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− | : | + | :最終話でもオレアナが複数のガルーダを引き連れている。前述の複数のガルーダも含め、これらのガルーダは戦闘台詞こそオリジナルと同じだが、オレアナに忠実に従うよう洗脳されている。少なくとも最終話のガルーダの出所はユーゼスが作っていたクローンだと思われる<ref>上記のプロトタイプらしき個体についても実際に登場する「ギア・オブ・デスティニー」冒頭でガルーダのクローンが作られている事が判明するため、クローンであった可能性も否めない。</ref>。 |
− | :本作で死亡した為、以降の[[αシリーズ]]では登場しないが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] | + | :ステータス上は鳥人バージョンの方が能力値が高い。 |
+ | :本作で死亡した為、以降の[[αシリーズ]]では登場しないが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では豹馬が同じ市川ボイスのリヒテルと交戦した際に、「意味も分からず戦わされる者を解放する」事を誓った男として存在が語られる他、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』でも豹馬と交戦したハイネルが挑発の為に彼の名を挙げている。余談だがライバルのハイネルは現代が舞台となっているαシリーズ3作には全て登場している上、すべてにおいて重要なポジションを担っている。早々に退場してしまった分、ハイネルやリヒテルと比べて少し割を食った感も否めない。 | ||
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:序章からはビッグガルーダ、1章Part3からはグレイドンに乗る。グレイドン搭乗時は基本的に鳥人形態になっているが、説明は特にないので、知らない人は驚くかもしれない。図鑑に登録されるのも人間形態のみ。なお、原作の[[サイボーグ]]工場に立ち並ぶ大量のガルーダのシーンが背景グラフィックとして用意されている。 | :序章からはビッグガルーダ、1章Part3からはグレイドンに乗る。グレイドン搭乗時は基本的に鳥人形態になっているが、説明は特にないので、知らない人は驚くかもしれない。図鑑に登録されるのも人間形態のみ。なお、原作の[[サイボーグ]]工場に立ち並ぶ大量のガルーダのシーンが背景グラフィックとして用意されている。 | ||
:2章Part5にて真相を知り、原作通り一騎打ちの末に戦死する。 | :2章Part5にて真相を知り、原作通り一騎打ちの末に戦死する。 | ||
− | : | + | :しかし、3章Part4にて新たな敵勢力[[ディスコード・ディフューザー]]の一員として何故か人が変わったような状態で[[ドミニオン]]から再登場。あくまで状況的に死んだであろう[[ムルタ・アズラエル]]らと異なり、明確な死を遂げた筈の彼が現れた事には豹馬らも驚愕していた。実態は不明だが、少なくとも豹馬は「自分達の知るガルーダとは別人」と確信している。 |
;[[スーパーロボット大戦30]] | ;[[スーパーロボット大戦30]] | ||
:原作終了後設定のため故人。豹馬の口から名前が出ることがあり、用語辞典にも登録される。 | :原作終了後設定のため故人。豹馬の口から名前が出ることがあり、用語辞典にも登録される。 | ||
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;[[女帝ジャネラ]] | ;[[女帝ジャネラ]] | ||
:原作で時期の違いから共演はないが、SRWの戦闘前会話では彼の名を挙げ罵倒していた。 | :原作で時期の違いから共演はないが、SRWの戦闘前会話では彼の名を挙げ罵倒していた。 | ||
+ | :一方でガルーダは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』終盤では「キャンベル星の自治権が獲得できれば母星のジャネラ様の身も安泰になるだろう」と身を案じる場面がある。どうやら当時の彼女もまた[[エアロゲイター]]から冷遇されていたらしいが、随分と意識の差が大きいものである。 | ||
;[[総統ワルキメデス]] | ;[[総統ワルキメデス]] | ||
