「スバル・リョーコ」の版間の差分

 
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== 登場作品と役柄 ==
 
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:初登場作品。TV版設定で登場。原作通り[[ナデシコ]]の補充要員として登場するのだが…なんと初登場時は[[ミノフスキー粒子]]のせいで[[ナデシコ]]と合流できず、[[ロンド・ベル]]に捕まってしまう。本作では父親が[[ティターンズ]]の被害者であったためか軍人嫌いを拗らせていた他、『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』の[[ケリィ・レズナー]]との絡みがあり、[[月|月面]]での対決では強制出撃となる。その時には[[ナデシコ]]がおらず、すぐに[[エステバリス]]が[[EN]]切れを起こすので注意。このようにシナリオ面では単独で目立つ一方、アキトに好意を抱いている描写は殆ど再現されていない。
 
:パイロット能力は、戦闘用の[[精神コマンド]]がそろい、[[底力]]のレベルもそこそこ上昇するのでナデシコ系では優秀な方。GBA版ではリョーコ機のみラピッド・ライフルがP武器で、[[合体攻撃]]の威力に改造が反映されるので使いやすい。なお、本作の三人娘は合体攻撃でセットのカットインがあるのだが、画像が小さめでやや迫力不足(同じ3人カットインの[[ザンボット3]]や[[ドラグナー]]チームと比較すると顕著)。
 
:パイロット能力は、戦闘用の[[精神コマンド]]がそろい、[[底力]]のレベルもそこそこ上昇するのでナデシコ系では優秀な方。GBA版ではリョーコ機のみラピッド・ライフルがP武器で、[[合体攻撃]]の威力に改造が反映されるので使いやすい。なお、本作の三人娘は合体攻撃でセットのカットインがあるのだが、画像が小さめでやや迫力不足(同じ3人カットインの[[ザンボット3]]や[[ドラグナー]]チームと比較すると顕著)。
 
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:第1部はTV版、第2部は劇場版([[地球連合軍]]所属)設定で登場。何と第2部では劇場版設定の[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ(ヤマダ)]]のおそらく上司で序盤から参入する。しょっちゅう「ガイ」と呼ばれるたびに反応する[[ダイゴウジ・ガイ|ヤマダ]]に「お前はヤマダだ」と突っ込んでいた。
 
:第1部はTV版、第2部は劇場版([[地球連合軍]]所属)設定で登場。何と第2部では劇場版設定の[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ(ヤマダ)]]のおそらく上司で序盤から参入する。しょっちゅう「ガイ」と呼ばれるたびに反応する[[ダイゴウジ・ガイ|ヤマダ]]に「お前はヤマダだ」と突っ込んでいた。
:ヒカルとイズミの参戦が遅いため、放っておくと二人とかなりのレベル差が発生する。
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:TV版設定で登場。音声が追加収録されている。[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]、[[マキ・イズミ|イズミ]]と一緒に序盤に加入する。
 
:TV版設定で登場。音声が追加収録されている。[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]、[[マキ・イズミ|イズミ]]と一緒に序盤に加入する。
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== パイロットステータス ==
 
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;「一番星…見つけたかな…」
 
;「一番星…見つけたかな…」
 
:同話。戦う事以外に大切なモノを見つけたかもしれない事を想いながら。
 
:同話。戦う事以外に大切なモノを見つけたかもしれない事を想いながら。
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;エリナ「本当…馬鹿よね」<br />「俺たちもな…」
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:第25話「『私らしく』自分らしく」より、ユリカとの仲を未だに「そんなんじゃない」と狼狽する様子を見てエリナと共に腹パンを叩き込んだ。そんなアキトに惚れた自分たちも馬鹿と自嘲するのだった。
  
 
=== [[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]] ===
 
=== [[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]] ===

2024年9月13日 (金) 11:56時点における最新版

スバル・リョーコは『機動戦艦ナデシコ』の登場人物。

スバル・リョーコ
漢字表記 昴 リョーコ
外国語表記 Ryoko Subaru
登場作品
声優 横山智佐
デザイン 後藤圭二
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 18歳(TV版)
23歳(劇場版)
身長 165 cm
体重 49 kg
スリーサイズ B83・W58・H83
職業 エステバリスパイロット
所属 ネルガル重工(TV版)
連合宇宙軍統合平和維持軍(劇場版)
軍階級 少尉(TV版)→中尉(劇場版)
嫌いな食べ物 鶏皮
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概要編集

