくまでパイロット扱いではない。強化後の姿は原作同様ザンネック・ゲンガオゾのパイロットとなり、隠しマップではゾンビ兵として再びゲンガオゾに乗る。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦30
後半の姿で現れ、乗機は終始ザンネック。音声が新録されており、中断メッセージにも登場する。
なお、カテジナが仲間に出来るためか、艦内ミッション「ファイナルバトル」でVガンのラスボスとして他作品のラスボスと共に出現する。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

α
加速根性努力てかげん熱血
30
集中直感狙撃気迫かく乱

特殊技能(特殊スキル)編集

α
底力強化人間L7、シールド防御L5、切り払いL5
D
通常時
底力L6、援護攻撃L2
強化時
強化人間L6、底力L7、援護攻撃L3、コンボL3
切り払いL3、シールド防御L3、強化人間
30
強化人間L9、底力L7、見切りL3、気力限界突破L2、気力+(ATK)サイズ差補正無視L2

エースボーナス編集

HP60%以下で被ダメージ0.7倍、与ダメージ1.2倍。
『30』で採用。

人間関係編集

メッチェ・ルーベンス
忠実な部下であり、男女関係を匂わせる描写もある。リカールのパイロットを務めたが、ファラを守って戦死する。
キル・ダンドン
メッチェの後任で(若い燕として)ファラの部下になる。共にザンネックに乗り込んだが、結局メッチェにはなりきれず、ファラの怒りをかい射殺されてしまう。なお、声はメッチェと同じ。
ゲトル・デプレ
ラゲーン基地での副官。
タシロ・ヴァゴ
上司。小説では愛人。
クロノクル・アシャー
序盤の部下。
ワタリー・ギラ
腹心の部下。
ウッソ・エヴィン
散々自分たちを追い詰めた要因として付け狙う。その一方で、どこか彼に好感を持っているようなところもある。
スージィ・リレーン
街中でファラを見掛けた際、姉と見間違える。その後バーでミルクをおごってくれたので、優しく映ったのだが…。のちに素性が明らかになると悲しそうに泣きじゃくっていた。
オイ・ニュング
彼の命を奪ったギロチンはファラの執行によるもの。
ハンゲルグ・エヴィン
漫画版では彼の乗ったジャンヌダルクを攻撃し、彼に重傷を負わせている。

他作品との人間関係編集

ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ
』にて、宇宙漂流刑となったファラを救助する。宇宙編最終面ではゴッツォの救援に現れる。