:上記と同じく時期の違いから共演はないが、原作終了後を舞台とした『ゴッドバード』では[[バラオ]]の手の者となった彼と敵対。自身がロボットであることの誇りをかけ、[[超電磁ロボ コン・バトラーV#バトルチーム|バトルチーム]]に代わって[[コン・バトラーV]]に搭乗して彼の搭乗する「コンバトラー ゼウス」と戦った。 | :上記と同じく時期の違いから共演はないが、原作終了後を舞台とした『ゴッドバード』では[[バラオ]]の手の者となった彼と敵対。自身がロボットであることの誇りをかけ、[[超電磁ロボ コン・バトラーV#バトルチーム|バトルチーム]]に代わって[[コン・バトラーV]]に搭乗して彼の搭乗する「コンバトラー ゼウス」と戦った。 | ||
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;「バカな!?こ、こんなぁ……」 | ;「バカな!?こ、こんなぁ……」 | ||
:被撃墜時の台詞。「こんなぁ」の部分が妙に愛嬌(?)のある声色になっているのが印象的。 | :被撃墜時の台詞。「こんなぁ」の部分が妙に愛嬌(?)のある声色になっているのが印象的。 | ||
− | ; | + | ;「!? ああっ!?」<br />「こ…これはなんだ!? 俺は一体どこにきたのだ!? 俺の姿をしたロボットが…こんなに…」<br />「ま…さか…そんな…ウソだ…や…やめろっ!! やめろぉぉぉっ!! やめてくれぇぇぇっ!! う…おお…あ…あんまりだ母上…私まで、私まで母上の作ったロボットだったのですか!? 感情を与えられ、自分をキャンベル星人だと思いこんでいた、こっけいな機械人形…それがこの俺…大将軍ガルーダだったと…」<br />「フ…フフ…フハハハハ…ミーアよ、笑ってくれ…私は、お前と同じロボット…母上の操り人形だったのだ…ハハハハ…ハ…ク…クククク…ククク…許さん…許さんぞ。今まで、よくもこの俺をたばかってくれたな…オレアナ!!」 |
− | :『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]] | + | :『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』及び『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の「大将軍ガルーダの悲劇」IMにて。自分が間違えて別の場所に向かった際に自身の正体を知ってしまった。 |
− | ; | + | ;ガルーダ「………」 |
− | ; | + | ;オレアナ「ガルーダか!? 今までなにをしていたのです! 早くコン・バトラーVを倒すのです!!」 |
+ | ;ガルーダ「うるさい!! オレアナ、覚悟!!」 | ||
+ | ;オレアナ「ガ、ガルーダ! なにをするのです!? 私はお前の母ですよ!?」 | ||
+ | ;ガルーダ「うるさいっ!! もはや、だまされはせん!」 | ||
;オレアナ「ガルーダ、血迷ったか!?」 | ;オレアナ「ガルーダ、血迷ったか!?」 | ||
;ガルーダ「ロボットでも血迷う事があるのかな、オレアナ!」 | ;ガルーダ「ロボットでも血迷う事があるのかな、オレアナ!」 | ||
− | ; | + | ;オレアナ「な…何を…」 |
− | ; | + | ;ガルーダ「俺は貴様を倒し、亡きミーアとロボットのほこりをかけて、コンバトラーVと戦う!!」 |
− | ; | + | ;オレアナ「おのれぇ、ガルーダ! それが産みの親への仕打ちか!?」 |
− | + | :『F』の「大将軍ガルーダの悲劇」にて。自身の正体を知ったことから、自分の母親[[オレアナ]]への憎しみを抱き攻撃を仕掛ける。結果としてコンバトラーVが再合体するまでの時間を稼いだ。 | |
− | : | + | :『第4次S』の「大将軍ガルーダの悲劇」でもIMにて同様の台詞があるが、こちらではコン・バトラーVとの戦闘前なのでやりとりが少し異なる。 |
+ | ;ガルーダ「ビッグガルーダよ、俺もお前と同じロボットだったのだ‥‥俺とお前は兄弟のようなもの‥‥共にコン・バトラーVと最後の決着をつけようぞ。ミーア‥‥俺がもっと早く、自分がロボットだと知っていれば、少しはそなたの愛に報いたであろうに‥‥」 | ||
+ | :『第4次S』及び『F』同話におけるオレアナを倒した後のガルーダの台詞。自分と同じロボットである[[ビッグガルーダ]]に親近感を抱く。[[旧シリーズ]]では原作と異なり、ビッグガルーダは『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』の頃から乗り続けている愛機だからこその台詞。 | ||