エステバリス隊のパイロットの一人。

アマノ・ヒカルマキ・イズミとスリーマンセルのチームを組み、同チームのリーダーを務めている。終戦後は宇宙軍で内勤を続けていた[1]が、エリナから勧誘を受けて統合平和維持軍に転属(小説『ルリ AからBへの物語』参照)し、若くしてエステバリス隊の教官に着任。劇場版ではエステバリス隊「ライオンズシックル」の隊長を務める。専用エステバリスのカラーリングは宇宙軍・統合軍の両方において一貫して赤。

軍に所属するパイロットの父に影響を受けたのか、短気で直情型、男勝りな性格で一人称は「オレ」。女性らしいことはてんでダメで、料理ユリカと同レベル。反面、稀に「あたし」という一人称を用いたり、意外と純情だったりと、案外乙女な一面を持っており、サルタヒコがヤドカリにハッキングされた際にはナイーヴかつガーリーな性格に変貌を遂げた。その純情さ故に色恋沙汰は苦手だが、テンカワ・アキトに仄かな好意を寄せており、そのことをチームメイトのヒカルやイズミにからかわれては、顔を真っ赤にして怒るのがお約束。その後、劇場版ではタカスギ・サブロウタからアプローチをかけられ、先述のお約束パターンへと突入しつつも満更ではないらしく、複雑な関係になっている。

幼少時のエピソードからも分かるとおりTV版の緑色の髪は染めたもので、劇場版では本来の色である勝色(青みがかった黒髪)に戻した。また、終戦後に一旦伸ばしていた髪(前掲の『ルリ AからBへの物語』で確認できる)を、シャトル事故でアキト達が死亡した(シャトル事件の真実はテンカワ・アキトミスマル・ユリカの項を参照)際に、TV版よりも短いベリーショートにした[2]

