「破壊ロボ」の版間の差分
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:反面欠点も多く、鈍足なうえ飛行能力が無く、移動後使用不可の武装の射程が長くない。修理が有るとはいえターンを跨がずに集中攻撃されれば脆く、回避も皆無なので敵の致命的な攻撃を避ける事は出来ない。ただし、当初はウェストの一人乗りだが、アル復帰後はエルザがサブパイロットになり、'''「[[加速]]」「[[突撃]]」「[[鉄壁]]」「[[ひらめき]]」'''という破壊ロボと非常に相性のいい精神コマンドが使えるようになる。そのためパートナーがエルザになってからが本領発揮と言える。 | :反面欠点も多く、鈍足なうえ飛行能力が無く、移動後使用不可の武装の射程が長くない。修理が有るとはいえターンを跨がずに集中攻撃されれば脆く、回避も皆無なので敵の致命的な攻撃を避ける事は出来ない。ただし、当初はウェストの一人乗りだが、アル復帰後はエルザがサブパイロットになり、'''「[[加速]]」「[[突撃]]」「[[鉄壁]]」「[[ひらめき]]」'''という破壊ロボと非常に相性のいい精神コマンドが使えるようになる。そのためパートナーがエルザになってからが本領発揮と言える。 | ||
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**『スーパーウェスト無敵ロボ28號砂漠戦使用(サンドマン)~今日はあなたの残りの人生の最初の日~』 | **『スーパーウェスト無敵ロボ28號砂漠戦使用(サンドマン)~今日はあなたの残りの人生の最初の日~』 | ||
**『スーパーウェスト無敵ロボ28號エクストラメモリアル一般流通版』 | **『スーパーウェスト無敵ロボ28號エクストラメモリアル一般流通版』 | ||
+ | **『スーパーウェスト無敵ロボ[[ゲッター號|1號]]~[[ゲッターロボ號|愛よ鋼の巨人に変われ]]~』 | ||
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*続編『機神飛翔デモンベイン』では、2周目以降のおまけ要素として『~皇帝の紋章~』をプレイヤーが操作できる。性能も低く負けイベントだが、この負けイベントに勝ってしまうと、'''物語が破綻し特殊エンディングを迎える。''' | *続編『機神飛翔デモンベイン』では、2周目以降のおまけ要素として『~皇帝の紋章~』をプレイヤーが操作できる。性能も低く負けイベントだが、この負けイベントに勝ってしまうと、'''物語が破綻し特殊エンディングを迎える。''' | ||
2023年12月14日 (木) 22:30時点における最新版
破壊ロボは『機神咆吼デモンベイン』の登場メカ。
破壊ロボ | |
---|---|
外国語表記 | DESTROYER ROBOT[1] |
登場作品 | 機神咆吼デモンベイン |
デザイン |
Niθ(原作) 町田能彦(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
正式名称 | スーパーウェスト無敵ロボ28號[2] |
分類 | 破壊ロボ |
全高 | 81.7 m(42.778cubit) |
重量 | 13570 t(2714mct) |
開発者 | ドクター・ウェスト |
所属 | ブラックロッジ |
乗員人数 | 最低1名 |
主なパイロット |
ドクター・ウェスト エルザ |
概要編集
ドクター・ウェストが独自に開発した巨大ロボット。
アーカムシティではこのロボットによる破壊活動が頻繁に行われており、ブラックロッジの悪名を轟かせている。
ドラム缶に4本の腕と4本の脚を生やしたような不格好な外見[3]とは裏腹にパワーは高く、360度全周囲に火器が配置されており、治安警察でも歯が立たない。
しかし、本物の鬼械神との性能差は歴然であり、紛い物であるとはいえデモンベインの敵ではなくあっという間にやられてしまった。原作のウェストの研究所には何体も破壊ロボがあると見受けられる背景絵がある上、ボコボコに破壊されようと極めて短期間で修理可能なようで何度も何度も戦いを挑んでくる。その後もウェストの手で改良が進められ様々なバリエーション機が登場し、その度に「28號」以下の部分が変わる。
外伝小説によると、破壊ロボは元々ウェストがギターを披露する為の移動ステージであり各種武装は自衛用の兵装だったのだが、改良していく内に目的と手段が逆転しこのような姿になってしまった……らしい。そのためか機体上部にコンサートステージらしきものが付いている。また、よく顔面の上に生身のドクター・ウェストが登場し、ギターをかき鳴らしている。なお、この顔面部はコクピットと脱出装置を兼ねており、アニメ版では爆発寸前に顔面だけ飛び立つ、小説版では魔術的な転移で研究室にコクピットを移送するといった機能を持つ。これがまたレムリア・インパクトを受けようとも脱出可能な程の高性能であり、アンチクロスの面々が同じ状況で機体もろとも昇華されているのを考えると凄まじい代物である。
ドクター・ウェストが覇道財閥に身を寄せてからは、原作ゲーム版ではブラックロッジから回収できなかったのか使用していないが、アニメ版では普通に使用している。
登場作品と操縦者編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。第1部では敵だが、アニメ版設定で参戦しているため第2部で味方になる。