:『DD』でも初陣からの愛機なので、2章Part5「オレアナ城大崩壊!」シナリオチャプターで似たような台詞がある。 | :『DD』でも初陣からの愛機なので、2章Part5「オレアナ城大崩壊!」シナリオチャプターで似たような台詞がある。 | ||
+ | ;ガルーダ「み…見事だ葵豹馬…これでもう、思い残す事はない…ミーアよ…俺はいつまでもそなたと一緒だ…」 | ||
+ | ;豹馬「ガルーダ…見事だったぜ…」 | ||
+ | :『F』同話におけるガルーダの最期の台詞。 | ||
;「キャンベル星人との関係…?フフフ…」<br />「キャンベル星人でもないロボットの俺に、それを聞くのか?葵豹馬!」 | ;「キャンベル星人との関係…?フフフ…」<br />「キャンベル星人でもないロボットの俺に、それを聞くのか?葵豹馬!」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』で[[ガンドール]]隊に敗れ、豹馬から[[キャンベル星人]]と[[アインスト]]との関連性を問われた時の返答。己自身を侮蔑するガルーダの叫びに、[[葵豹馬|豹馬]]も沈黙するのみだった。 | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』で[[ガンドール]]隊に敗れ、豹馬から[[キャンベル星人]]と[[アインスト]]との関連性を問われた時の返答。己自身を侮蔑するガルーダの叫びに、[[葵豹馬|豹馬]]も沈黙するのみだった。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第65話「ギア・オブ・ディスティニー」より。先にミーアが落とされた直後に自らの真実を知った際の台詞。しかし、直後に洗脳されてしまい、自意識のないロボットとして豹馬と対決する事になってしまう。 | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第65話「ギア・オブ・ディスティニー」より。先にミーアが落とされた直後に自らの真実を知った際の台詞。しかし、直後に洗脳されてしまい、自意識のないロボットとして豹馬と対決する事になってしまう。 | ||
;「我がライバル、葵豹馬よ……二度と私のような者が生み出されてはならぬのだ……だから、お前達の手で帝国監察軍を…ユーゼス=ゴッツォを倒せ」<br />「よいか、奴らの切り札、[[ズフィルード]]に気をつけよ…あれは…敵に合わせて姿や能力を何度も変える…」<br />「ミーア…もう決してお前を放さない…決して…」 | ;「我がライバル、葵豹馬よ……二度と私のような者が生み出されてはならぬのだ……だから、お前達の手で帝国監察軍を…ユーゼス=ゴッツォを倒せ」<br />「よいか、奴らの切り札、[[ズフィルード]]に気をつけよ…あれは…敵に合わせて姿や能力を何度も変える…」<br />「ミーア…もう決してお前を放さない…決して…」 | ||
− | : | + | :『α』同話におけるガルーダの最期の台詞。洗脳されて豹馬と戦い、敗北した後に正気を取り戻した末、豹馬に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]を倒すよう言い残して戦死してしまう。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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*『ビクトリーファイブ』の続編漫画『ゴッドバード』では、『コンバトラーV』の方のガルーダが[[プリンス・シャーキン|シャーキン]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]と共に復活した(化石人として蘇ったシャーキンらとは異なり、残骸から修復された)。後に機械の体に魂を移し、ライバルの豹馬と共闘することに。 | *『ビクトリーファイブ』の続編漫画『ゴッドバード』では、『コンバトラーV』の方のガルーダが[[プリンス・シャーキン|シャーキン]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]と共に復活した(化石人として蘇ったシャーキンらとは異なり、残骸から修復された)。後に機械の体に魂を移し、ライバルの豹馬と共闘することに。 | ||