登場作品と役柄編集

SRWでは劇場版設定の場合はガンダムシリーズの地球軍に所属していることが多い。基本的に性格は超強気。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦IMPACT
TV版設定で登場。音声初収録。本作から三人娘にも個別のカットインが採用された。ダブルゲキガンフレアほどではないが、そこそこ火力があり、1ターンで3度も使える合体攻撃が優秀。問題はある程度の全滅プレイを行わないと改造しきれないところか。能力面では最後に激励を習得するものの、基本的には単独戦闘型。本作の反骨心はHPが減ってから発動する技能のため、彼女のエステは耐久力も強化するといい。性格は意外な事に普通。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦A
初登場作品。TV版設定で登場。原作通りナデシコの補充要員として登場するのだが…なんと初登場時はミノフスキー粒子のせいでナデシコと合流できず、ロンド・ベルに捕まってしまう。本作では父親がティターンズの被害者であったためか軍人嫌いを拗らせていた他、『0083』のケリィ・レズナーとの絡みがあり、月面での対決では強制出撃となる。その時にはナデシコがおらず、すぐにエステバリスEN切れを起こすので注意。このようにシナリオ面では単独で目立つ一方、アキトに好意を抱いている描写は殆ど再現されていない。
パイロット能力は、戦闘用の精神コマンドがそろい、底力のレベルもそこそこ上昇するのでナデシコ系では優秀な方。GBA版ではリョーコ機のみラピッド・ライフルがP武器で、合体攻撃の威力に改造が反映されるので使いやすい。なお、本作の三人娘は合体攻撃でセットのカットインがあるのだが、画像が小さめでやや迫力不足(同じ3人カットインのザンボット3ドラグナーチームと比較すると顕著)。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
CMナレーションを担当。
スーパーロボット大戦R
序盤は劇場版(新地球連邦軍所属)、後にTV版設定で登場。
ヒカルイズミとの合体攻撃が「移動後使用可+長めの射程+中々の威力+実質弾数無限」と使いやすく、激励の仕様変更(使用者の周囲4機の気力+10)により必要気力110も問題とならなくなった。指揮官の能力が付いたことも手伝い、一線級の活躍ができる。
スーパーロボット大戦J
TV版設定で登場。今作では序盤から登場するため長く使える上、母艦のナデシコが強力なので、運用しやすい。
なお、あることをすると彼女が増殖するバグが存在。
スーパーロボット大戦W
第1部はTV版、第2部は劇場版(地球連合軍所属)設定で登場。何と第2部では劇場版設定のガイ(ヤマダ)のおそらく上司で序盤から参入する。しょっちゅう「ガイ」と呼ばれるたびに反応するヤマダに「お前はヤマダだ」と突っ込んでいた。
ヒカルとイズミの参戦が遅いため、放っておくと二人とかなりのレベル差が発生する。かといって、エステバリスやナデシコが従来よりも弱くなったため、扱いづらい。倉庫番になる可能性も高い。
スーパーロボット大戦BX
TV版設定で登場。音声が追加収録されている。ヒカルイズミと一緒に序盤に加入する。
今作では合体攻撃が強い為、気力さえ確保すれば序盤からボスキラーとして戦えるもののダメージアップが消費の多い「勇気」なのが難点か。今作は「不屈」の仕様(設定ミス?)により発動中はバリアが異常に硬くなる為、エステバリスパイロットの中では一番生存率が高い。
彼女のエステバリスの機体ボーナスには格闘武器+があるため、空戦・陸戦・0Gで火力が上がりやすい。反面、射撃型の砲戦や月面Fに換装するにはどうにも二の足を踏む。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
劇場版設定で登場(地球連合軍所属)。音声も新規収録されている。『V』『T』では三人娘でリョーコだけがパイロット化し、ヒカル&イズミは彼女の召喚攻撃要員止まり。
エーストークではナインに一人称を直すように言われてたじろいでしまう場面も。
スーパーロボット大戦T
劇場版設定(所属は地球連邦軍と思われる)。本編以前にライオンズシックルを壊滅させられており、初登場時からナデシコBに乗っている。

単独作品編集

スーパーロボット大戦MX
劇場版設定で登場(地球連合軍所属)。初登場シーンでイベント戦だと思って放置しておいたら、手加減抜きでブラックサレナに撃墜されて死亡、というゲームオーバーを迎えてしまったプレイヤーもいたと思われる。
を修得するため、燃費の良い合体攻撃の存在もあってかなり強力。削り役、援護攻撃役、ボスキラー…と、ヒカルイズミとセットで出撃させることで万能に活躍できる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦DD
劇場版設定。2章Part6より登場するシナリオNPC。本作でSRW史上初めて統合軍所属となった。

関連作品編集

Another Century's Episode

パイロットステータス編集

能力値編集

エステバリス3人娘の中では格闘担当。接近戦ではガイアキトと同様の感覚で使える。射撃も決して低くは無いが、彼女の専用エステの射撃武器は性能が低くされているケースが多い。

精神コマンド編集

IMPACT
気合熱血集中ひらめきド根性激励
AA PORTABLE) / R
熱血気合ド根性集中ひらめき激励
J
気合集中ド根性熱血ひらめき激励
BX
不屈集中ド根性激励勇気
V
ド根性不屈気合必中友情熱血
T
集中不屈気合必中友情熱血
MX
不屈集中ド根性熱血必中

特殊技能(特殊スキル)編集

IMPACT
ナノマシン処理反骨心援護攻撃L4
J
斬り払い撃ち落としIFSカウンター底力L5、援護攻撃L2、援護防御L2、指揮L2、コンボL2
W
斬り払い(第1部のみ)、撃ち落としIFSカウンター底力L5、援護攻撃L3、指揮L2、マルチコンボL2
BX
IFS底力L8、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2、指揮L1
VT
IFS闘争心L2、サイズ差補正無視L1
MX
底力L7、援護攻撃L3、支援攻撃L3