- 名前こそ「破壊ロボ」だが修理装置持ち(原作再現ではある)。戦艦を除く修理ユニットの中では耐久力がぶっちぎりで高く、自己修理もできるため非常にしぶとい。
- 反面欠点も多く、鈍足なうえ飛行能力が無く、移動後使用不可の武装の射程が長くない。修理が有るとはいえターンを跨がずに集中攻撃されれば脆く、回避も皆無なので敵の致命的な攻撃を避ける事は出来ない。ただし、当初はウェストの一人乗りだが、アル復帰後はエルザがサブパイロットになり、「加速」「突撃」「鉄壁」「ひらめき」という破壊ロボと非常に相性のいい精神コマンドが使えるようになる。そのためパートナーがエルザになってからが本領発揮と言える。
- PUの候補としては空適応をカバーでき、射程もぴったり噛み合っているマークドライ (リンドブルム装備)がお勧め。同作同士、デモンベインや隠しユニットのリベル・レギスともパートナーを組ませたいが、どちらも空適応は持たない上、破壊ロボのENボーナスを受けられない。
- なお、プリテンダー同様ステータス画面では正式名称が表記される[2]。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年10月のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」期間限定参戦。PS2版設定。イベントシナリオ中のテキストのみの登場。
- なお、同イベントの時間軸では原作だと量産型破壊ロボをカスタムした機体であるゾンバイオに搭乗しているが、そちらは登場しない[4]。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
余談にもあるように、登場の度にバージョンアップされているため、武装や能力の追加が激しく、これらも機体によってあったりなかったりする。
- 機関砲
- 胴体中央や上部に搭載。『UX』では通常武装としては中央のものが使われ、上部のものはジェノサイド・クロスファイヤーで使用。
- 機体ボーナスに海適応強化があるお陰で、この手の実弾武装としては異例の海A(後にS)となっている。
- ミサイル
- 胴体上部に内蔵しているミサイル。
- ドリル・トルネード・クラッシャー
- 腕のドリルを高速回転させて竜巻を起こす攻撃。
- 『UX』では「トルネードクラッシャー」表記。有線で操作するドリルを2基発射させて敵の背面に回りこませ、残りのドリル2基で前後から敵を挟撃する。回避されるとガシャガシャと歩いて後退するモーションが入る。
- EN消費の割りに威力が高く装甲値低下の特殊効果があるが、空中の敵に対して攻撃できない。
- 破壊ビーム
- コックピット・脱出装置兼用の頭部顔面、目から照射するビーム。地面に照射すると火柱が立つ。原作ではジェノサイド・クロスファイアと同時に使用している場面がある。
- 『UX』では未採用。
必殺技編集
- ジェノサイド・クロスファイア
- いわゆる全弾発射。胴体に内蔵している多種多様な火器を全方位へ乱射する。
- 『UX』では「ジェノサイドクロスファイヤー」表記。胴体上部に内蔵された機関砲を連射した後にミサイルをぶち込む攻撃になっている。
- また、この技の使用時にウェストのカットインが入るが、アル復帰後は途中でエルザが割り込むというデモンペインのアトランティス・ストライクと同じ演出になる。
特殊能力編集
- 銃装備
- 機関砲で撃ち落としを発動させる……が、攻撃に使っている時と明らかに弾のサイズが違う。
- 修理装置
- 自軍加入後に搭載。破壊ロボを使って他機体を修理したシーンは続編『機神飛翔デモンベイン』に存在するため、それが元だろうか。
- HP回復と同じ効果も持つ。
移動タイプ編集
サイズ編集
- L
機体ボーナス編集
- UX
-
- 初期段階:装甲値+100 資金+10% 地形適応:水A
- 第二段階:装甲値+125 資金+15% 地形対応:水S EN+50
- 第三段階:装甲値+150 資金+20% 地形適応:水S EN+75
- 最終段階:装甲値+200 資金+20% 地形適応:水S EN+100
- 資金+が20%止まり。ENにもボーナスが入るが本機は弾数メインのユニットな為、PU向きのボーナス。水適応に関しては自軍入りしての初陣ステージに海があり、敵も飛行能力を持たないことから、早くも水適応が活かせる。
機体BGM編集
- 「機神咆吼―交錯する刃金と刃金」
関連機体編集
- スーパーウェスト自走ステージ『さあさ、みなさんお立ち台』
- 破壊ロボの原型であるパフォーマンス用多足式自走ステージ。
- 直径5mほどの巨大な丸テーブル状の本体から、4本の車輪付き脚部が生えている。
- スーパーウェスト武装ステージ『難攻不落のロックンローラー』
- 武装を施した新型の自走ステージ。
- 直径・高さは約10mに大型化し、上部に大口径機関砲が4基据え付けられている。
- デモンペイン
- 正式名称「スーパーウェスト無敵ロボ28號DX」。デモンベインをコピーした、破壊ロボのバリエーションの中でも特に奇特な作品。
- 蒼穹のスーパーウェスト無敵ロボ28號DESTINY~その力見せ付けろガグ!~
- 続編である『機神飛翔デモンベイン』に登場するバリエーション機。何の因果か『UX』では名前の元ネタである作品と『機神咆吼デモンベイン』が共演することになった。「ガグ」とはクトゥルフ神話作品に出てくる「夢の国」の地底世界に生息するクリーチャーのこと。