*担当[[声優]]の[[声優:市川治|市川治]]氏が死去後の2012年に稼動した『CRぱちんこ超電磁ロボ コン・バトラーV』では、[[声優:島田敏|島田敏]]氏が代役を担当している。 | *担当[[声優]]の[[声優:市川治|市川治]]氏が死去後の2012年に稼動した『CRぱちんこ超電磁ロボ コン・バトラーV』では、[[声優:島田敏|島田敏]]氏が代役を担当している。 | ||
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+ | == 脚注 == | ||
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2024年9月5日 (木) 19:55時点における最新版
ガルーダは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場人物。
ガルーダ | |
---|---|
外国語表記 | Garuda |
登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
声優 | 市川治 |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
分類 | アンドロイド |
外見 | 男性型 |
製作者 | オレアナ |
外見年齢 | 青年 |
身長 | 200 cm |
体重 | 120 kg |
髪色 | 金 |
所属 | キャンベル星・地球侵略軍 |
役職 | 戦闘司令官 |
軍階級 | 将軍 |
概要編集
キャンベル星の戦闘司令官。
普段は青い肌をした金髪の青年の姿をしているが、戦闘時には人間の顔が中央から裂けて鳥の顔が現れる。プライドの高いキャンベル星人至上主義者で地球人を見下しているが、誇り高い武人としての一面もあり、豹馬をライバルと認めて付け狙っていた。母・オレアナには絶対の忠誠を誓い、作戦の失敗を叱責されながらも命令には忠実に従っていた。
休息区司令のミーアが自分に想いを寄せているのは知っていたが、しょせんロボットと人間では…と冷たかった。しかし、単独で出撃したミーアを慌てて追いかけ、機能停止したところを助けようとしたところを見るに愛がないわけではない模様。その際、自分がオレアナの息子という情報を刷り込まれたアンドロイドだったという事実を知る。事実を知ったガルーダは激昂し、騙し続けていた母オレアナを倒し、ビッグガルーダに乗り込み、誇りをかけてコン・バトラーVに最後の決戦を挑んだ。
登場作品と役柄編集
原作ではガルーダがアンドロイドである事をバトルチームが知る描写は無いのだが、スパロボではチームも知る事が多く、新たな展開が生まれていく事も多い。
旧シリーズ編集
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。コン・バトラーV初登場マップでビッグガルーダに乗って登場するが、出番はここだけ。ちなみにパッケージイラストに登場している。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 『第3次』で倒されたが、オレアナによって復活。乗機はグレイドン、ビッグガルーダ。シナリオ「大将軍ガルーダの悲劇」開始前のシナリオデモで自分をキャンベル星人と偽っていたオレアナを倒し、コン・バトラーVに最終決戦を挑み、同じ市川ボイスのリヒテルにそれを見届けて貰うシチュエーションであった。
- スーパーロボット大戦F
- 本作より声がついた。乗機はビッグガルーダ。シナリオ「大ピンチ!!コン・バトラーV合体不能!?」では豹馬との決闘イベントがある。自分の正体がアンドロイドであることを知ってしまい、それまで騙し続けて捨て駒にしようとしたオレアナに反旗を翻すシナリオ「大将軍ガルーダの悲劇」でコン・バトラーV、オレアナと三つ巴の戦いを繰り広げる。初期気力が130な上、HPが半分以下になると1度だけド根性まで使ってくるので少々手強い。また、オレアナを倒されると貴重な強化パーツのファティマが手に入らないので注意が必要。
- SS版では音声にエフェクトがかかっているが、PS版ではなくなっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- オープニング戦闘デモにのみ登場。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α