エースボーナス編集

命中率+10%、回避率+10%
A PORTABLE』。敵の命中・回避がシビア、かつ連続ターゲット補正の厳しい同作では普通に助かるボーナス。
精神コマンド「熱血」使用時、精神コマンド「不屈」がかかる。
『V』『T』のボーナス。『熱血』を使えない状態では何の意味もないボーナスなので、周回プレイ時には恩恵に与れるまでに相応の時間がかかるのが難点。リョーコは『V』『T』の両作で序盤に参戦するので、特に顕著に弊害が発生してしまう。効果自体は地味ながらも優秀で、『不屈』に使用する分のSPを他に割くことが可能。

パイロットBGM編集

「YOU GET TO BURNING」
オープニング主題歌。『IMPACT』に於ける選曲。
「GO!エステバリス」
劇中曲。『MX』に於ける選曲。
「Three Angels」
劇中曲。『W』に於ける選曲。

人間関係編集

父親
連合軍の軍人。幼少期のリョーコに「自分の中の一番星を見つければ幸せになれる」と教えている。
テンカワ・アキト
パイロット仲間。惚れている。アキトが「戦うしか能のない木連とはわけが違う」と発言した際には自分も同じ穴の狢と思い、落ち込んでしまった。
劇場版では当初は敵対しているが、向こうから「リョーコちゃん」と呼ばれたことで正体を知り、変わり果てた姿に愕然とする。
R』では、リョーコからアキトに隣接するとハートマークが出るのだが、逆だと出ないのが何とも切ない。
アマノ・ヒカルマキ・イズミ
パイロット仲間。リョーコがアキトに気があるのを知っているのでよく冷やかしていた。
タカスギ・サブロウタ
劇場版ではアプローチしてくる。
白鳥九十九
通信画面が悪かったせいで「面妖」呼ばわりされ、激怒した。
ダイゴウジ・ガイ
原作では面識はない(ガイ死亡後に赴任してくる)が、『W』では部下。その他のスパロボでも彼の発言にツッコミを入れることが多い。
エリナ・キンジョウ・ウォン
TV版最終回でアキトの煮え切れない態度に怒り、二人でボコボコにした。
小説版では互いに自分と同じ弱さを有していることを見抜かれ、危うく取っ組み合いになる程に険悪な仲になっていた。彼女からの誘いを受けて宇宙軍に入る。
アズマ准将
劇場版での上官。互いに沸点が低すぎる為、仲はお世辞にも良くなかった。

他作品との人間関係編集

ボス
A』では一緒に家出した折、ケリィのヴァル・ヴァロの修復を手伝った。
R』ではその巨乳を冷やかされて憤慨している。
コウ・ウラキ
A』では一緒に家出した折、ヴァル・ヴァロの修復を手伝った。
ケリィ・レズナー
『A』で彼のヴァル・ヴァロ修復を手伝った。
一木金太一木知恵
『A』では密航してきた兄妹の同行を最終的には認めることになるものの、大事なことを忠告している。
神勝平
R』並びに『V』ではガイゾック戦争の際に協力しており、本編開始前から知り合いである(『R』では序盤の未来編のみ)。
キラー・ザ・ブッチャー
『R』では本編開始前に倒した扱いだが、原作通り神ファミリーはその戦いで戦死しており、黒幕によりのうのうと生き返った上にその事をヌケヌケと語った事に激怒する。
マリュー・ラミアス
J』では彼女に励まされる場面もある。
ナタル・バジルール
『J』では彼女の方針に反発した。
如月アキ
W』では友人同士。
紫雲統夜
『J』の序盤、無理やり戦いに参加させられた事に不満を持つ彼を叱咤した。