- また、「その力見せ付けろガグ!」という言い回しは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の次回予告ナレーションにおいて、それを担当する三石琴乃女史が、次回サブタイトルの後に「その●●、●●せよ【機体名】!」と付け足してシメる形式のパロディ。
- スーパーウェスト無敵ロボ28號過渡期リファイン(Ver.Ka)
- 同様に『機神飛翔』に登場するバージョン。破壊ロボのドラム缶状の胴体、デモンペインの四肢、量産型破壊ロボの背部飛行ブースターと、これまでの破壊ロボのデザインを詰め込んだ集大成的な機体。
- (Ver.Ka)の表記でお気付きの諸兄も多いだろうが、この名前はカトキハジメ氏に引っ掛けたネタ。作中でウェスト自身が語っているが、過渡期(カトキ)なだけに見事な「カトキ立ち」をしている。
- 量産型破壊ロボ
- 本機で培ってきた技術が使われている。
- ゾンバイオ
- 量産型破壊ロボのカスタム機。原作のウェストは終盤こちらに乗り換える。SRW未登場。
余談編集
- 初期のラフスケッチでは機体上部のコンサートステージらしき物は無かったが、デザイナーがドクター・ウェストのギターを見て追加したため現在のデザインになった。
- ただしシナリオライターにその旨を伝えていなかったため、本編中はコンサートステージが活かされる事は無い。
- 劇中での強烈な印象からか、後のニトロプラス作品の一部にもファンサービス程度ではあるが登場している。例を挙げれば『装甲悪鬼村正』ではヒロインの一人「三世村正」が変身に失敗して胴体だけ破壊ロボの姿になった。主人公は「……個性的だな?」と困っていた(村正と共に敵陣に侵入しなきゃならないのに変身前の姿だと敵方に怪しまれるという状態だったのもあるが)。
- 原作、およびSRW以外の関連作品におけるバリエーション機として、以下のものがある。
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號改ドリル・エディション~男の夢よ永久に~』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ・バージョン情報28.72、前バージョンからの変更点:とにかく強くなった』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號DX』
- 『スーパーウェスト中略28號GR2』
- 『スーパーウェスト無敵ロボGR1~すべてはビッグ・アフロの為に~』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號+スピードコントローラーと連射機能付き』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號ターボR・FM音源内蔵』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號FXドリル・エディション3倍リターン』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號スペシャル~皇帝の紋章~』
- 『蒼穹のスーパーウェスト無敵ロボ28號DESTINY~その力見せつけろガグ!~』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號過渡期リファイン(Ver.Ka)』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號砂漠戦使用(サンドマン)~今日はあなたの残りの人生の最初の日~』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ28號エクストラメモリアル一般流通版』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ1號~愛よ鋼の巨人に変われ~』
- 『スーパーウェスト無敵ロボ二四+二五+二六+二七+二八號――さよなら、全ての破壊ロボはソルジャーの鎮魂歌』
- 続編『機神飛翔デモンベイン』では、2周目以降のおまけ要素として『~皇帝の紋章~』をプレイヤーが操作できる。性能も低く負けイベントだが、この負けイベントに勝ってしまうと、物語が破綻し特殊エンディングを迎える。
脚注編集
- ↑ 『機神咆吼デモンベイン Pictures Stories -公式魔導書-』P90より。
- ↑ 2.0 2.1 『UX』に出てくる個体は「スーパーウェスト無敵ロボ28號スペシャル」だが、「~皇帝の紋章~」ではない。完全に同名の漫画版とも仕様が異なる。外見は頭頂部と腕にドリルを搭載した「スーパーウェスト無敵ロボ28號改ドリル・エディション~男の夢よ永久に~」がベースになっている。また、ボーナスに「海A」があるので「スーパーウェスト(中略)28號GR2」仕様らしい。単に複数の破壊ロボを複合した形のスペシャルバリエーションだと思われる。
- ↑ 胴体の巨大さと比較して足が異常に小さく、物理的に考えると到底歩行不可能なフォルムなのだが平然と歩行している。
- ↑ この点ではアニメ版設定の方が近い。とはいえ破壊ロボは全て開発者であるウェスト自身の機体なのでいくらでも新造は可能な筈である。