- 今回は鳥人バージョンが初登場した。同じ市川ボイスのハイネルとはライバル関係。序盤は鳥人に変身し、味方部隊の脅威となっていたが終盤は人間形態のみで戦っていた。終盤、プロトタイプと思しきガルーダ(鳥人)が大挙として登場し、ガルーダ自身も洗脳されるという悲惨な結末を迎える。死に際、正気に戻ると豹馬に打倒バルマーの願いを託す。
- 最終話でもオレアナが複数のガルーダを引き連れている。前述の複数のガルーダも含め、これらのガルーダは戦闘台詞こそオリジナルと同じだが、オレアナに忠実に従うよう洗脳されている。少なくとも最終話のガルーダの出所はユーゼスが作っていたクローンだと思われる[1]。
- ステータス上は鳥人バージョンの方が能力値が高い。
- 本作で死亡した為、以降のαシリーズでは登場しないが、『第2次α』では豹馬が同じ市川ボイスのリヒテルと交戦した際に、「意味も分からず戦わされる者を解放する」事を誓った男として存在が語られる他、『第3次α』でも豹馬と交戦したハイネルが挑発の為に彼の名を挙げている。余談だがライバルのハイネルは現代が舞台となっているαシリーズ3作には全て登場している上、すべてにおいて重要なポジションを担っている。早々に退場してしまった分、ハイネルやリヒテルと比べて少し割を食った感も否めない。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- シーン3から戦う。今回はグレイドンが未登場なので、原作で女帝ジャネラ勢が使っていたブランブルを使用している。キャンベル星人がアインストに対して手出しをしない事を訝しんでいる描写があるが、アインストの正体が明らかになる前に死亡する。複数の「自分」が出てくるあのシーンで、どうもアインストとの融合実験まで行なわれていたような描写がある。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部に登場。コン・バトラーVとの対決ムービーあり。概ね原作通りだが『COMPACT2』同様、今際の際にアインストとの関連性を仄めかして散る。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- シナリオ「大将軍ガルーダの悲劇」に登場。2ステージ登場するが、ルート分岐のため1ステージしか出会わない。本作は新規参戦作品と聖戦士ダンバインのシナリオが優遇されており、他作品は原作再現など無いのだが、彼は主役ステージがあるため多少は優遇されている。何度も再現された話だが。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 本作では既にオレアナと共に倒された後という設定で、女帝ジャネラらの会話などに名前が出てくるのみ。
- ただ、豹馬らは敵とはいえガルーダの気高さは認めていたようで、ガルーダとは正反対の卑劣なやり口を好み、挙句ガルーダを侮辱したジャネラに豹馬が激昂するシーンも。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「ガルーダの逆襲」の大ボスとして登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド1より登場するボスユニット。2009年に市川治氏が死去してから初のボイス付き参戦作品であるため、ライブラリ出演となる。
- 序章からはビッグガルーダ、1章Part3からはグレイドンに乗る。グレイドン搭乗時は基本的に鳥人形態になっているが、説明は特にないので、知らない人は驚くかもしれない。図鑑に登録されるのも人間形態のみ。なお、原作のサイボーグ工場に立ち並ぶ大量のガルーダのシーンが背景グラフィックとして用意されている。
- 2章Part5にて真相を知り、原作通り一騎打ちの末に戦死する。
- しかし、3章Part4にて新たな敵勢力ディスコード・ディフューザーの一員として何故か人が変わったような状態でドミニオンから再登場。あくまで状況的に死んだであろうムルタ・アズラエルらと異なり、明確な死を遂げた筈の彼が現れた事には豹馬らも驚愕していた。実態は不明だが、少なくとも豹馬は「自分達の知るガルーダとは別人」と確信している。
- スーパーロボット大戦30
- 原作終了後設定のため故人。豹馬の口から名前が出ることがあり、用語辞典にも登録される。
- また、シナリオ展開によっては『勇者警察ジェイデッカー』のブラックチーフテンの1体か豹馬から「ガル」というガルーダから採られた名前を付けられる。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊技能(特殊スキル)編集