名台詞編集

TV版編集

「おーい、まず風呂! それからなー!」
第4話「水色宇宙に『ときめき』」より。轟沈したサツキミドリ2号コロニーからエステバリス・0G戦フレームナデシコへ搬入した際の台詞。
「男の様なぶっきらぼうな口調で、初対面となるナデシコクルーに接する」という、インパクトのある登場をした。
「お、おい! 待てよ! やだ! やだ、やだ! イズミヒカル…。テンカワーーーッ!!
第7話「いつかお前が『歌う詩』」より。火星の北極冠にて偵察中にゲンゴロウと遭遇戦になり、リョーコのエステバリス・砲戦フレームが雪に足元を取られて窮地に陥ってしまった際の叫び。
幸い僚機の救援によって助かったが、リョーコが窮地の際に思わずアキトの名前を叫んだ件をヒカルとイズミにからかわれてしまうハメに…。なお、これを機にリョーコはアキトに対して徐々に好意を露わにするようになっていく。
「料理…作ってみたんだけど」
第10話「『女らしく』がアブナイ」より。アキトに手作りのチャーハンを持ってきて。色が若干黒っぽい辺り、出来は察するべし
「ほら、食えよ…」
「おめえは作ってばっかで食ってねえだろ? 食えよ」
「ったく、おめえは見てるとじれったいんだよ、もう…」
第11話「気がつけば『お約束』?」より。アキトへの想いが垣間見える一面。ちなみにこの時、持ってきたチャーハンはアキトが作ったもののため、味は保証済み。
「あたしには、戦うことしかねえんだよ!」
アカツキ「いいじゃないか、それが君の一番星だ。今の君は輝いてるよ、いいじゃないか!」
「いい訳無いだろ! あいつらだって人間だったんだ…。あたしのやってることは、結局人殺しなんだぞ…」
「けど、あたしからそれを取ったら何も残らねぇ。やっと見つけた一番星が、こんなんだ。どうせ何も残らねえなら、丸ごとなくなったっていいさ!」
第19話「明日の『艦長』は君だ!」より。自分は戦うことしか取り柄がないと考えていたが、木星蜥蜴が人間だと知り自分の戦いは単なる人殺しでしかないと葛藤する。
自棄とも取れる発言もするが、直後にアキトたちから「丸ごとなくなったっていいわけがない!」と励ましを受ける。SRWでも最初の部分が戦闘台詞に採用されている。
「一番星…見つけたかな…」
同話。戦う事以外に大切なモノを見つけたかもしれない事を想いながら。
エリナ「本当…馬鹿よね」
「俺たちもな…」
第25話「『私らしく』自分らしく」より、ユリカとの仲を未だに「そんなんじゃない」と狼狽する様子を見てエリナと共に腹パンを叩き込んだ。そんなアキトに惚れた自分たちも馬鹿と自嘲するのだった。

劇場版編集

騎兵隊だ~! 男のタイマン邪魔するやつは、馬に蹴られて三途の川だ!!
火星での決戦に、アキトの加勢に現れての一言。TV版同様の軽いノリだが、北辰六人衆から「へらへらしとるが、きゃつらは強い!」と評されるなど腕は決して衰えていない。セリフ回しには他のロボットアニメの影響もありそうである。

スパロボシリーズの名台詞編集

COMPACTシリーズ編集

「へっ、なるほどな。ヘビー級からバンタム級って感じか」
IMPACT』第1部地上激動篇第28話「夢の欠片」より。撃破後のブラッディIの中から出現するブラッディIIのフォルムを目の当たりにした際の台詞。竜馬からは「適切な表現」と評された。
「くっそぉ、うまく脱出できるってんなら、お祈りでも踊りでも何でもやってやるぜ!」
『IMPACT』第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。ガンドール自爆のカウントダウンが始まり、各機フルスピードでディラド星からの脱出を試みるも、時間的に「運任せ」な状況であることを知って思わず叫ぶ。
「いちいちムカつく野郎だな!その鼻、へし折ってやるぜ!」
『IMPACT』第3部銀河決戦篇第5話「呪われしジャンヌ=ダルク」より。「ピーピー鳴くんじゃないよ、ガキ共が!」と罵倒してくるジェリルにムカついて、臨戦態勢に入る。
「どんな事になってようが関係ねぇ!娘を踏み台にするような奴ぁ許さねぇ!」
『IMPACT』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」より。の犠牲すら厭わず、決戦を挑んでくるドレイクの非情さに激怒する。