名台詞編集

「恋人を殺されれば、ああもなろう」
「例え話だ。憎しみはどんな武器よりも力を発揮する」
サバトの敵討ちに燃えるガリー・タンを揶揄した発言。
「ドゥカー・イク大尉。バイクなのに動きが素早いな」
第7話より。イクの率いるガッダール隊から連絡を受けて。「バイクなのに」とわざわざ言う所から、少なくともファラ自身はガリクソンの様なバイク型兵器はあまり評価していない模様。後に出てくる「バイク戦艦」なんて代物を、この頃のファラが見たらどう反応しただろうか…。
「女は無闇に信じない方がいい。というのが女の私からの忠告であります」
カテジナはリガ・ミリティアではなく被災者だと言うクロノクルに対して。文面だけ見ると粛々と窘めている様だが、実際にはクロノクルの純粋さを茶化す様に言っている。
ファラ「オイ・ニュング伯爵?いい加減に白状して頂けないかい?ヨーロッパに散らばってる工場とジン・ジャハナムの居場所」
兵士「何?自白剤を使えばよかろうと言っております」
ファラ「それは駄目だ、自分の意思で喋り敗北したと分かってもらわんとな。マウスピースを外してやれ、私はじとじとと苦しめるやり方は嫌いでね。」
ファラ「スペースコロニーでギロチンを使ったことでザンスカール帝国はあっという間に新国家の建設が出来たのだよ?その意味を伯爵は読み違えていらっしゃる。」
オイ・ニュング伯爵を拷問する際のやり取り。伯爵の目蓋にテープを貼り強いライトの光をあて、マウスピースを咥えさせる(じとじとと~の台詞からさらにこれを長時間続ける)というエグい拷問の様子と敢えて自らの意思で敗北を認めさせようとする彼女の狂気性を表せるシーン。これでも彼女がまだまともな頃だというのが恐ろしい。
「我々はザンスカールのベスパだということだ。ガチ党のイエロージャケットだということだ。それ故に、ザンスカールに歯向かう者は、こうなる事を思い知ってもらう」
オイ・ニュング伯爵をギロチンで処刑する時の台詞。
「チョコレートなら、いいだろう? あるかい?」
第12話より。スージィにチョコレートパフェを奢った際。彼女の数少ない優しさが感じられる場面である。
「くっそぉぉぉぉぉーーっっ!」
宇宙漂流の刑にされた際。ほとんどの視聴者はこれで終わりと思ったが……?
「うっふっふっふっふっふっふ、寄って来る寄って来る。蜂が蜜に寄るように上がって来る。ギロチンの家系がつけなければならない鈴がザンネックの鈴になり、その鈴がマシーンの動きの周波数に連動して、あたしの頭の中に敵の姿を感じさせるんだよ」
第41話より。衝撃の再登場。富野節全開である。
「寄って来る~」の部分は、『30』で戦闘台詞に採用された。
「ザンネックのビームに驚いた時はお前らは死んでいるよ!」
同上。ザンネックキャノンを発射した時の台詞。
スパロボではゲンガオゾの台詞との流用の都合上、「このビーム」に置き換えられている。『30』では「ビーム」に置き換えられている。
「心眼を開け。宇宙にこだまする光を聞け……2コンマ2度、上コンマ01、撃てーっ!!」
第43話より。ザンネックでの超長距離射撃。一緒に乗っていたキル・タンドンが「こ、こんな距離で……」と驚いていた事からも、ファラの戦いぶりの異常さがうかがえる。
「お前にもあたしの味わった恐怖を教えてあげるよ。あの宇宙漂流の刑にあった時の恐怖をね」
同上。戦闘中にコックピットから姿を現し、V2に近付くという奇行に走った際の発言。
「白い奴は何でも使ってくるんだ。敵のモビルスーツを使うなど、得意なところなんだよ」
第44話より。カリンガの要請を聞き、共に出撃。ホワイトアーク隊にキスハールリグ・シャッコーがいることに疑問を抱いたカリンガへの返答。劇中でもシャッコーゾロを奪ったため、まさしくその通りなのだが、この状況ではファラはカリンガのキスハールの仇討ちなどは気にせず、ウッソのV2を付け狙う算段を含んでいたと思われる。
「坊や、あたしの前で他の女に気を取られるのか! そいつは目の前の女に対して、無礼だろうが!!」
第47話より、ウッソがマリアの念を感じ取っていたのに気付いたファラが叫んだ台詞。ウッソからしてみれば迷惑であるのは確かだろう。
「みんなギロチンで、一刀両断にしてやる! なにっ……なんだぁ? 一つの命の中に、二つの命があるというのか、何故だ!」
第47話より、敵であるマーベットの胎児を感知し、スキを作ってしまう。
「あれも光、命も光、ギロチンの刃も光る…」
「タシロ! あとはお前1人でやってみな!」
「メッチェ…! 今、行くからね…」
第47話より、戦死シーンでの台詞。鈴が外れてどこか穏やかで、この時は素のファラ・グリフォンだった。

スパロボシリーズの名台詞編集

「あれだな? 中尉の言っていた機体とは…確かにモビルスーツとは違う。しかし、なぜ、飛ばない。それとも飛べないのか?」
』宇宙編第9話「戦士のかがやき」より。リカールリガ・ミリティアに協力する機体を偵察していた際の台詞。明らかにマジンガーZの事であるが、そこまで冷静に指摘しないでください。
「うるさいね、子供が!男はね、強くなくてはいけないのさ。タシロのような普通の男では、私はもう満足できないのさ。アハハハハ」
『新』宇宙編最終話「決戦!ヘルモーズ」にて、ゴッツォ達への助太刀を咎めるウッソへの返答。自分と同じ地球人に殺されかけ異星人に救われた事からか、ある意味原作以上に壊れている。

搭乗機体編集

リカール
メッチェと共に搭乗。
ザンネック
ゲンガオゾ

余談編集

  • コミックボンボン掲載の漫画版ではなぜか「中尉」という設定。ウッソがVガンダムのハンガーを用いて形成したバリアーをV2ガンダムの加速力でぶつける漫画版オリジナル技「バリアー流星アタック」で撃沈した。
  • ファラ役の折笠氏は本作から2年後の『新機動戦記ガンダムW』にてカトル・ラバーバ・ウィナーを演じているが、どういうわけか、両者ともある出来事で暴走、精神的に黒くなるという場面がある(カトルは後で元に戻ったが)。

資料リンク編集

脚注編集

  1. CHARACTER|機動戦士Vガンダム 2022年1月5日閲覧。