人間関係編集
キャンベル軍編集
- オレアナ
- 本来はロボットであるガルーダの開発者であるが、ガルーダは母と思い込まされて忠誠を誓っていた。
- ミーア
- 部下。ガルーダを慕う。
- ギルア(SRW未登場)
- 部下。戦闘作戦区司令を務めるハーフロイドで、戦闘時にはガルーダの補佐を務める。ガルーダの失脚後はオレアナにより司令官に命ぜられた。
- ナルア(SRW未登場)
- 部下。奴隷獣区司令を務めるハーフロイドで、どれい獣の開発を担う。
- 女帝ジャネラ
- 原作で時期の違いから共演はないが、SRWの戦闘前会話では彼の名を挙げ罵倒していた。
- 一方でガルーダは『α』終盤では「キャンベル星の自治権が獲得できれば母星のジャネラ様の身も安泰になるだろう」と身を案じる場面がある。どうやら当時の彼女もまたエアロゲイターから冷遇されていたらしいが、随分と意識の差が大きいものである。
- 総統ワルキメデス
- 上記と同じく時期の違いから共演はないが、原作終了後を舞台とした『ゴッドバード』ではバラオの手の者となった彼と敵対。自身がロボットであることの誇りをかけ、バトルチームに代わってコン・バトラーVに搭乗して彼の搭乗する「コンバトラー ゼウス」と戦った。
地球人編集
他作品との人間関係編集
長浜ロマンロボシリーズ系編集
- プリンス・ハイネル
- 声が同じ長浜ロマンロボシリーズの美形悪役。『α』では共にバルマーの傘下の将軍で互いにライバル意識を持っているが、ガルーダの秘密を知りその最期を見た時はオレアナとユーゼスの仕打ちに激怒した。
- 『ビクトリーファイブ』では「オリジナルのガルーダ」が彼と敵対。『ゴッドバード』では彼とも同志・盟友となる。
- リヒテル
- ハイネルと同じく声が同じ。『第4次』では同じDC側となりガルーダを援護、ガルーダの潔い死に様を賞賛した。
- 『ゴッドバード』では彼とも同志・盟友となる。
- プリンス・シャーキン
- 上記の二人と同じく声が同じで、ある意味キャラクターとしては先輩とも言える存在。SRWでは何度か共演こそしているものの直接的な絡みは殆どない。
- 『ゴッドバード』では彼の配下としてバラオに蘇生されるも、後に彼とも同志・盟友となる。
バンプレストオリジナル編集
名台詞編集
TV版編集
- 「大いなる母、オレアナよ!この地球をキャンベル星人の楽園とする為にガルーダは命を賭けて戦います!」
- 第1話冒頭で地上侵略を宣言した際の台詞。
- 「あぁッ!?何者だ!人間の武器か!」
- ギルアの報告を聞きながら、ガルムスが松浜市の街を蹂躙している所に現れたバトルマシンを見て。見慣れない兵器が突然やって来たのは流石に想定外だったらしく、かなり驚いた表情をしている。
- 「うるさいぞ!壁飾り!」
- 第3話で作戦の施行を急がせるギルアに対して。他の話でも同様に台詞を言ったり、腹いせに杖で殴打していたりと明らかにロボットと見下している。
- 「人間よ!ロボットよ!もう母上の為でも故郷の為でもない!俺は、俺自身の為に地球に宣戦を布告する!」
- 3話ラストシーンより。
- 「一度は味方にしようと思った男だ。命だけは助けてやる、立て」
- 第6話で捕虜にした豹馬を解放するものの、この台詞の後に豹馬の両腕を撃って使い物にならなくするという非情さを見せる。
- 「ああ、確かに。ロボット同士の恋なんておかしくて信じられなかった」
- 10話でロペットに女型ロボットのロボ子を接近させて骨抜きにし操ろうとしたミーアの作戦に当初は反対するが、その成功に喜んだ際の台詞。しかし、その後のガルーダとミーアの結末を考えると…。
- 「それが戦いだ……戦いというものだ」
- 12話での豹馬との決闘の末、豹馬がガルーダを討てる状況になった際に潔く討てと言うガルーダに驚く豹馬への台詞。
- 「お前達下等な動物、人間共を指導する為にこの地球に遣わされた者の事さ」
- 十三の友人である山本和男の母親を人質に取った際、山本に語った台詞。少なくともこの時点では自分を生粋のキャンベル星人と思っていたガルーダにとっては、キャンベル星人こそ至上の存在で地球人らは下等な存在にしか過ぎないという事が分かる。
- 「これは一体なんだ!?一体俺はどこに来たのだ!」
- ミーアを修理すべくサイボーグ工場に乗り込んだが、自らと同じ姿をしたロボット達を見て驚愕する。そして偶然放たれたオレアナの音声から自らの正体を知ってしまう。