携帯機シリーズ編集

A
「ふざけんなよ!味方だってことがわかってんのに!」
「命令、命令って…そんなの納得いくかよ!」
月ルート10話「勝利者などいない戦い」or「ザ・ウィナー」より。
命令によってはナデシコとの交戦もあり得る、との話を聞かされて。ティターンズに従わされていた父親のこともあり、「命令」という言葉に反発する。
「あたしは戻るなんて言ってないぜ、少尉」
「仲間と戦え…そう言われるかも知れないってさ。納得いかねえよ…どうしたらいいか…あたしも少し考えたいのさ」
ギガノスに絡まれていたところをケリィに助けられたコウに、必ず部隊に戻るとの伝言を頼まれた際の会話。コウやボスと同様に、リョーコも自分の心に答えを出せずにいた。
「このモビルアーマーも、あたし達と戦うためのもんかよ」
「頼まれなきゃやっちゃいけねえなんてことはないだろ。旧式のモビルアーマーを修理して再び戦場に出ようなんて…ジオンに命令されたからやってるのと違うのかよ!」
ケリィとシーマの密会を見た後の台詞。後半は、ケリィに「俺は立ち聞きも、モビルアーマーの修理も頼んじゃいない」と言われて。やはり軍や命令という言葉がひっかかるようだ。
「自分の…居場所…」
「…あたしは…」
ケリィに「自分の戦いは終わっていない、ここが自分の居場所だという気がしない」と言われて。それに対し、コウもボスもヴァル・ヴァロを直してから部隊に戻るとの答えを見せるが…。
「…戻ったぜ」
「すんません、少尉」
「二人は最下層ブロックにいるぜ。…明日の出港までには必ず戻るとさ」
「…やり残したことがあるんだとさ。深く沈んで…くすぶっているものを精算するって」
「あたしかい?つきあってらんないよ。…だから、さっさと自分の居場所に戻ってきたのさ」
「あたしも…自分の戦いをしねえとよ」
結局リョーコは、一足早く部隊に戻る選択をした。命令という言葉に突っかかり飛び出したリョーコだが、いやに素直になっておりヒカル達も困惑する。リョーコも自分なりの答えを見つけたようだ。
「これがあんたの答えかよ!居場所なのかよっ!」
いつか来るとはわかっていたものの、あまりにも早い戦いを挑んできたケリィへ、激情を露わにする。
「あんたもあたしも、居場所はここしかねえ…! だけどそれを守るためなら…あたしは…!」
ケリィとの戦闘前会話
「脱出しろ、おっさん!」
ケリィ「ネルガルの娘か…自分の居場所、戦いの中で死ねることは…戦士にとって最も幸福なことなのかもしれん」
「死ぬことが幸福なのかよ! ケリィのおっさん!」
月ルート12話「星の屑の記憶」or「スターダスト・メモリー」より。ケリィ撃墜時。それぞれの居場所で戦い、ケリィは星の屑となった…。
「ただし、戦闘では補給に徹しろ。そしてこの戦争で何があったか、何を得て何を失うか…そのちっこい目でしっかり見届けろ。…将来のためにもな」
第17話コン・バトラールート「見事!ケロット攪乱戦術」or「フェイク」エンドデモより。自軍への参加を拒まれながらも、ナデシコにケロットごと張り付いて強引に密航してきた一木金太知恵兄妹に対して、仕方なく同行を許可した際の忠告。リョーコ自身も上述したようにケリィとの悲しい別れを経験した後であるため、その言葉は重い。
「暴れるだけ暴れといて、さっさとおさらばしようなんざ甘えなんだよ」
ヒカル「そーそ」
イズミ「あま~」
エンディングにて主人公の救助に来た際の台詞。ケリィの件を経て、主人公にはまだ死ぬべきではないと説得する。因みにOG2の同じ場面ではナデシコによく似た艦所属の同じく強気な女性パイロットが似たような発言をする。
R
「ふ、ふざけんじゃねえぞ! てめえらを倒すのに、宇宙太恵子は命を捨てたんだ。それなのに!」
ナデシコ√第3話「再会のレシピ」より、復活したキラー・ザ・ブッチャーを見た際の台詞。たった1行で前大戦の悲劇をまざまざと語る、悲痛すぎる叫び。
W
「あたしが艦長になったら、まず部隊の編成をやり直して、あたしとテンカワを同じ部隊に…いや、違う!これじゃユリカとやってることが同じじゃねえか!」
2周目第12話「艦長は君だ!教授は誰だ!」より。最初に敵と戦う前の戦闘前会話原作第19話と異なり、ナデシコ艦長オーディションに出場し、自分が優勝したら艦長権限で何をやろうかと妄想する。なお、この話では、如月アキを除く全女性パイロットが「自分が艦長になったら」という戦闘前会話を喋ってくれる。
「お前じゃねぇ、ヤマダ!」
叢雲劾獅子王凱が呼ばれた際にダイゴウジ・ガイ(本名:ヤマダジロウ)がちょくちょく反応するたびに見られるつっこみ。
BX
「うええ、タマゴとか飛び散ったりしねえだろうな…!?」
初めて顔合わせしたバジュラに対する戦闘台詞。どうにもこの手の生物が苦手なようだ。

VXT三部作編集

「ったく!、本当にゲキ・ガンガーが好きな連中だぜ!」
マジンとの特殊戦闘台詞。機体でしか判断していないので、『T』ではゾンダーに寄生された機体に対しても言うことがある。
「なあ、あんた達…。今日ここに黒い機体が現れなかったか?」
『T』第2話の戦闘終了後に特務3課の面々に対して。もちろん黒い機体はブラックサレナのことだが、目の前に黒い機体がいるのでややこしい発言である(誤解はされなかったが)。

単独作品編集

「く~!どっかの誰かが聞いたら、泣いて悔しがるセリフだぜ!」
MX』第33話(『MX PORTABLE』では第34話)宇宙ルート「虹を越えて」より。「こんな事もあろうかと」不測の事態に備え、フルアーマー電童を開発していた井上博士への称賛。ちなみに、その「どっかの誰か」と合流するのは当分先のこと。
「今更、なに弱気になってんだ? 俺なら今のおめえなんざ秒殺だぞ。敵だったら瞬殺だ!」
『MX』第51話(『MX PORTABLE』では第52話)「希望、それは最後のGEAR」より。ガルファ本星突入時、無尽蔵に出現する機士の大群に怖気づくタップへ発破を掛けるが、ヒカルからは論点がズレていることを指摘された。
余談だが、書籍『スーパーロボット大戦MX全シナリオ攻略ファイル』において、「この(台詞の)元ネタは、若い女性に人気の出たガンダムに出てくる敵3人組の内、一番やかましいヤツのセリフだと思われる」という記述がある。
「こ、このゴキブリ野郎が!いい加減、しつけえんだよ!!」
『MX』第52話(『MX PORTABLE』では第53話)「W-Infinity」より。ガルファ宮殿での戦闘で、復活を繰り返すゼロの鬱陶しさに堪らず叫ぶ。プレイヤーの心情も代弁しているのが何とも…。

搭乗機体編集

エステバリス
エステバリスカスタム

余談編集

  • 漫画『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』(SRW未登場)では口調が女性的であるなど、外見だけ同一のほぼ別人扱い。アキトとの絡みも殆ど無い。
  • セガサターン用ゲーム『The blank 3years』では攻略可能ヒロインの一人であり、かなり親密な仲になれるのだが、劇場版との兼ね合いもあり、悲恋に終わる。

脚注編集

  1. 小説版によるとこの頃は侵略や武装蜂起も無かったことで宇宙軍は予算を減らされ続け、実機演習をやると風当たりが悪くなるのもあって「ヒマならこれでもやっておけ(意訳)」とばかりにシミュレーターのテストを延々やらされ続けていた為、エリナからは「ゲームで一日中遊んでるだけ」とまで揶揄されていた。
  2. 小説版では葬儀に参列した際に、「バカヤロー」と叫んで人目もはばからず大泣きしてしまったことが明かされている。