- 「あんまりだ……母上、私は……私まで母上の作ったロボットだったのですか!記憶と感情と性格を与えられ、自分を自分でキャンベル星人だと信じていた滑稽な機械人形……それがこのガルーダ、大将軍ガルーダか、ハハハハハッ!」
- 自らがロボットと知った際の衝撃。誇り高きキャンベル星人としてのプライドを持っていたガルーダにとっては自らの存在意義を根底から崩れ去る衝撃であった……
- 「コン・バトラーよ、この戦いこそ悔いの無い戦いであった。ミーア、お前をもう決して離さない、決して……」
- 最期の台詞。自らのアイデンティティーを失った上に戦いに敗れたものの、その姿はどこかさっぱりとしていた。豹馬達を称え、腕に抱いたミーアの亡骸に愛を告げながら爆発四散する。
漫画版(内山まもる)編集
- 「命にかけても母上を守る。おれを先につけえ!」
- 死を覚悟し自分を先に討てと豹馬に言うが、豹馬に見逃され、コンバトラーを倒せと告げるオレアナの声を背に呆然としながらコンバトラーを見送る。
- 「ううう、豹馬よ。おれはキャンベル星人だ。大将軍ガルーダだ。たたかわねばならない……」
- 「みよ、いかったガルーダのたましいが分身を作った。にっくきコンバトラーVをたおせ。生きて帰すな」
- 一度は倒れたガルーダだったが、己の分身であるビックガルーダを作り出して再び豹馬に戦いを挑む。
- 「ちがう。おれはロボットじゃない、キャンベル星人だ。こいつらとはちがう……。ロボットなんかではない、やめてくれ」
- ミーアが登場しないためアニメとは正体発覚の経緯が異なる。コンバトラーに敗れた後地下工場に落ち、そこで自分の正体を知り驚愕する。
- 「自分の星だと……、笑わせるな。ただのやとわれロボットに、帰る星などあるものか」
- オレアナを倒して自分の星に帰れと告げる豹馬に対して。
- 「み、みるがいい。血だってある……。だれがなんといおうと、おれはロボットではない……」
「お、おれはキャンベル星人だあ!」 - 断末魔。ビックガルーダを両断されると同時に自分の体から噴き出した赤いオイルを血と言って叫び、壮絶な最期を遂げた。この直後、豹馬は彼の死を悼んだ。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「バカな!?こ、こんなぁ……」
- 被撃墜時の台詞。「こんなぁ」の部分が妙に愛嬌(?)のある声色になっているのが印象的。
- 「!? ああっ!?」
「こ…これはなんだ!? 俺は一体どこにきたのだ!? 俺の姿をしたロボットが…こんなに…」
「ま…さか…そんな…ウソだ…や…やめろっ!! やめろぉぉぉっ!! やめてくれぇぇぇっ!! う…おお…あ…あんまりだ母上…私まで、私まで母上の作ったロボットだったのですか!? 感情を与えられ、自分をキャンベル星人だと思いこんでいた、こっけいな機械人形…それがこの俺…大将軍ガルーダだったと…」
「フ…フフ…フハハハハ…ミーアよ、笑ってくれ…私は、お前と同じロボット…母上の操り人形だったのだ…ハハハハ…ハ…ク…クククク…ククク…許さん…許さんぞ。今まで、よくもこの俺をたばかってくれたな…オレアナ!!」 - 『第4次S』及び『F』の「大将軍ガルーダの悲劇」IMにて。自分が間違えて別の場所に向かった際に自身の正体を知ってしまった。
- ガルーダ「………」
- オレアナ「ガルーダか!? 今までなにをしていたのです! 早くコン・バトラーVを倒すのです!!」
- ガルーダ「うるさい!! オレアナ、覚悟!!」
- オレアナ「ガ、ガルーダ! なにをするのです!? 私はお前の母ですよ!?」
- ガルーダ「うるさいっ!! もはや、だまされはせん!」
- オレアナ「ガルーダ、血迷ったか!?」
- ガルーダ「ロボットでも血迷う事があるのかな、オレアナ!」
- オレアナ「な…何を…」
- ガルーダ「俺は貴様を倒し、亡きミーアとロボットのほこりをかけて、コンバトラーVと戦う!!」
- オレアナ「おのれぇ、ガルーダ! それが産みの親への仕打ちか!?」
- 『F』の「大将軍ガルーダの悲劇」にて。自身の正体を知ったことから、自分の母親オレアナへの憎しみを抱き攻撃を仕掛ける。結果としてコンバトラーVが再合体するまでの時間を稼いだ。
- 『第4次S』の「大将軍ガルーダの悲劇」でもIMにて同様の台詞があるが、こちらではコン・バトラーVとの戦闘前なのでやりとりが少し異なる。
- ガルーダ「ビッグガルーダよ、俺もお前と同じロボットだったのだ‥‥俺とお前は兄弟のようなもの‥‥共にコン・バトラーVと最後の決着をつけようぞ。ミーア‥‥俺がもっと早く、自分がロボットだと知っていれば、少しはそなたの愛に報いたであろうに‥‥」
- 『第4次S』及び『F』同話におけるオレアナを倒した後のガルーダの台詞。自分と同じロボットであるビッグガルーダに親近感を抱く。旧シリーズでは原作と異なり、ビッグガルーダは『第3次』の頃から乗り続けている愛機だからこその台詞。
- 『DD』でも初陣からの愛機なので、2章Part5「オレアナ城大崩壊!」シナリオチャプターで似たような台詞がある。
- ガルーダ「み…見事だ葵豹馬…これでもう、思い残す事はない…ミーアよ…俺はいつまでもそなたと一緒だ…」
- 豹馬「ガルーダ…見事だったぜ…」
- 『F』同話におけるガルーダの最期の台詞。
- 「キャンベル星人との関係…?フフフ…」
「キャンベル星人でもないロボットの俺に、それを聞くのか?葵豹馬!」 - 『IMPACT』でガンドール隊に敗れ、豹馬からキャンベル星人とアインストとの関連性を問われた時の返答。己自身を侮蔑するガルーダの叫びに、豹馬も沈黙するのみだった。
- 「許してくれ、ミーア…この事実をもう少し早く知っていたなら、そなたの気持ちを受け入れてやることが出来たのに…でも、もう遅い…何もかもが全て遅すぎる…!!ミーアよ…この俺の全てを愛してくれたのはそなた一人であった。それなのに、この俺は愚かにも生粋のキャンベル星人だと思いこまされ、その空しいプライドを利用され…帝国監察軍の目的のために戦わされてきたのだ…!」
- 『α』第65話「ギア・オブ・ディスティニー」より。先にミーアが落とされた直後に自らの真実を知った際の台詞。しかし、直後に洗脳されてしまい、自意識のないロボットとして豹馬と対決する事になってしまう。
- 「我がライバル、葵豹馬よ……二度と私のような者が生み出されてはならぬのだ……だから、お前達の手で帝国監察軍を…ユーゼス=ゴッツォを倒せ」
「よいか、奴らの切り札、ズフィルードに気をつけよ…あれは…敵に合わせて姿や能力を何度も変える…」
「ミーア…もう決してお前を放さない…決して…」 - 『α』同話におけるガルーダの最期の台詞。洗脳されて豹馬と戦い、敗北した後に正気を取り戻した末、豹馬にユーゼスを倒すよう言い残して戦死してしまう。
搭乗機体編集
- グレイドン
- ガルーダが後方指揮に使用した空中戦艦。
- ビッグガルーダ
- オレアナがガルーダの製作前に開発していた巨大ロボット。オレアナ城の倉庫に眠っていたのをガルーダが見つけ、コン・バトラーVとの最終決戦に使用した。
SRWでの搭乗機体編集
余談編集
- 名前の由来と思われる「ガルーダ(Garuda)」はインド神話に登場する鷲の姿をしたヒンドゥー教の神の一柱。
- ひおあきら版の漫画では自身の正体を知った後の動向が大きく異なり、明確な野望を持ってオレアナに下克上、「ガルーダ帝国」を名乗って地球征服後はキャンベル星への反乱までも企む意思を見せていた。最終的には原作同様ビッグガルーダでコン・バトラーVに挑むも敗北、豹馬に対して一騎打ちを挑むが……。
- 内山まもる版の漫画ではミーアが登場せず心の拠り所がオレアナのみであり、さらには自分の正体を知った直後にオレアナを倒されてしまったため真実を問いただすことも叶わず、自分をキャンベル星人だと信じたまま最期を遂げた。また、内山版のビックガルーダは巨大ロボットではなく、ガルーダの魂の分身の巨人とされており遠くから操っている。
- 長谷川裕一の漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』では、彼のオリジナルとなったキャンベル星人ガルーダが登場する。治療を目的に自身をサイボーグ化した母オレアナに反発を繰り返して次元の狭間に封印されたという設定で、元の次元に脱出した後アンドロイドとして復活させたオレアナを監禁・拷問し、自身の宇宙制覇を見せつけようとする屈折した人物になっている。
- 『ビクトリーファイブ』の続編漫画『ゴッドバード』では、『コンバトラーV』の方のガルーダがシャーキン、ハイネル、リヒテルと共に復活した(化石人として蘇ったシャーキンらとは異なり、残骸から修復された)。後に機械の体に魂を移し、ライバルの豹馬と共闘することに。
- 担当声優の市川治氏が死去後の2012年に稼動した『CRぱちんこ超電磁ロボ コン・バトラーV』では、島田敏氏が代役を担当している。
脚注編集
- ↑ 上記のプロトタイプらしき個体についても実際に登場する「ギア・オブ・デスティニー」冒頭でガルーダのクローンが作られている事が判明するため、クローンであった可能性も否めない。